帝丹高校教師冴島大河 コナン本編in後の話

「・・・その反応から見てお二人もこの人が言ったような事をコナン君がしそうだっていうことを相当な可能性として感じたようですね。探偵を辞めたって言ってるのにこの人をそんな形で振り回しそうだというように」
「「っ・・・!」」
すかさずそんな反応についてに英理が突くと、二人はまたたまらず息を詰まらせた。嘘や誤魔化しなんて到底出来ないと動揺が丸わかりな様子でだ。
「・・・もしそんなことをその都度その都度起こされたとしたら、俺が探偵を辞めた意味がなくなると俺は毎回毎回コナンを怒る事になるでしょうが、あいつの事だからその都度その都度でゴメンと謝ってはまた同じ事を繰り返すのは目に見えてます。そしてそんな生活になるのは嫌だろうと英理や蘭にもコナンがいない内に話をしたら、どっちからも同じように嫌だとの返事をもらいました」
「えっ・・・英理だけじゃなく蘭ちゃんからも・・・!?」
「あぁ。というかいくら何でも蘭にも話をせずにこんなことを勝手に決めてねぇ。むしろ蘭ももう今の状況を我慢するのはさっき言ったように、三年に上がる前までが精々だって言った上でそんな形でコナンに探偵として動くように俺が言われて、自分達共々コナンに振り回されるような生活は真っ平ゴメンだって言ったんだ」
「「っ!?」」
だが小五郎が続けていった言葉の中に蘭もコナンを拒否したとの事に有希子は信じられないというように漏らしたが、もうハッキリ蘭も以降でコナンに振り回されるのは嫌だと言ったと言うと何度目かも分からない驚きで静止した姿を優作達は見せるが・・・そこで小五郎は目を開き、疲れたような目を二人に向けた。
「・・・蘭もそれだけコナンに対して色々思ってたって事だ。蘭にも一応というかコナンに対しての気持ちはそれなりにあったのは確かではあっても、だからといって今話したような事が起きても笑ってとまではいかなくてもそういったことを許容するようにして、コナンと四人での暮らしをしたいとは思えないと言ってたよ。この辺りは何度言っても俺に対して探偵として有名になるべきだとか、新一のようにみたいにするべきみたいにいくら子どもでも言い過ぎてきたこともあって、蘭としてももうコナンなら大丈夫だなんて信じられなくなったんだと思うよ」
「そ、そんな形で蘭ちゃんまでそうなるなんて・・・」
「もうそれだけ俺らはあいつに振り回されてきた事にウンザリしてたんだよ。だから最長で蘭が三年に上がるまではウチには置いてはやるが、あくまでそれまでだ。そこから先はコナンの親には前にした約束を持ち出してウチから出て行ってもらうつもりだが・・・だからこそ二人にコナンの身柄の受け入れをお願いしたいんですよ。話に出したような時間を取りますから今すぐにそうしろとは言いませんが、それでも最長でそれだけの時間はあります。だから新一についてこれからどうするかをコナンについても含めて考える形で時間を取ってもらって、自分達がそうするかはたまた別の親戚だとか信用出来る知り合いに任せるかといった事を決めてください・・・ただ、もうそんなに悠長に使える時間はどっちもありませんよ。新一も新一でもうすぐで留年なんていう問題を抱えていますし、来年の三月末までなんて半年近くもあるんじゃなくて、半年はもう切ってるんですからね」
「「っ・・・!」」
そこから蘭でさえもがいかにもうコナンと一緒にいたいと思わなくなったのかを小五郎は話していって、動揺覚めやらぬ有希子と優作にこれで最後だとばかりに新一の事を決めるにもコナンの事を決めるにも、どっちにも悠長に構えるだけの時間はない・・・そう告げると、二人は反論出来ないと顔を青ざめさせたまらず下を向くしか無かった。否が応でも二つの問題について向き合い、何かしらの選びたくない選択を確実に遠からずしなければならないことを理解して・・・









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