端から見て分かるものがあるが、更に端から見てでなければ気付けない物がある

「あの、信じられないというのは分かるんですけど俺の見た夢について聞いてくれませんか?それを聞けば俺が見た夢が決して嘘じゃないと思いますから・・・」
新一はそんな二人の反応を見ながら自分が見た夢についてを話すと切り出す。どんな夢を見たのかということを・・・


















・・・そうして新一は話をしていくのだが、優作もそうだが降谷は特に驚くことになった。何故ならジンやウォッカもそうだが他の組織の面々の名前や特徴を話していった上で、降谷自身も安室透という名前を名乗っていた上でバーボンとして組織に潜入していたということを聞いたからだ。

だから二人も新一の見た夢が単なる世迷い言だというようには見ることは無かったのだが、そうして話を聞いていく内に二人の表情は納得から困惑の様子に変わっていくのだが、話をすることに集中していた新一はそれに気付くことなく話をしていった。






「・・・というわけで元に戻った後に学校に行こうと思ったら、いきなり光が広がって俺はこうなっていたんです・・・」
「・・・そんな事を、お前はこの三十年以上の間夢に見ていたっていうのか新一・・・」
「・・・そしてそんなことが君が倒れてから半年程の間で起こっていて、君は組織の壊滅を僕や赤井達と共に為したと・・・それで君は自分のやってきたことがただの夢じゃないと証明したいと思ったから、僕が公安の人間で日本にいるから一番接触出来る可能性が高いと見て優作さんにどうにかと頼んだというわけか・・・」
「そういうことです・・・」
・・・そうして話をし終わり優作も降谷もそういうことかと納得して、新一が頷く様子に二人は何とも言い難いといった顔を浮かばせる。
「・・・まぁ降谷さんが組織があったことに関してはこの場だからで他人がいないからこそというのもあって認めたのだろうが、話を聞いていて思ったのは・・・新一の言ったような形で組織を壊滅させたというのは現実的に見て不可能というより、有り得ないとしか言いようがないということだ」
「なっ・・・!?」
「それに関しては全面的に僕も同意します。確かに彼の夢はただ夢の中での妄想と一蹴出来ない中身だったのは認めますが、それでもそれが現実に起こり得る事ではないのは僕の目から見ても明らかです」
「どっ、どうしてそんなことを二人共言うんですか・・・!?」
ただそれでも言わねばならないと優作が意を決してその夢は現実では有り得ないと言い切り、降谷もそれに同意すると言い出したことに何故というように新一は混乱しながら問い掛ける。
「・・・ハッキリ言ってしまうと有り得ないんだよ。新一が倒れた時期に携帯は確かにあることはあったが、まだその時は今のスマホどころかPHSすらもが発売されていない時であって、携帯もポケットにスッポリ入るようなサイズではないような巨大な物しか発売されていない時代なのに、たったの半年でスマホレベルにまで技術が進化するなんて到底有り得る筈が無いんだよ・・・一応海外ではスマホは開発はされてはいたが、それでもそのスマホが海外で出だした時期ですら新一が倒れた時期から見ても十年以上の時間がかかっていた上で、日本で普及し出して本格的にスマホが本流に乗り出したのは大まかにではあるがそこから五年前後くらいはかかっている事は確かなんだからな」
「なっ!?」
だがここで優作が口にしていったまさかの事実に新一は絶句するしかなかった。新一は半年の間で起きた事件だったりについても話す中で携帯の事に関しても話していた上で、その中でスマホについても話したのだが・・・それは現実的な時間で見れば新一が倒れてから半年の間でそこまで携帯電話が発展するなど有り得るはずが無いというように言われ。









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