帝丹小学校教師冴島大河

「・・・俺も先輩に言われて気付いたのはどうかと思うみたいに言われたって仕方ねぇのは承知してるが、それでも先輩から言われたことから言えることとして普通銃で撃たれたなんて言われたら、心配するのは当然だろう。ましてやお前みたいなガキがそんな風になったら尚更だ」
「っ!そ、それはでも僕は無事だったんだから・・・」
「じゃあお前、あの時お前が撃たれたんじゃなく他の三人が撃たれてたらって考えてみろ・・・そうだったらお前、結果的に死ななかったとしても無事だったから問題ないだろうと三人の親に笑顔で報告出来るか?腹を貫通する銃弾を受けて意識を失いかける程の血を流したのに、事件解決出来たんだからその程度なんだって風にだ」
「っ・・・!」
そして改めて銃弾を受けた事がどれだけ大事かと言っていく小五郎に何とか新一は反論しようとするが、だったらと他の子ども達についてを引き合いに出された上で大丈夫と言えるかと返され、すぐさま苦しそうに言葉を詰まらせてしまうしかなかった。
「・・・お前が銃弾を受けたことに関しちゃ、その時に銃を撃った奴の照準に合ったのがお前だったってだけだったんだろ。そして仮に歩美や光彦もだが元太が撃たれてたら耐えれたかどうかもそうだが、話に聞いたように洞窟の中を進むだなんて事すらままならなかっただろうな。元太の体のでかさを考えたらお前と光彦の二人がかりでも脇を抱えて歩く事すら出来たとはとても思えないからな」
「っ・・・!!」
更に小五郎が新一ではなく歩美に光彦もだが元太が撃たれてたらと仮定して話をしていくと、新一は更に息を詰まらせ言葉を出すことが出来なかった・・・たまたま自分が撃たれたから何とかうまくいったというか耐えられただけであって、特に元太が撃たれたという結果だったら逃げることすらままならなかったことは確実だと感じた為に。
「・・・お前は自分の事だし無事だったんだからそれでいいだろうで済ませてぇのかもしれねぇ。だが今言ったように他の三人が撃たれたらってのもそうだが、お前ももうちょっと銃弾の位置がズレてたら耐える耐えないじゃなく即死すらしててもおかしくなかったって、大人より遥かに小さなその体なら有り得たことに関しても先輩が言った時に俺も改めてどれだけお前が危なかったのかと認識したんだ。だから俺は先輩の言ったようにすると決めたんだ・・・文代さん達を呼び出してもらうようにする手伝いをして、この前の事についての話をする段取りを組もうってな」
「そ、それは・・・」
「その様子からしてそれでもやっぱり自分には必要ないって改めて言いたいのかもしれねーが、お前が体調がちゃんと戻ったって答えたならすぐに俺は先輩に連絡をする段取りになってる上で、そこから二週間以内にどんな短い時間でもいいから電話じゃなく直接会える段取りを組もうとしないなら、もう先輩は何処にいるかとか仕事が忙しいとか関係なく自分から会いに行くっつってたよ。そんな仕事で僅かすら時間が取れないんならどの場所におってもえぇから俺が会いに行って、休憩時間を無理矢理にでも作らせるともな」
「なっ・・・!?」
小五郎はそこからそもそも撃たれた箇所が良かったから新一も無事だっただけだとも言った上で冴島に賛同したと言い、新一は何とか言い返そうとしたが続いた否定は許さないといった対応についてに絶句と共に、顔色を青くするしかなかった・・・何とか何もせずに逃げようとすることも許さない形で『江戸川コナン』の親の所まで行くという、存在しない存在の元へ突撃すると冴島が強く決意していると言葉だけでも感じさせられた事に。









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