境界線が常に一定であるとは限らない

「まぁその点で改めて貴方達が相手に関してどう思っているかについてを言葉として表そうと思うのだけれど、貴女は彼と恋人関係になったんだからという気持ちから探偵活動を止めろとは言わないけれど、それでも普通の恋人らしい付き合い方だとかをしたいしそういった時間をちゃんと前より取りたい・・・といったように思っているといった感じだと思うのだけれど、合っているかしら?」
「・・・はい、そうです。恋人関係になったって言うのに、そういった事が少ないだったり事件で台無しになることばかりで・・・」
その上で改めてどういうように相手に思っているのかと言葉にして言ってみると目を開けて口にした紫に、それは間違ってないと蘭は小さく頷く。自分はただ恋人としてもっと新一との時間を取りたいのだと。
「その上でそちらの彼については探偵として事件が起きているのだからそこに向かわないといけないだろうという気持ちから、彼女にはそれを理解してほしいし空いた時間で埋め合わせをするから勘弁してほしい・・・といったような物かしら?」
「・・・まぁ簡単に言うならそういった感じになりますけど、そういうように思うのって間違ってるんですか?俺は探偵として頼られるならそれに応えたいんですけど・・・」
「貴方からしての正義感があるからその為に動くという気持ちを否定するつもりはないわ。けれどここで重要なのは二つ目の理由も併せてという形になるのだけど、貴方はそこで自分のやる事を尊重してほしいといったような考えを持つばかりで、彼女とちゃんと話して説得なり何なりをしようと動いていない事が貴方達の問題の根幹なのよ」
「「っ!?」」
それで続いて紫が新一にも同じように内心の内を尋ねると肯定と共に自分は悪くないだろうといったような声を向けてくるが、そんな態度こそがこの問題の根幹だと返した事に新一も蘭も一気に息を詰まらせた。
「この事に関しては彼女から貴方との喧嘩の際の中身に関してを聞いてきたけど、貴方の言い分が一貫して彼女に対してそういった自分は間違ってないだろうみたいな事を言っていたと聞いたわ。そしてそれを分かってほしいみたいに言ってきたけど、彼女は何度も繰り返されるそれらを受け入れられないというように喧嘩になっていったと・・・確かに一見聞くなら貴方は自分の主張をちゃんと言っているように聞こえるかもしれないわ。けれど話を聞いて貴方の本音としては彼女に強い言葉を使わないようにして、あくまで彼女側から自分で折れてもらいたいといったような気持ちがあると私は感じたのよ。貴方の色々な考えから自分からこうしてほしいみたいな事を言うのは好ましくないみたいな気持ちから、彼女にそうさせたなら彼女から言い出した事なんだからそっちの責任だろうというように出来るからとね」
「あっ・・・そう言われると、確かに新一から分かってほしいみたいな感じには言う中で、そんな風に私にさせたいみたいな気持ちを感じたかも・・・!」
そんな二人を見ながら新一の発言が自分から見たらどう映ったのかと話していく紫に、蘭もそれらに心当たりを感じたというようにハッとしたといった感じで漏らしていく。自分が悪いというか新一の為に折れるといったようになってほしいと言った感じは確かにあったというよう。









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