帝丹高校教師冴島大河 コナン本編in後の話

・・・そうしてその電話は終わってしばらくの時間を過ごす事になるのだが、そこからは蘭が学校で部活もあることから短い時間ではあるが冴島に話をしたいと言う事が増えた。それはやはり主にコナンとして動く新一の行動だったりが家の中でもだが外に共に出てからも目に入る事になり、家の中でも本音も何も言えない時間が増えたこともあって自分もお父さんも気兼ねなく話せる時間がなくなったから、冴島経由でどうなのかについてを互いの事を話せるようにしたいということからだ。

その蘭の頼みに冴島はすぐに頷いて所々で園子も一緒にいることもあるが、そのガス抜きやら何やらに付き合うことが増えた。その事自体は冴島としては生徒でもある蘭の為だということから構わなかったのだが、そういった行動の中に以前だったら隠そうとしていても見え隠れしていた新一に対する好意が、明らかに以前より失われていっているというように感じていった。

そしてそういった事を感じた冴島は蘭がいない時に園子にそれらについてを話すのだが、一年の時に冴島先生から話されたことをきっかけに前程新一君に対しての気持ちが無くなってきたのは確かですけど、やっぱりあのデートをきっかけとして学校に来なくなるどころか家にすらも姿を見せず、自分の都合でしか連絡してこない事に加えて一番大きい理由は・・・やっぱり新一君に完全に寄った考え方をしているコナン君の存在が近くにいることが、皮肉な結果として新一君に対しての熱が一層に冷める物になったんだろうと園子は答えた。家で安易な発言をしないようにと考えて沈黙をせざるを得ないからこそその代わりとして考えることが増えた中で、新一についてを家で黙らざるを得ない原因でもあるコナンを通じて考えたのだろうと。

そんな言葉に冴島は驚くのだが、園子も園子で蘭に話をされていたことから色々と考えたり感じたりしていたのもあるが、新一についても考えた上で・・・自分がもう新一君について見切りをつけた方がいいと言ってきたのもあるのだろうと言った事に、冴島はそういうことかと納得した。園子は新一と蘭の関係についてを終わらせた方がいいと、友人として新一に見切りをつけたのだということに。

それで園子は自分の言葉を受けてもまだ新一君に対しての長年の気持ちは消えきっていないのは分かるけれど、今のままが続くならそのうち新一君に対する気持ちは完全に無くなってしまう可能性も有り得ると思いますよ・・・という言葉にそうかと納得して冴島は返した。友人として長い事蘭と付き合ってきた園子の感性なら間違いないと思うのと共に、この状況を新一が終わらせる事が出来ないなら恋人関係に至ることすらなく二人は終わるということを理解して・・・


















・・・ただそうしてしばらくした時に帝丹高校の学園祭が開かれることになるのだが、そこで事件が起こると共に今まで学校に来ていなかった新一が突如として姿を現した事に、冴島も大いに驚くことになった。

そしてその事件について推理を行い犯人が誰かを明かしたのだが、その後でいきなり倒れた新一の姿に冴島はすぐに新一を姫抱きの形で持ち上げ、保健室へと連れて行き自分が様子を見ておくから事件の後始末は頼むと蘭を始めとした他の人達を保健室から外させた。









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