帝丹高校教師冴島大河 コナン本編前
「・・・毛利。お前がどんなことを工藤に思って感じとるかについては分からん。そやけど今の工藤に何も考えんと手助けやら世話を焼くようなことをしたら、あいつは自分のケツを自分で拭く事を覚えるより先に自分のケツを他人に拭かせる楽さに味をしめかねん。そやからあいつに容易に手を貸すんはやめてくれ」
「えっ・・・そ、その・・・自分のお尻を、他人に拭かせるって・・・」
「物事の例えや。要は自分でやらなあかんことを人に押し付けるなり任せるみたいなクセをつける事もやけど、それを毛利が自分から頼まれてないが工藤をほっとけんからとそんなことをやってしまったらあいつは完全にその事に味をしめるやろうし、毛利やその周囲に甘えておきながらも藤峰達には自分一人でちゃんと上手くやれとると言いかねんからな」
「っ・・・そんなことされたら、私も気持ち良くないと思いました・・・分かりました。私も新一の事についてはそうしないようにします・・・」
そして冴島はいかに新一に考えなく助けを出してはいけないかをまとめるように話していき、蘭は言葉にされた物についてのニュアンスに若干恥ずかしげにはしたものの、言われたことの中身に確かに気持ち良くないと感じたから言われたようにすると頷いて返した。どこかまだ心残りはあるといったのが分かるよう・・・
・・・そうして蘭と園子の二人が納得してくれた所で冴島は二人にもう終わりだというように職員室へ戻るのだが・・・
『・・・そうですか・・・蘭と園子にそういった話を・・・』
「あぁ。それで出来るなら妃にも話を通して工藤の事もそうやが、蘭ちゃんに関しても注意して見てもらいたいんやがどうや?」
『はい、中身を聞いて俺も放っておいていいモノじゃないと思ったのもそうですけど、優作さんや有希子ちゃん達の判断についてを聞いてどうかと思いましたから先輩の言う通りにします』
「すまんな、毛利」
・・・それで職員室の自分の机に備え付けられた電話から小五郎へと連絡し、事の経緯を説明し終えた上で言われたようにすると返してくれた後輩に冴島は礼を返す。
『いえ・・・それより蘭や園子に話をしたこともそうですが、こうして俺にまで連絡してくるってことはそれだけ新一の事を冴島先輩は問題だと思ってるんですか?』
「工藤の事も確かに問題ではあるが、それより厄介なのは藤峰達の方やと俺は思っとる」
『っ、優作さん達の方ですか・・・』
「そうや。話の流れがあったから蘭ちゃんには言わんかったが、藤峰達は俺もそうやが蘭ちゃんに毛利を始めとした近いもん達が工藤をサポートしてくれるやろうなと楽観的なのもそうやが、どこかしらで計算して考えたから工藤一人を日本に置いて海外暮らしを決めたんやないかと俺は思っとる。そしてその見立ては間違ってないと思うたんは、工藤の世話を焼かんようにと話しとった時の蘭ちゃんが控え目に言っても、工藤に対して心を惹かれとるしそう出来んのが辛いっちゅう様子だったことからや」
『っ・・・蘭が新一に心惹かれてる、ですか・・・』
小五郎はそこからすぐに話題転換だと新一について問題視しているのかと冴島に聞くと、どちらかと言えば優作達の方だと返した上で更にそこで蘭が新一に惹かれてる可能性についてを口にすると、小五郎から複雑さが滲んだ声が漏れてきた。
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「えっ・・・そ、その・・・自分のお尻を、他人に拭かせるって・・・」
「物事の例えや。要は自分でやらなあかんことを人に押し付けるなり任せるみたいなクセをつける事もやけど、それを毛利が自分から頼まれてないが工藤をほっとけんからとそんなことをやってしまったらあいつは完全にその事に味をしめるやろうし、毛利やその周囲に甘えておきながらも藤峰達には自分一人でちゃんと上手くやれとると言いかねんからな」
「っ・・・そんなことされたら、私も気持ち良くないと思いました・・・分かりました。私も新一の事についてはそうしないようにします・・・」
そして冴島はいかに新一に考えなく助けを出してはいけないかをまとめるように話していき、蘭は言葉にされた物についてのニュアンスに若干恥ずかしげにはしたものの、言われたことの中身に確かに気持ち良くないと感じたから言われたようにすると頷いて返した。どこかまだ心残りはあるといったのが分かるよう・・・
・・・そうして蘭と園子の二人が納得してくれた所で冴島は二人にもう終わりだというように職員室へ戻るのだが・・・
『・・・そうですか・・・蘭と園子にそういった話を・・・』
「あぁ。それで出来るなら妃にも話を通して工藤の事もそうやが、蘭ちゃんに関しても注意して見てもらいたいんやがどうや?」
『はい、中身を聞いて俺も放っておいていいモノじゃないと思ったのもそうですけど、優作さんや有希子ちゃん達の判断についてを聞いてどうかと思いましたから先輩の言う通りにします』
「すまんな、毛利」
・・・それで職員室の自分の机に備え付けられた電話から小五郎へと連絡し、事の経緯を説明し終えた上で言われたようにすると返してくれた後輩に冴島は礼を返す。
『いえ・・・それより蘭や園子に話をしたこともそうですが、こうして俺にまで連絡してくるってことはそれだけ新一の事を冴島先輩は問題だと思ってるんですか?』
「工藤の事も確かに問題ではあるが、それより厄介なのは藤峰達の方やと俺は思っとる」
『っ、優作さん達の方ですか・・・』
「そうや。話の流れがあったから蘭ちゃんには言わんかったが、藤峰達は俺もそうやが蘭ちゃんに毛利を始めとした近いもん達が工藤をサポートしてくれるやろうなと楽観的なのもそうやが、どこかしらで計算して考えたから工藤一人を日本に置いて海外暮らしを決めたんやないかと俺は思っとる。そしてその見立ては間違ってないと思うたんは、工藤の世話を焼かんようにと話しとった時の蘭ちゃんが控え目に言っても、工藤に対して心を惹かれとるしそう出来んのが辛いっちゅう様子だったことからや」
『っ・・・蘭が新一に心惹かれてる、ですか・・・』
小五郎はそこからすぐに話題転換だと新一について問題視しているのかと冴島に聞くと、どちらかと言えば優作達の方だと返した上で更にそこで蘭が新一に惹かれてる可能性についてを口にすると、小五郎から複雑さが滲んだ声が漏れてきた。
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