端から見て分かるものがあるが、更に端から見てでなければ気付けない物がある
「・・・まず一つ、私もだが降谷さんも気になっただろう事についてだが、新一が小さくなってからお前に組織を追うことについてを注意喚起するために有希子や博士と一緒に、芝居をしたという事についてだが・・・まず前提として新一が殴られたのは二年に学年が上がってから少ししてのことだと言うのは確かだな?」
「・・・それは間違っちゃいないけど、それがどうしたって言うんだよ?」
「ハッキリ言ってしまえば時期がおかしいんだ。新一は体を小さくされてから半年くらいの時間を過ごしながら組織を追い、そして組織を壊滅させて元の体に戻れたとの事だが・・・今言ったように二年に上がって少ししてという事はどう少なく見てもその蘭ちゃんとのデートの時には四月半ばといったくらいの時間になっていて、そこから小さくなった新一は毛利さんの元に転がり込んでしばらくの時間を過ごしていた時に、私達がそんな芝居を仕掛けてきたとの事だが・・・」
「そこで新一が脱出の際に一か八か雪が積もってるなら雪をクッションに飛び降りる事も考えたと言った時、時間の流れから考えても精々が五月に入る前かどうかでないと半年という期間に間に合わない筈なのに、それだけの雪がその時期に降るなんてまず有り得ないということを私もだが降谷さんも感じたんだよ。流石に五月にそこまでの雪が降る事はないとな」
「っ!?」
・・・だが優作が続けて話をしていった中で新一の夢の中での自分達とのやり取りの際のおかしな点についてに、新一もハッとしながらも表情を青ざめさせていた。気付きたくない事に気付いてしまったというように。
「・・・今言われて初めて気付いたようだな。五月くらいの時期にそんな風に雪が降り積もるなんてまず有り得ないということについてを・・・ただ更に残酷な事を言うようだがお前の話にはそういったように順序よく話をしているつもりなんだろうが、明らかに季節の巡り方がおかしいといったような具合のエピソードが何個もあったんだ。それこそいきなり夏になったかと思いきや冬の話題になって、そこからまた春に夏といった季節感の話になるといったような感じを繰り返していて、とても半年内で収まるようなスケール感じゃないとしか私達は思えなかったんだよ。新一の言う半年の中での出来事については」
「っ・・・!」
優作はそのリアクションに触れつつも更にいかに新一の話がいかに季節がバラバラに感じたかというように話をしていき、そう言われた当人である新一は否定出来ずにたまらず下を見るしかなかった。言われてみればというよう、考えてみれば季節感があまりにもグチャグチャ過ぎると。
・・・新一の話を聞いてから二人が感じた事は話の中で言ったように、半年という時間の中で季節が何度も一巡りしているようなおかしさを感じたからである。それこそ半年なのに春夏秋冬の季節を全て詰め込んだかのようなエピソードが目白押しだったからだ。
それこそ話の中で出したように五月が精々といった時に真冬以外に有り得ない雪が積もるというようなエピソードもそうだが、そこから夏といった時期になってプールやら海に行ったというような話から、雪が降り積もるペンションでの事件やら冬場に蘭にセーターを編んでもらってプレゼントされた話だったりが、交互に出て来るといったような事ばかりだったのである。しかもそれをちゃんと時系列に起きた事だというのを疑っていないといったように話すという状態までオマケにつく形でだ。
そして念の為というか優作にも降谷にもそんな一年どころか半年という期間で、季節が目まぐるしくグルグル変わるといったような認識はないのだがというよう新一に突き付けた事で、ようやく新一も自分の言っていた事がどれだけおかしなことを言っているのかと気付いたのであるが・・・まだ言っていないことは二人にはあるのである。最も根幹的でいて単純な事が。
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「・・・それは間違っちゃいないけど、それがどうしたって言うんだよ?」
「ハッキリ言ってしまえば時期がおかしいんだ。新一は体を小さくされてから半年くらいの時間を過ごしながら組織を追い、そして組織を壊滅させて元の体に戻れたとの事だが・・・今言ったように二年に上がって少ししてという事はどう少なく見てもその蘭ちゃんとのデートの時には四月半ばといったくらいの時間になっていて、そこから小さくなった新一は毛利さんの元に転がり込んでしばらくの時間を過ごしていた時に、私達がそんな芝居を仕掛けてきたとの事だが・・・」
「そこで新一が脱出の際に一か八か雪が積もってるなら雪をクッションに飛び降りる事も考えたと言った時、時間の流れから考えても精々が五月に入る前かどうかでないと半年という期間に間に合わない筈なのに、それだけの雪がその時期に降るなんてまず有り得ないということを私もだが降谷さんも感じたんだよ。流石に五月にそこまでの雪が降る事はないとな」
「っ!?」
・・・だが優作が続けて話をしていった中で新一の夢の中での自分達とのやり取りの際のおかしな点についてに、新一もハッとしながらも表情を青ざめさせていた。気付きたくない事に気付いてしまったというように。
「・・・今言われて初めて気付いたようだな。五月くらいの時期にそんな風に雪が降り積もるなんてまず有り得ないということについてを・・・ただ更に残酷な事を言うようだがお前の話にはそういったように順序よく話をしているつもりなんだろうが、明らかに季節の巡り方がおかしいといったような具合のエピソードが何個もあったんだ。それこそいきなり夏になったかと思いきや冬の話題になって、そこからまた春に夏といった季節感の話になるといったような感じを繰り返していて、とても半年内で収まるようなスケール感じゃないとしか私達は思えなかったんだよ。新一の言う半年の中での出来事については」
「っ・・・!」
優作はそのリアクションに触れつつも更にいかに新一の話がいかに季節がバラバラに感じたかというように話をしていき、そう言われた当人である新一は否定出来ずにたまらず下を見るしかなかった。言われてみればというよう、考えてみれば季節感があまりにもグチャグチャ過ぎると。
・・・新一の話を聞いてから二人が感じた事は話の中で言ったように、半年という時間の中で季節が何度も一巡りしているようなおかしさを感じたからである。それこそ半年なのに春夏秋冬の季節を全て詰め込んだかのようなエピソードが目白押しだったからだ。
それこそ話の中で出したように五月が精々といった時に真冬以外に有り得ない雪が積もるというようなエピソードもそうだが、そこから夏といった時期になってプールやら海に行ったというような話から、雪が降り積もるペンションでの事件やら冬場に蘭にセーターを編んでもらってプレゼントされた話だったりが、交互に出て来るといったような事ばかりだったのである。しかもそれをちゃんと時系列に起きた事だというのを疑っていないといったように話すという状態までオマケにつく形でだ。
そして念の為というか優作にも降谷にもそんな一年どころか半年という期間で、季節が目まぐるしくグルグル変わるといったような認識はないのだがというよう新一に突き付けた事で、ようやく新一も自分の言っていた事がどれだけおかしなことを言っているのかと気付いたのであるが・・・まだ言っていないことは二人にはあるのである。最も根幹的でいて単純な事が。
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