帝丹小学校教師冴島大河

それで新一はすぐに家を使うと誰かに見られた場合が面倒になるからと誤魔化しの為に泊まることにしたホテルにいる優作達の元にひっそりと向かうのだが、そこで改めて顔を合わせた優作と有希子にもうこの生活を止めるようにしないかと持ちかけられた。特に有希子は新一の着ていた上の服を上げて、出した腹を触るようにしながら泣きそうな顔を浮かべながらだ。

その様子に流石にいくら二人でも銃で撃たれた事に関しては心配をかけたのだと感じはしたのだが、それでも結局というか新一が今更奴らを自分の手で捕まえるのを止めるなんて嫌だと言い切った事に、二人は仕方無いというように頷いてならと段取りについて話そうと切り出した。冴島と会うにあたりどういうように話をするのかについてを。

そうして三人で話をしていってこれでいいというようになった所で新一は小五郎に電話し、この時間なら来れるように出来るようになったというように言うとそれならその時間に探偵事務所に来るようにしてくれと返ってきた事に、新一はどういうことかと問い返した。こういう時は学校で話を聞くのではないかと。

だが小五郎から冴島が元々から毛利の元で毛利も交えて面談をしたいと言ってきた事からで、それに俺も同意したからだと返してきたことに新一もだが優作達も納得した。これまで身柄を引き受けていた小五郎とも話をするというのは確かに妥当だというよう。

それで三人共に納得した所で電話を終え、優作達はその時まで準備しておくから新一はそれまで普通に生活するようにということになり、少しの時間を経て小五郎の事務所に集まる時になった・・・


















「「「「・・・」」」」
‘ガチャッ’
「・・・お待たせしました」
・・・学校が終わり夕方から夜になったくらいの時間の探偵事務所にて。以前に小五郎の元に文代として会った時の変装をしている有希子と、同じように恰幅がよい中年の眼鏡をかけた男性というように変装をした優作と、新一と小五郎の四人が挨拶もそこそこに来る予定の時間が近い冴島が来るのを待機していた。
そんな中で冴島が探偵事務所に入ってきて丁寧な口調と共に軽く頭を下げたことに、四人もそっと無言で頭を下げる。
「本来ならもう少し時間を使って話をしたいところですが、そちらはお忙しくて時間を取れないとの事ですから早速話を始めたいと思います」
そして早速と冴島は本題に入ろうと切り出す。江戸川家には時間がないのだろうからもう早くするようにしようと。






・・・それで事務所のソファーに冴島と小五郎が並び、対面上に三人が座ることになった。
「・・・改めて忙しいと言われる中で時間を取っていただいた事にはお礼は言わせてはいただきますが、だからこそ早速本題に入らせてもらいます・・・時間にして三週間か四週間前にお子さんが撃たれたという件に関して、お二人はどのように思われましたか?」
「「・・・」」
そしてまた頭を下げた後で真剣に夫婦二人へと早速撃たれた件についてを問い掛ける冴島に、二人は難しいといったように表情を歪める。









.
6/30ページ
スキ