端から見て分かるものがあるが、更に端から見てでなければ気付けない物がある
・・・降谷が言っていたベルモットの事は何の事かと言えば、新一は組織のコードネーム持ちであるベルモットという人物と対峙する中で、携帯のプッシュ音からボスのメールアドレスが分かったということがあったと二人に話したのだが、そもそもそれはスマホが普及する前の携帯でなければ出来ない事だったと言っているのだ。スマホにはそもそもボタンを押してもプッシュ音など無いことから、スマホだったらボスのメールアドレスはこうだったなどと気付く筈も無かったと。
というよりこの携帯ですらもが新一が殴られた当初からしたら何年も経った上での代物なのだが、それも半年の中で出た物だというように新一は考えてしまったのである。正しく夢の中の事である事など一切考えていない形で・・・
「・・・まぁその点でボスというか組織に関しては君の夢で見た結果とはかなり違う結果になったけれどね」
「え・・・い、一体何があったんですか・・・?」
ただここで降谷はここで話題転換だとばかりに組織とボスについてを切り出し、新一は不安げにどうなったのかと先を促す。
「まぁ簡単に言うと君が倒れてから一年少しといった時間の中でボスは倒れて、その事から組織は崩壊していったんだよ。組織を解散させるといった派閥と組織を存続させるといった派閥が争う事になったのが主な原因となってね」
「なっ・・・ど、どうしてそんなことに・・・!?」
しかしそこで一年足らずでのボスの死という事実もそうだが、まさかの組織の派閥争い・・・しかも組織の解散を目標とした派閥がいるとの事に、新一は信じられないといった目と声を向ける。
「・・・それに関しては君の話にも出たようボスが高齢だった上で組織が元々ボスの目的の為に作られたような物だった事から、ボスが亡くなった事でラムがもう組織をこれ以上運営はしないというように切り出したことからなんだ。ボスがいなくなった組織にもう何も意味はないのだから、これで組織は終わりだというようにね」
「・・・だがいきなりそんなことを言われてはいそうしましょうなんてことになるような者ばかりではなかった、ということですか。そんなこといきなり一方的に告げられても困るというか出来るわけがないというよう」
「えぇ、そうです。組織も組織と呼ばれるくらいには人員は多く存在していて、後ろ暗い事をしている自覚のある者達ばかりいましたからね。そしてそんな者達からしたらいきなり今までの自分達の所属していた組織が無くなるとなったら、働く場所だったり後ろ盾やら何やらと一気に失う事になってしまう・・・特に後ろ盾に関してが無くなればそういった人物達からしたら死活問題になりかねませんからね」
「だからこそラムを始めとした人員達と組織を残したい者達の潰しあいになったという事ですか。そしてその機に乗じて公安であったりFBIといった面々は、組織に関係していた者達を捕らえていったという訳ですね」
「えぇ、そうです。このような事を言っては良くないと承知で言いますが、完全に僕達からすれば漁夫の利という以外にない状態になりました。そんな形な物ですから不穏な空気を滲ませている所に僕が公安を呼び出して一斉摘発といった事をしても、誰がそんなことをしたのかと誰もが誰も疑心暗鬼になってしまうといった状態になって、僕に対しても疑いの目は向けられる事はあってもその他大勢と同じような物であると共に、下手に相手方ではない組織の者の数を減らしたら戦力の低下に繋がるから余程でなければ粛清といったような事もされませんでしたよ」
「それだけどちらとも切羽詰まっていたといった所だったということなのでしょうが、そうこうしている内に降谷さん達公安にFBIといった所が組織を壊滅させていったと・・・」
「えぇ。まぁ全て順風満帆にというわけではありませんでしたが、それでも混乱に乗じてやれるだけの事をやっていって組織を壊滅させていった訳ですが・・・だからこそ言わせてもらいますが、ある意味ではその半年程という時間がボスを捕まえるという意味でも都合が良すぎるんですよ。それこそボスの残り寿命から命を保てる上で捕まえるという形を取るという時間としてね」
「っ!?」
