帝丹高校教師冴島大河 コナン本編in後の話

「・・・俺は毛利から話を聞いた時は、そちらのお子さんの事についてを話さなならんと思っとった時やった。それでちょうどえぇ機会やと思ったのもそうやが、ちょうどえぇ人選と思ったのもあったんや。江戸川家は工藤家の親戚やと言うんならコナンっちゅうボウズを預けるのに適した存在やろうとな」
「ちょ、ちょっと先輩待ってください・・・私達は今海外で暮らしてて、すぐに戻ってこれるような状態じゃないんですよ・・・?」
「あぁ、それは分かっとる。ただそこに関しては絶対に今すぐそうせぇ言うとるわけやない上で、藤峰達がそのボウズの絶対に面倒を見ろというわけやない。面倒を見るいうなら帰る為の時間くらいは待ついう上で、面倒見れんなら面倒見れる誰かを紹介するとか考えるなりせぇ・・・ただ仮に自分達は面倒見るのは無理やとか誰か紹介出来るもんも思い付かんとか言うならそれはしゃあないとは思うが、もう毛利はどう長くても蘭ちゃんが三年に上がる前には探偵を辞めてそのボウズには絶対に家を出てもらうと言うたぞ」
「「っ!?」」
そんな中で冴島は小五郎からの話を引き継ぐようにこう考えたと話すが、有希子はそんなことすぐに出来ないというように動揺しながら返す・・・だが身柄を引き受けられないだとか誰も紹介出来ないと言われても、もう来年の四月には絶対にコナンを追い出すと小五郎は決めているとのことに二人は小五郎へと驚きに視線を向けるのだが・・・そこには疲れたように目を閉じる小五郎の顔があった。
「・・・元々俺と英理がまた同居をする事にした理由は俺達自身も仲直りしたいという気持ちも勿論あってのこそですが、一番に何が理由として来たのかと言えば蘭と親子の時間を今までの分も含めて少しでも過ごす為なんです。先輩から言われた事もあってそれまで俺達が意地を張ってきて無駄にしてきた分も三人で頑張っていきたいし、仮に蘭が家を出るだとか婿を取るなりして三人の形が変わっても、仲良くやっていきたいという気持ちを持つ形でです」
「そして私も同じように思っていますが、コナン君に関しては違います。この人も蘭もこの数ヶ月である程度の情はコナン君に抱くようになったとは言いましたが、だからといってあの子をずっと受け入れるような気持ちまではないし、ましてや三人で暮らすとなった時にあの子もその中に入り込む事に関しては許容出来ないと言ったんです。そしてそれは私も同じです」
「なっ・・・!?」
「何でって言いたそうな顔をしてますが、そもそもさっきも言ったよう俺はもう三人で暮らす為にも探偵を早く辞めるつもりでいたんです。ですがコナンが来たことで予定が色々と変わってしまったこともそうですが、この数ヶ月であいつがやってきたこともあるから俺も蘭もあいつを受け入れる気にはなれなかったんです・・・コナンがこの数ヶ月で俺がいくら止めろと言った所で探偵として名前を売らせようと影で動いてきた事から、あいつは探偵を辞める事に関して散々ギャーギャー言うだけならまだしも、仮に探偵を辞めるのを了承してもらったとしても英理のとこの仕事をやっているってのに、おじさんに探偵としての仕事をしてもらいたい人がいたから連れてきた・・・みたいな事を勝手にしてきかねない可能性すら有り得ると思ったことからね」
「「っ!?」」
それで目を開けないままに三人で暮らしたいといったことを話す小五郎に英理も続けていく中でコナンについては受け入れたくないと言うと、優作が絶句といったようになるが更に小五郎が口にしていったコナンがしでかしかねないと思った事についてに、優作も有希子も目を見開いて静止してしまった・・・もし話のような状況になったとしたら新一が組織を追うことについてを諦められないだろうから、小五郎達がどんなに拒否しようが探偵としての仕事をどんな手段でも使って調達してきて探偵を別の形で続けさせようとするだろうと、二人も否応なしに感じてしまったというよう。









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