帝丹高校教師冴島大河 コナン本編in後の話

・・・帝丹高校に赴任して二年目という時に一番問題となった新一を中心とした工藤家関連の問題について、一年という時間を通して冴島につきまとうことになった。ただそうして一年を過ごして新一達が二年のクラスに上がるとなった時に赴任三年目となる冴島は別のクラスの担任になるのかと考えていたが、そのまま冴島は新一や蘭達のクラスの担任となる事になった。

この事に冴島に否はなかったのだが、こうなったのには他の教師の間で冴島に新一のクラスの担任になってもらった方がいいという声が上がったからであった。主に新一に関してを一番妥当というか、ちゃんとした形で向き合ってくれる存在だと新一以外のクラスメイト達が考えるようになった事からと。

事実、冴島は新一達のクラスの生徒達から相当にこの一年というか新一が起こしたことから始まるとある一件も加わったことから、他のクラスの担任と生徒達のような関係を大きく上回る形で慕われるようになった。ただそこで新一はどうなのかと言うと周り程の気持ちはないというだけで、頼りになる先生というくらいには冴島の事を見ていた。

だからそういったように生徒達に慕われている上で新一との事に関してを任せられるということで、冴島はまた新一達のクラスの担任になるのだが・・・二年に上がってすぐに新一に起こる問題についてなど、その時誰も知る由もななかった・・・そしてその問題により工藤家と毛利家の関係が激変することも・・・


















「・・・なんや?工藤は今日も休みか?誰か工藤から連絡受けとるもんはおらんか?」
・・・一学期が始まり少ししてのこと。
ホームルームで出席の確認をしていた冴島は昨日に引き続き新一の席が空いていることに、クラスを見渡しながらどうなのかを尋ねるが蘭も園子も含めても誰も口を開かない様子を確認する。
(・・・蘭ちゃんが複雑そうな様子を見せとる辺り、何かありそうやな・・・)
ただその中で口は開かないが表情は複雑そうに歪めている蘭に、冴島も新一に何かあったことを内心で察していた・・・



















・・・そうして時間は進み、新一が『江戸川コナン』として毛利家に隣人の阿笠の協力もあってしばらくの時間が経ち、久しぶりに帰ってきた優作と有希子の二人と阿笠の新一を小さくした者達のフリをした芝居が終わった時になる。



「・・・実はね、新ちゃん。今回日本に私達が戻ってきたのは学校から連絡があったからなの。簡単にまとめると新ちゃんが長い事学校を休んでるけど、私達はちゃんとそれを知った上で休みを取っているのかって」
「な、何だって!?」
・・・一通り芝居の中身についてタネ明かしを終えた後、有希子が何故自分達が日本に戻って来たのかの理由を話すと新一は予想だにしていなかったといった驚きの声を上げた。学校がそんなことをするとは思っていなかったと。
「そんな連絡を聞いた時に私は何も聞いてないってなって、それなら一度手間かもしれないけれど日本に戻ってもらって話をしたいって言われたから、出来る限り早く戻るようにするって言って優作さんと話をして日本に戻ってきたの・・・それで博士にどういうことかって聞いたら新ちゃんの今の状況についてを聞いたから、冴島先輩にはある程度誤魔化すように説明はしてきたけれどちょっと間違ったら、私達は何も新ちゃんの事を知らないまま変なことになっていたかもしれないのよ。優作さんが言うには新ちゃんを小さくした人達が何で死んだ筈の工藤新一がまだ帝丹高校に連絡をしているのか、みたいになる可能性ももしかしたら有り得たって」
「ま、マジかよ・・・」
しかし嘘ではないとその時の経緯もだがもう冴島にも会って話をしてきたと話した上で、もしもの可能性についても有希子から聞いて新一は様々な事に愕然とするしかなかった。自分が優作達に連絡を取らなかったことでこうなってしまったり、まさかの可能性も有り得たとのことに。









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