帝丹小学校教師冴島大河

・・・それでそんな空気になっていた小五郎達だが、それでもやることはやらねばと小五郎は気を取り直して英理に連絡を取って事の経緯を話すと、苦い声になっていったが『江戸川コナン』についてを調べることとそうだった場合の工藤家に対して、どうするかというように考えるようにすると返したとの事だった。

その事に英理としてもそう会った回数は多くなくともコナンという存在が新一の可能性があると頭から否定出来ない事を聞いた上で、それが工藤家ぐるみの物だったらと考えたが故の物だった。そしてだからこそという形で英理も動くと決めたのだが、やはり小五郎も蘭もただ複雑さを隠せないように顔を歪めるしか出来なかった。今の状態ではどうなることが自分達にとって少しでもマシな事なのかが、一切分からないといった状態な事に・・・


















・・・そうして時間が少し経つことになるのだが、そこで小五郎達もそうだが冴島も予想だにしていなかった奇妙な事態が起こった。それは帝丹高校での文化祭で事件が起きた際にいきなり新一が現れたというのだ・・・それも近くには『江戸川コナン』の姿があるという中でだ。

そういったことが小五郎から電話で知らされた事に冴島も驚きを隠せなかったが、そこに更に輪をかけるような情報として・・・英理の調べではやはりというか、『江戸川コナン』を始めとした江戸川家の戸籍は見付からなかったとのことだった。江戸川という名字の人物自体は少なくはあっても存在はしたが、『江戸川コナン』に『江戸川文代』という二人の親子の名前が並んだ戸籍については発見出来なかったというようにだ。

その事に冴島も驚愕した・・・新一がいる中で何故コナンという存在が共にいるのかと。だがその電話の中で小五郎が実はその正体というかそれがどういうことなのかについて推測が出来ているから、それを確かめる為に動くと真剣に切り出したことから小五郎に任せることにするのだが・・・



















「・・・それで俺は蘭を新一がレストランにデートに誘って帰る時まで、夜になったら適当な言い訳を作って家にいないって状況を作ったんだ。俺が家にいないって状況ならコナンらしい存在が油断して何かしてくれるんじゃないかってのと、寝てる時に色々と調べる為にな・・・そして蘭と新一のデートの時にコナンらしい存在が何か荷物の入った袋を持ってウチを出たのを確認したから、その後をつけていったら二人のデートの場所で苦しそうにしている新一を見付けてトイレに一緒に入った後・・・出て来たのは袋を持った灰原とコナンだけで少ししても誰も出て来なかったのを確認したから、意を決してトイレの中に入ったら誰もいなかったから確信したんだよ。新一が文化祭で現れてからまたいなくなるまでにウチにいたコナンは灰原の変装した姿で、やっぱりコナンは新一が何かが原因で小さくなった存在だったんだってな」
「「「っ・・・!」」」
・・・そして時間は戻り、探偵事務所の中。流石に話をするのに体勢があまりにも辛いだろうからと優作と有希子の拘束を解いて改めて三人を並ばせて座らせる形を取り、毛利家三人は対面上に座り冴島は横に立つ形で第三者という立ち位置になった。
そんな中で小五郎が蘭と新一のデートの時どころかその前から行動をしていた上で確信を得たという言葉に、新一達三人は身を震わせて戦慄するしかなかった。知らぬ間に小五郎達が新一の事を怪しんで行動をしていたと聞いた上で、それらを語る小五郎もだが蘭と英理の表情があまりにも冷たく無表情だったのを見てきたのもありだ。









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