境界線が常に一定であるとは限らない

後書きです。いかがでしたでしょうか、今回のこの話は?



今回のこの話を思い付いたというか考えたのはとある所で見た物で新一が蘭を始めとして、『江戸川コナン』が自分であることを秘密にしている人物達に守り通す事が出来たなら、その増えた交友関係やらもそうですが考え方が以前と変わっている事から、例え蘭と付き合ってもうまくいかないんじゃないか・・・といった事を話として作ってみようと思ったんです。



ただいざ考えてみると誰を出すかで少し悩んだんです。新一側に寄ったキャラにしても蘭側に寄ったキャラにしても、どっちにしても書くとなると新一側が組織関連の事を言っちゃならないという縛りが発生するため、ちょっとどっち側からキャラを出してもやりにくいなと。



ならと考えてみたのが第三者といった立場のキャラを出すのもそうですが、実際には組織関連の事も知っているけどそれをおくびにも出さずにギリギリの所を話せるキャラにしたいと思い、考えたのが紫だったというわけです。神出鬼没でいて組織関連の事を把握出来ても不思議ではなく、賢く立ち回れるキャラとして使い勝手がいい事から。



そして実際は全てを知っているけどギリギリの所を攻める紫がしていった話が境界線関連のことだったんですが、実際新一について問題になることとして増えた交友関係に事件に関わる事で蘭と問題になることは大いに有り得ると思います。そしてそれで蘭を優先することを選ばないというか、ちゃんと優先順位やらを考えることなく自分にとって都合のいい事になる選択をするだろうなと。



ただそれで新一を簡単に諦めきれないというかこだわるのを止められない蘭って、コナン本編の感じからして本当に新一に呪縛を受けているように感じるんですよね。もう新一に対する想いを諦めてもいいかと考えるような事をしようとしたら、その度に新一からそんなこと止めろとばかりのアプローチが入って待つことを続けるっていう・・・新一からしたら蘭の気持ちを引き留めたいからこその行動なだけなのかもしれませんが、それこそが蘭を縛る鎖のような物になっているという考えに新一も蘭も気付いていないという良くない状態になるっていうね。



だからこそ新一の都合の良さやら蘭の呪縛やらと話をしていった訳なんですけど、まぁ組織関連の事が言えないという部分もありますけど新一が蘭を自分から諦める訳が無いからこそ、ラストのような形になるわけですが・・・わりかしどころか真面目にコナン本編から感じるのが、蘭はまぁ立場的に迷うのは仕方ないにしても新一を蘭に一途にさせ過ぎというようにしか思えないんですよね。



この辺りで新一が蘭への気持ちを失うだとか組織を追うためにも蘭への気持ちを抑えて、もう身を引こうみたいな考えを持つみたいな事をしたら話が成り立たないだとか、少年漫画の主人公としてヒロインがいないといけないみたいなメタな考え方はあるだろうとは思いますが・・・メタ的な要素を抜いて考えると危ないなぁと感じざるを得ないんですよね。幸せな時はいいし暴力は振るわないんだろうけど、自分の意見を覆すことはしないその有様は。



ですからこの話の最後で周りからの強い言葉があってようやく新一も降参といったようになったわけですが、まだ諦めきれてないのは新一らしさだと思ってください。ご愛嬌とは言えないらしさだと。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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