帝丹高校教師冴島大河 コナン本編in後の話

「・・・当時俺や蘭はコナンを預かってくれって言われた時は、可哀想だが他を当たってくれと博士にもコナンにも言ったんです。今はまだコナンに対して多少は気持ちはあるからともかくとしても、その時の俺や蘭からすれば英理とまた暮らす為の準備をしなければならないって時に、その時が初対面のガキを預かってしまったらもしかすると英理のとこで暮らすってなる時も、コイツも引き連れて生活しなきゃならなくなるんじゃねーかって思って」
「ただそれでも博士達から執拗に頼むからと言われたことでコナン君をしばらく預かる事になってしまったと連絡をされたことから聞いたんですが、そこから急にこの人が探偵として忙しくなったということもですけど、一度親が迎えに来たのにやっぱりもう一回この子を預かってくれと押し通してきたということがあってから、この人は簡単に探偵を辞める事が出来ない状況になっていきました」
「ちょ、ちょっと待ってください二人共・・・蘭ちゃんも含めて三人がやろうとしていたことについては分かりましたが、何故私達にもそうですが新一や博士だったりとそれらについて話さなかったのですか?話から新一達が二年に上がる前には大体の流れは決まっていたのは分かりましたが、それを話していれば私達もですが博士も遠慮だとか色々と動いていたと思うのですが・・・」
「そ、そう言えば確かに・・・」
更に小五郎と英理はコナンが来てから自分達の予定をグチャグチャにされてしまったというように話していくが、途中でたまらず優作はストップをかけた上で何でそもそも自分達にそれらを話さなかったのかと言うと、有希子も納得といった声を漏らした。自分達の仲ならそれらを話しているのが当然だろうというよう。
「・・・言ったでしょう、こういった流れにしようみたいな骨格が決まったのは蘭が二年に上がる前くらいだと。そしてそれで蘭にはちゃんとどれくらいでそう出来るかみたいなのはまだ決まってないから、誰かに言うのは止めてくれと頼んでたんです・・・あんまり俺達としては復縁したみたいなことを大々的に発表したくないっていうか、周りに妙に囃し立てるような事をされると照れ隠しに変な意地を張りかねないって風に、今なら先輩のおかげで良くないと思えるクセを出してたんじゃないかって思ったことから」
「そしてそれは私も同じような物だと思ったからちゃんとこの時にこの人が探偵を辞めて、私の所で働くことや蘭と共に暮らすってなった時にちゃんと周囲には報告しようと思った上で、蘭にもその時まで口外はしないようにと頼んだんですが・・・それで二年に上がってろくに準備も整ってない時に新一君がいなくなってコナン君が転がり込んできたものだから、話を聞いてなくて当然ですよ。だって私達は仲を取り持ってくれる形でお世話になった冴島先輩くらいにしか、そういった事を話していないんですから」
「・・・成程、そういうことから話は他にはされてなかったんですか」
しかし小五郎と英理が返していった話をしなかった理由についての話を受け、優作は納得して有希子もそっと頷いていた。そもそもが三人以外には冴島にしか話されていないのならそれは知るよしがないのも当然だと。
「納得出来たなら話を戻しますけど、そういった形でコナンがいることや探偵としての仕事が忙しくなることに関して、時間が経てば経つほどに俺はこのままでいいのかというように考えていくことが増えたんです。英理には話をしてすぐにどうこう出来ないこと自体は理解はしてもらっても、だからといってこの変わらないままの現状がいつまで続くのも良くはないというように・・・それでまた迷惑をかけるのを承知で先輩に連絡をしたら、新一の留年について優作さん達に話をする予定だからその時に言ったらどうだって言われたんです。もうコナンを優作さん達に頼むようにしたらいいんじゃないかと」
「「っ!」」
それで質問に答え終わったからと話を戻した小五郎であるが、そこで冴島に現状打破の為にと出されたアイデアについての中身を聞いて優作も有希子もハッと理解出来たといった顔を浮かべた。だから冴島はここに小五郎達も呼んで同席をさせたのだと。









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