そうして降谷が組織はどうなっていったのかと途中で優作がこういうことかといった形で聞いていって、大体こうなったと話し終えた後で夢で見たという期間があまりにも新一向けにおあつらえ過ぎると言ったことに、新一は息を詰まらせた。何故そんなことを言われるのかというのが分からないというよう。
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というよりこの携帯ですらもが新一が殴られた当初からしたら何年も経った上での代物なのだが、それも半年の中で出た物だというように新一は考えてしまったのである。正しく夢の中の事である事など一切考えていない形で・・・
「・・・まぁその点でボスというか組織に関しては君の夢で見た結果とはかなり違う結果になったけれどね」
「え・・・い、一体何があったんですか・・・?」
ただここで降谷はここで話題転換だとばかりに組織とボスについてを切り出し、新一は不安げにどうなったのかと先を促す。
「まぁ簡単に言うと君が倒れてから一年少しといった時間の中でボスは倒れて、その事から組織は崩壊していったんだよ。組織を解散させるといった派閥と組織を存続させるといった派閥が争う事になったのが主な原因となってね」
「なっ・・・ど、どうしてそんなことに・・・!?」
しかしそこで一年足らずでのボスの死という事実もそうだが、まさかの組織の派閥争い・・・しかも組織の解散を目標とした派閥がいるとの事に、新一は信じられないといった目と声を向ける。
「・・・それに関しては君の話にも出たようボスが高齢だった上で組織が元々ボスの目的の為に作られたような物だった事から、ボスが亡くなった事でラムがもう組織をこれ以上運営はしないというように切り出したことからなんだ。ボスがいなくなった組織にもう何も意味はないのだから、これで組織は終わりだというようにね」
「・・・だがいきなりそんなことを言われてはいそうしましょうなんてことになるような者ばかりではなかった、ということですか。そんなこといきなり一方的に告げられても困るというか出来るわけがないというよう」
「えぇ、そうです。組織も組織と呼ばれるくらいには人員は多く存在していて、後ろ暗い事をしている自覚のある者達ばかりいましたからね。そしてそんな者達からしたらいきなり今までの自分達の所属していた組織が無くなるとなったら、働く場所だったり後ろ盾やら何やらと一気に失う事になってしまう・・・特に後ろ盾に関してが無くなればそういった人物達からしたら死活問題になりかねませんからね」
「だからこそラムを始めとした人員達と組織を残したい者達の潰しあいになったという事ですか。そしてその機に乗じて公安であったりFBIといった面々は、組織に関係していた者達を捕らえていったという訳ですね」
「えぇ、そうです。このような事を言っては良くないと承知で言いますが、完全に僕達からすれば漁夫の利という以外にない状態になりました。そんな形な物ですから不穏な空気を滲ませている所に僕が公安を呼び出して一斉摘発といった事をしても、誰がそんなことをしたのかと誰もが誰も疑心暗鬼になってしまうといった状態になって、僕に対しても疑いの目は向けられる事はあってもその他大勢と同じような物であると共に、下手に相手方ではない組織の者の数を減らしたら戦力の低下に繋がるから余程でなければ粛清といったような事もされませんでしたよ」
「それだけどちらとも切羽詰まっていたといった所だったということなのでしょうが、そうこうしている内に降谷さん達公安にFBIといった所が組織を壊滅させていったと・・・」
「えぇ。まぁ全て順風満帆にというわけではありませんでしたが、それでも混乱に乗じてやれるだけの事をやっていって組織を壊滅させていった訳ですが・・・だからこそ言わせてもらいますが、ある意味ではその半年程という時間がボスを捕まえるという意味でも都合が良すぎるんですよ。それこそボスの残り寿命から命を保てる上で捕まえるという形を取るという時間としてね」
「っ!?」
そうして降谷が組織はどうなっていったのかと途中で優作がこういうことかといった形で聞いていって、大体こうなったと話し終えた後で夢で見たという期間があまりにも新一向けにおあつらえ過ぎると言ったことに、新一は息を詰まらせた。何故そんなことを言われるのかというのが分からないというよう。
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