帝丹高校教師冴島大河 コナン本編in後の話
・・・新一が学校を抜け出して事件現場に向かうという行動。これは以前から少なからずあることであったが、毛利家側と工藤家側との話があって自分が意地を張って一人でもどうにかするというように言い、一応の決着はついたがその反動というか思い通りに事が運ばないといった結果となったことから、新一はそのストレスを発散するためにと事件が起きたと連絡された時は授業がまだ残っていようが知ったことではないと、学校を抜け出すことが増えていった。
ただそんな行動が増えたことに関して周りは特に心配はしていないどころか、新一らしいと思うばかりだった。前々からそういった事件の解決の為ならと学校を抜け出すこと自体はよくあることだった上で、結果として翌日にはまた新一が事件を解決したとメディアが並べ立てるまでが予定調和の出来事だったのだ。そして更に言うとそういったように学校を度々抜け出したとしてもテストや課題といった物はちゃんと行い、どの教科も平均点以上は取れているといった状態を保っていた。
そんな状態だった為に新一のクラスメイト達もそうだが蘭や園子だとかだけでなく、学校側すらも新一の事についてはまたか程度に収まっていたのだが、そんな中で一人だけ違ったのが冴島だったのである・・・
「・・・あの、冴島先生。工藤君の事、あまり好きじゃないんですか?」
「・・・いきなりどうしたんや、そんな質問をして?」
「いえ・・・前にも工藤君が学校を早退したって言った時も先生は今のように複雑そうな顔を見せてたから、もしかしたらそうなんじゃないかって思って・・・」
「そういうことか・・・」
そんな冴島の姿に一人の女子生徒が言いにくそうながらも新一が嫌いなのかと聞いてくるその声に、冴島は少しバツが悪そうに表情を歪める。
「・・・別に俺は工藤の事を嫌いな訳やない。ただ俺個人として思うところがあるくらいや。気にせんでえぇ」
「思うところ・・・それって教えてもらうことは出来ないんですか?」
「あくまで俺個人の考えや。そしてその思うところがあるのを含めても俺は工藤の事を嫌っとる訳やない・・・それじゃアカンか?」
「・・・それ、俺も聞きたいです。冴島先生はそんな嘘をつくような人じゃないのは分かるし、その思うところってヤツを言いたくないっていう気持ちからそう言ってるのも分かるんですけど、だからこそそんな冴島先生が何を工藤に思うところを感じているのか聞きたいです」
「・・・私も聞きたいです」
「・・・そうか。他のもんは?」
それで冴島も観念して言葉少なく思うところがあると返すとその女子生徒はそれも聞きたいと切り出し、あまり言いたくないといったような返しをすると今度は男子生徒からも真剣に聞きたいと切り出された上で女子生徒も真剣に頷いたことに、冴島はそれらを受け止めてクラスを見渡すようにどうかと問い掛けると・・・蘭も園子も含めて真剣に聞きたいといったように沈黙の様子を見せたことに、そっと目を閉じて頷く。
「・・・分かった、話はさせてもらう。そやけど約束してくれ。今から話すことに関しては工藤やその家族の耳に入れん事を・・・これは今から俺が話すことを工藤が聞けば気持ち良くないだろう事もそうやが、俺の話を真に受けたら今後の工藤の活動に支障が出かねんのは目に見えとるからな」
‘‘‘‘・・・?’’’’
それで話すとは冴島は決心したように目を開けて言うが、その中身にクラスの面々は揃って戸惑いを浮かべるしかなかった。気持ち良くないはまだ分かるが、活動に支障が出るとはどういうことかと。
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ただそんな行動が増えたことに関して周りは特に心配はしていないどころか、新一らしいと思うばかりだった。前々からそういった事件の解決の為ならと学校を抜け出すこと自体はよくあることだった上で、結果として翌日にはまた新一が事件を解決したとメディアが並べ立てるまでが予定調和の出来事だったのだ。そして更に言うとそういったように学校を度々抜け出したとしてもテストや課題といった物はちゃんと行い、どの教科も平均点以上は取れているといった状態を保っていた。
そんな状態だった為に新一のクラスメイト達もそうだが蘭や園子だとかだけでなく、学校側すらも新一の事についてはまたか程度に収まっていたのだが、そんな中で一人だけ違ったのが冴島だったのである・・・
「・・・あの、冴島先生。工藤君の事、あまり好きじゃないんですか?」
「・・・いきなりどうしたんや、そんな質問をして?」
「いえ・・・前にも工藤君が学校を早退したって言った時も先生は今のように複雑そうな顔を見せてたから、もしかしたらそうなんじゃないかって思って・・・」
「そういうことか・・・」
そんな冴島の姿に一人の女子生徒が言いにくそうながらも新一が嫌いなのかと聞いてくるその声に、冴島は少しバツが悪そうに表情を歪める。
「・・・別に俺は工藤の事を嫌いな訳やない。ただ俺個人として思うところがあるくらいや。気にせんでえぇ」
「思うところ・・・それって教えてもらうことは出来ないんですか?」
「あくまで俺個人の考えや。そしてその思うところがあるのを含めても俺は工藤の事を嫌っとる訳やない・・・それじゃアカンか?」
「・・・それ、俺も聞きたいです。冴島先生はそんな嘘をつくような人じゃないのは分かるし、その思うところってヤツを言いたくないっていう気持ちからそう言ってるのも分かるんですけど、だからこそそんな冴島先生が何を工藤に思うところを感じているのか聞きたいです」
「・・・私も聞きたいです」
「・・・そうか。他のもんは?」
それで冴島も観念して言葉少なく思うところがあると返すとその女子生徒はそれも聞きたいと切り出し、あまり言いたくないといったような返しをすると今度は男子生徒からも真剣に聞きたいと切り出された上で女子生徒も真剣に頷いたことに、冴島はそれらを受け止めてクラスを見渡すようにどうかと問い掛けると・・・蘭も園子も含めて真剣に聞きたいといったように沈黙の様子を見せたことに、そっと目を閉じて頷く。
「・・・分かった、話はさせてもらう。そやけど約束してくれ。今から話すことに関しては工藤やその家族の耳に入れん事を・・・これは今から俺が話すことを工藤が聞けば気持ち良くないだろう事もそうやが、俺の話を真に受けたら今後の工藤の活動に支障が出かねんのは目に見えとるからな」
‘‘‘‘・・・?’’’’
それで話すとは冴島は決心したように目を開けて言うが、その中身にクラスの面々は揃って戸惑いを浮かべるしかなかった。気持ち良くないはまだ分かるが、活動に支障が出るとはどういうことかと。
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