過去と分岐した道への想い 後編
「なら分かるならでいいのでお聞きしたいんですが、シャアさんの両親というのはどういう存在だったのかは分からないんですか?ジオン=ズム=ダイクンについてはハマーンさんの所属していたジオン公国の王だった人みたいには聞いたんですけれど、シャアさんの様子から両親についてはザビ家に復讐しようと思えるくらいの気持ちがあるのは確かだとは思えはしても、その人格とかについては聞いてないんですが・・・」
「・・・シャアの両親について、か・・・」
「確かにそう聞くと大尉の両親について考えたことはないけど、僕は特にそういったプライベートな部分の事に関しては聞いたことがないな・・・どうですか、ハマーンさんは?」
「・・・正直に言うなら私もカミーユと似たような物だ。ジオン=ズム=ダイクンについて公的な話は聞いたことはあっても、そのプライベートな部分に関してはほとんど聞いたことはない。これに関しては私が物心付く頃にはシャアの両親が亡くなっていたから仕方無いとしか言いようがないな」
「そうなんですね・・・」
それでシンジから出て来たのはシャアの両親について知らないかということなのだが、カミーユもだがハマーンも何とも言い難いというように知らないと言うしか出来なかった。二人共ザビ家のジオンについては少なからず知ってはいても、ジオン=ズム=ダイクンが生きていた頃のプライベートについてなど生まれてもいなかったことから。
「・・・推測だけでいいならやれないこともないが、ジオン=ズム=ダイクンという人物に関しては父親としての時間を取れていたかどうかというと、それは少なかっただろうとは思う。これに関しては俺の経験として王という人物がそうそうプライベートな時間を取る事が出来ないのは分かるからこそだが、シャルルと違い国の為にもと動いていただろうジオン=ズム=ダイクンがプライベートの時間を多くキープしていたとも思えないからな」
「・・・確かに国の上層部にいる者がそのように時間を取れるなんてことは無いのは私も知ってはいるが、母親に関してはどうだというのだ?」
「母親に関しては政治の場に立っていないなら兄妹の時間を取れていただろうことは想像出来ますが、だからこそというかある意味では父であるジオンが死んだ事より母親が亡くなった事が、シャアという名前を名乗る最大のきっかけになったのではと思います。カミーユから聞いた話ではジオンがザビ家の手により殺された後に母親も殺される事になったということですから、百歩譲って父親が死んでも母親が何とか兄妹二人をなだめて納める事は出来ていたかもしれませんが、そんな母親が父親に続く形で殺されたなら・・・」
「・・・シャアがザビ家に対していい思いを抱くはずが無いのは当然、ということになるか。父も母も殺されたと考えると幼いながらに復讐心を抱き、そして行動に移したと・・・」
ただそこでルルーシュが推測だということを前置きをしつつシャアの両親についてを話していき、その中身を受けてハマーンも次第に苦そうな様子になりながらも納得していった。シャアがザビ家を憎むには当然だと感じた上でそんなザビ家のジオンを復興もだが、自分がミネバを傀儡のようにしたことが気に障ったのも今なら分かるというよう。
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「・・・シャアの両親について、か・・・」
「確かにそう聞くと大尉の両親について考えたことはないけど、僕は特にそういったプライベートな部分の事に関しては聞いたことがないな・・・どうですか、ハマーンさんは?」
「・・・正直に言うなら私もカミーユと似たような物だ。ジオン=ズム=ダイクンについて公的な話は聞いたことはあっても、そのプライベートな部分に関してはほとんど聞いたことはない。これに関しては私が物心付く頃にはシャアの両親が亡くなっていたから仕方無いとしか言いようがないな」
「そうなんですね・・・」
それでシンジから出て来たのはシャアの両親について知らないかということなのだが、カミーユもだがハマーンも何とも言い難いというように知らないと言うしか出来なかった。二人共ザビ家のジオンについては少なからず知ってはいても、ジオン=ズム=ダイクンが生きていた頃のプライベートについてなど生まれてもいなかったことから。
「・・・推測だけでいいならやれないこともないが、ジオン=ズム=ダイクンという人物に関しては父親としての時間を取れていたかどうかというと、それは少なかっただろうとは思う。これに関しては俺の経験として王という人物がそうそうプライベートな時間を取る事が出来ないのは分かるからこそだが、シャルルと違い国の為にもと動いていただろうジオン=ズム=ダイクンがプライベートの時間を多くキープしていたとも思えないからな」
「・・・確かに国の上層部にいる者がそのように時間を取れるなんてことは無いのは私も知ってはいるが、母親に関してはどうだというのだ?」
「母親に関しては政治の場に立っていないなら兄妹の時間を取れていただろうことは想像出来ますが、だからこそというかある意味では父であるジオンが死んだ事より母親が亡くなった事が、シャアという名前を名乗る最大のきっかけになったのではと思います。カミーユから聞いた話ではジオンがザビ家の手により殺された後に母親も殺される事になったということですから、百歩譲って父親が死んでも母親が何とか兄妹二人をなだめて納める事は出来ていたかもしれませんが、そんな母親が父親に続く形で殺されたなら・・・」
「・・・シャアがザビ家に対していい思いを抱くはずが無いのは当然、ということになるか。父も母も殺されたと考えると幼いながらに復讐心を抱き、そして行動に移したと・・・」
ただそこでルルーシュが推測だということを前置きをしつつシャアの両親についてを話していき、その中身を受けてハマーンも次第に苦そうな様子になりながらも納得していった。シャアがザビ家を憎むには当然だと感じた上でそんなザビ家のジオンを復興もだが、自分がミネバを傀儡のようにしたことが気に障ったのも今なら分かるというよう。
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