帝丹高校教師冴島大河 コナン本編前

・・・かつて伝説の存在と呼ばれていた極道がいた。だがその極道も時が経ち生涯を終えることになったが、何の因果かその極道は名前もそのままに記憶を持ったまま生まれ変わることになった。その為極道は前世では叶うことのなかった夢を叶える為に動いた・・・教師になるという夢の為に・・・


















「・・・何!?帝丹高校に冴島先輩が先生として赴任してきたってのか!?」
「う、うん・・・柔道部の人達が今年から高校の方にあの金メダリストの冴島大河が赴任してきたって事で興奮してたんだけど、お父さん知ってるの?」
「当たり前だ!冴島先輩は俺達の二個上で帝丹高校でもだが米花大学でも柔道部で世話になったからな!」
「そ、そうなんだ・・・」
・・・時は蘭が帝丹中学の三年生として進級しての始業式が終わった後の夜。
夜の食卓にて蘭が今日の話題として切り出した帝丹高校の新任教師である冴島の話題を切り出すと、小五郎は驚きつつも喜びを見せる様子に戸惑いを浮かべる。
「そうと聞きゃ明日にでも久しぶりに先輩に会いに行くかな!」
「・・・そんなにお父さん冴島さんにお世話になったの?」
「あぁ、世話になったってのもあるがなんつーか男としての憧れもあの人にあってな・・・あの人程男が惚れる男っていう言葉が似合う人もいないが、俺もその内の一人なんだよ。最も、女にもモテてたのもあるけどな」
「そうなんだ・・・」
「まぁとにかく、帝丹高校に赴任したってんならちょっと顔出しに行ってくるからよ!もし先輩が暇だったら明日は積もる話をする形で飯に行きてーから、明日は飯はいいぞ!」
「分かったけど、本当にお父さん好きなんだねその冴島さんって人のこと・・・」
そのまま小五郎は明日に会いに行くと嬉しそうに語る様子に、蘭は苦笑気味に了承を返す。小五郎が本当に楽しそうにしている姿に流石に邪魔する気にはなれないと。


















・・・そうして翌日になり、小五郎は学校が終わる時間を見計らい帝丹高校まで向かうのだが・・・



「・・・ん?冴島先輩もだが、中道?」
「っ、毛利・・・お前も冴島先輩が帝丹高校に赴任したことを聞いて先輩に会いに来たのか?」
「あぁ、そうだがお前もか?」
「あぁ、ちょっと先輩に報告したい事があってな・・・」
・・・それで帝丹高校の校門の前に来た小五郎だが、ジャージ姿の冴島と話す米花大学の柔道部の同期である中道もいたことに反応して、中道も小五郎に気付くがどうにも浮かない表情を浮かべる。
「・・・俺がいちゃ話しにくいことなのか?」
「・・・いや、いずれ話さなきゃならないと思ってたことだ。ただそれでも先輩には先に話したいと思って帝丹高校に赴任したことを聞いて、こっちに来て話をしたいと思ったんだが・・・すみませんが先輩、夜は空いていますか?少し腰を据えて話したいことがあるんです・・・」
「・・・分かった。今日はこの後すぐに上がるようにしたるからどこ行くか決めといてくれ。俺は他の先生達に話をして着替えてくるわ」
「はい、分かりました・・・」
小五郎も余程言いにくい何かなのかと察するが中道が意を決して小五郎にも話すというように言う中で時間を取ってほしいと切に冴島に願うと、その気持ちを汲んで頷く姿に中道は深く頭を下げたが小五郎はその姿に何があるのかというように不安げな様子を浮かべていた・・・一体何があったのかというよう・・・




















・・・そうして少しの時間が経って冴島が着替えてきたことを受けて中道が主導の元、三人は焼肉屋へと足を運んだ。









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