過去と分岐した道への想い 後編
「・・・なら僕から言い出したことだというのは分かっていますけど、シャアさんについての話はここで終わらせましょう。もうあの人についてはこれ以上掘り下げない方が良さそうですからね」
「あぁ、そうしよう」
そんな様子にシンジは少し申し訳無さげにもうシャアについての話は止めようと言い、ハマーンもその言葉に頷き返す。もういいだろうと力強く。
「カミーユもそれでいいか?」
「あぁ・・・まぁ大尉についてはまだ気持ちとしては複雑ではあるが、それでも話を聞けて良かったと思う部分もあるんだ。あの人についてを見直すような事にならずに済んだこともそうだけど、こうして四人で話せたことで僕だけがこういうように考えていた訳じゃないんだって風に思えたことが」
「カミーユ・・・」
そしてルルーシュが最後にカミーユにどうかと尋ねると頷いた上で次第に微笑を浮かべていくその様子に、三人は意外そうな表情を浮かべる。
「・・・あの人が一人になったことについては僕やハマーンさんがあの人のやったことや、その考えやら気持ちやらに寄り添いたくないと思ったからではあるけど、あの人を否定したからって僕の方が絶対に正しいだなんてわけじゃないとも思っていたんだ。あくまで僕は僕の価値観から出て来た気持ちや考えからあの人を否定しただけだからな・・・でも今の話をして僕だけがそうだった訳じゃないって思えたことに、安心出来た僕がいたんだ。僕のように考えたのは僕やハマーンさんだけじゃないんだって」
「・・・確かに誰かが肯定してくれるというのは救いになるというのは分かる気はするな。事実として私も二人が同じような反応だったことにどこかしらでホッと出来たのはあったよ」
「えぇ。だからこそというか改めてルルーシュやシンジがいてくれた事に僕は感謝したいんだ。勿論ハマーンさんにもだけれどね」
カミーユはそこから自分の考え方がハマーンと二人だけの物かと考えたことがあるといったように漏らし、ハマーンも同意する中でルルーシュやシンジにもだがハマーンにも感謝だと微笑を浮かべる。
「それはこちらこそだよ。カミーユがいてくれたから俺としてもこういったように落ち着けるようになったんだからな」
「僕も同じですよ。こうして自分の気持ちを素直に口に出来ることがどれだけ気持ちが楽になることか・・・」
「そしてそれは私も同様だ・・・私達四人が四人、この出会いに感謝しているんだ。だからそういうことは無粋であるし、言いっこなしだよ。カミーユ」
「・・・ありがとうございます、三人共」
だが揃って三人共に笑顔を浮かべて同じ気持ちだと語っていくその様子に、カミーユはまた改まって笑顔を浮かべて頭を下げた。本当に心の底からこの出会いに感謝をしていると・・・
・・・そうして四人は以降も仲良く交流をしていった。皮肉な事にシャアという存在が四人の気持ちもそうだが認識を深めることになり、もう変わることのない絆が芽生える形で・・・
END
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「あぁ、そうしよう」
そんな様子にシンジは少し申し訳無さげにもうシャアについての話は止めようと言い、ハマーンもその言葉に頷き返す。もういいだろうと力強く。
「カミーユもそれでいいか?」
「あぁ・・・まぁ大尉についてはまだ気持ちとしては複雑ではあるが、それでも話を聞けて良かったと思う部分もあるんだ。あの人についてを見直すような事にならずに済んだこともそうだけど、こうして四人で話せたことで僕だけがこういうように考えていた訳じゃないんだって風に思えたことが」
「カミーユ・・・」
そしてルルーシュが最後にカミーユにどうかと尋ねると頷いた上で次第に微笑を浮かべていくその様子に、三人は意外そうな表情を浮かべる。
「・・・あの人が一人になったことについては僕やハマーンさんがあの人のやったことや、その考えやら気持ちやらに寄り添いたくないと思ったからではあるけど、あの人を否定したからって僕の方が絶対に正しいだなんてわけじゃないとも思っていたんだ。あくまで僕は僕の価値観から出て来た気持ちや考えからあの人を否定しただけだからな・・・でも今の話をして僕だけがそうだった訳じゃないって思えたことに、安心出来た僕がいたんだ。僕のように考えたのは僕やハマーンさんだけじゃないんだって」
「・・・確かに誰かが肯定してくれるというのは救いになるというのは分かる気はするな。事実として私も二人が同じような反応だったことにどこかしらでホッと出来たのはあったよ」
「えぇ。だからこそというか改めてルルーシュやシンジがいてくれた事に僕は感謝したいんだ。勿論ハマーンさんにもだけれどね」
カミーユはそこから自分の考え方がハマーンと二人だけの物かと考えたことがあるといったように漏らし、ハマーンも同意する中でルルーシュやシンジにもだがハマーンにも感謝だと微笑を浮かべる。
「それはこちらこそだよ。カミーユがいてくれたから俺としてもこういったように落ち着けるようになったんだからな」
「僕も同じですよ。こうして自分の気持ちを素直に口に出来ることがどれだけ気持ちが楽になることか・・・」
「そしてそれは私も同様だ・・・私達四人が四人、この出会いに感謝しているんだ。だからそういうことは無粋であるし、言いっこなしだよ。カミーユ」
「・・・ありがとうございます、三人共」
だが揃って三人共に笑顔を浮かべて同じ気持ちだと語っていくその様子に、カミーユはまた改まって笑顔を浮かべて頭を下げた。本当に心の底からこの出会いに感謝をしていると・・・
・・・そうして四人は以降も仲良く交流をしていった。皮肉な事にシャアという存在が四人の気持ちもそうだが認識を深めることになり、もう変わることのない絆が芽生える形で・・・
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