いつかを変えることの代償 番外編
「そんなものだから蘭はおば様との生活の中で新一君との事については当たり障りのないことを話すくらいが関の山だったんだと思われるけど、だからこそ蘭は新一君共々叱られる事なく動いていく事になって今に至るとなったんでしょうけど・・・やっぱりどうしたって出て来る問題っていうのが前にもあったよう、新一君の周りで事件が起きすぎる上でそれを解決する為の行動を取る事を優先してしまうことなの。小五郎のおじ様が遠因となる形で最終的には離婚という形になってしまった大元の理由のね」
「っ・・・つまり園子ちゃんは二人の性格が違うというようになったのもあって、今に二人が別れるかもしれないくらいの危機が訪れているというのかい・・・?」
「そういうことです」
ただ園子は他の理由については口にせず今に至るまでの話をしていくと、優作もハッとしたように別れの危機がもう来たのかと理解したというように漏らし、その声に頷き返す。
「まぁ結論っていうか私の考えてる事として言わせてもらいますけど、二人の仲を是が非でも戻そうなんて考えない方がいいと思いますよ。ハッキリ言って二人が別れることはまず間違いないというより、別れた方が私はいいと思いますからね」
「そ、それは・・・前の事があるから園子ちゃんはそう言っているのかい?」
「そうですよ。多分有希子おば様は二人が別れるなんてって風に仲を取り持とうとするかもしれないし、おじ様もどうにかしたいって考えてるかもしれませんけど、ちょっと時間が伸びるかどうかくらいの差でしかないとしか思えませんよ。というより下手に二人がお節介しようとしても新一君は百歩譲ってその助けは受けるかもしれませんけど、蘭もそうですけど英理のおば様がそういったことは止めろってなるのは目に見えてますよ」
「き、妃さんが?ど、どういうことだい・・・?」
そしてキッパリと別れた方がいいと園子が言い切る中でどうにかしようにも新一はともかくとして、蘭に加えて英理が障害になると言うと優作は動揺に震えながら先を促す。
「前の事があるのを考えてっていうのもありますけど、だからこそっていうか最初こそは話を聞いたら新一君にも蘭にも呆れたように怒りそうなのはすぐに想像がついた上で・・・おば様が言うだろうなって想像出来たことがもう新一君と別れろって事だったんです。もうそんな無理して新一君との関係を続けるかどうかを考えるんじゃなく、キッパリ新一君と別れろって風になるだろう光景が」
「それは・・・前はそうだったかもしれないが・・・」
「じゃあ視点を変えますけど、おば様としては娘に対する贔屓目が加わっているのもあって新一君の事を信用出来ないとなるのは当然だと思いますが、そんな時のおば様が頑固で意地っ張りなことに関しては優作のおじ様も知っているでしょう?」
「・・・そう言われると否定出来ない・・・妃さんが強く意志を持った時に話をしたいと言っても、生半可な言葉じゃあの人は動かない事については・・・」
「えぇ、私もそうなることは予想がついているしそんなおば様の言葉を受けた蘭が、自分から頭を下げるような形で仲直りをしようなんて新一君に自分から言い出すなんてことが無いのは前で私は経験済みだから、余程新一君が心を入れ替えて蘭達の言うことを聞くようにしてようやくワンチャンあるかどうかくらいだと思いますけれど・・・それが出来なかったからこその前の二人の結末であるのと共に、今のあの二人だと尚更にそんな頭を下げるだとかそれを認めるみたいにならないのは目に見えてます。互いが互いに自分は悪くないんだというように言って、結果としてどっちとも歩み寄りなんか到底出来るはずもないっていう結果が」
「っ!」
それで英理がいかに考えて蘭の側につくかを経験談から話していく上で、最終的にそんな英理の言葉を受けた蘭と新一の結末はいかな物になるか・・・それらを語っていった園子に優作はたまらず苦渋の表情を浮かべた。否定したいが前の事までもを持ち出された上での園子の言葉に嫌でも納得してしまったということを隠せない形で。
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「っ・・・つまり園子ちゃんは二人の性格が違うというようになったのもあって、今に二人が別れるかもしれないくらいの危機が訪れているというのかい・・・?」
「そういうことです」
ただ園子は他の理由については口にせず今に至るまでの話をしていくと、優作もハッとしたように別れの危機がもう来たのかと理解したというように漏らし、その声に頷き返す。
「まぁ結論っていうか私の考えてる事として言わせてもらいますけど、二人の仲を是が非でも戻そうなんて考えない方がいいと思いますよ。ハッキリ言って二人が別れることはまず間違いないというより、別れた方が私はいいと思いますからね」
「そ、それは・・・前の事があるから園子ちゃんはそう言っているのかい?」
「そうですよ。多分有希子おば様は二人が別れるなんてって風に仲を取り持とうとするかもしれないし、おじ様もどうにかしたいって考えてるかもしれませんけど、ちょっと時間が伸びるかどうかくらいの差でしかないとしか思えませんよ。というより下手に二人がお節介しようとしても新一君は百歩譲ってその助けは受けるかもしれませんけど、蘭もそうですけど英理のおば様がそういったことは止めろってなるのは目に見えてますよ」
「き、妃さんが?ど、どういうことだい・・・?」
そしてキッパリと別れた方がいいと園子が言い切る中でどうにかしようにも新一はともかくとして、蘭に加えて英理が障害になると言うと優作は動揺に震えながら先を促す。
「前の事があるのを考えてっていうのもありますけど、だからこそっていうか最初こそは話を聞いたら新一君にも蘭にも呆れたように怒りそうなのはすぐに想像がついた上で・・・おば様が言うだろうなって想像出来たことがもう新一君と別れろって事だったんです。もうそんな無理して新一君との関係を続けるかどうかを考えるんじゃなく、キッパリ新一君と別れろって風になるだろう光景が」
「それは・・・前はそうだったかもしれないが・・・」
「じゃあ視点を変えますけど、おば様としては娘に対する贔屓目が加わっているのもあって新一君の事を信用出来ないとなるのは当然だと思いますが、そんな時のおば様が頑固で意地っ張りなことに関しては優作のおじ様も知っているでしょう?」
「・・・そう言われると否定出来ない・・・妃さんが強く意志を持った時に話をしたいと言っても、生半可な言葉じゃあの人は動かない事については・・・」
「えぇ、私もそうなることは予想がついているしそんなおば様の言葉を受けた蘭が、自分から頭を下げるような形で仲直りをしようなんて新一君に自分から言い出すなんてことが無いのは前で私は経験済みだから、余程新一君が心を入れ替えて蘭達の言うことを聞くようにしてようやくワンチャンあるかどうかくらいだと思いますけれど・・・それが出来なかったからこその前の二人の結末であるのと共に、今のあの二人だと尚更にそんな頭を下げるだとかそれを認めるみたいにならないのは目に見えてます。互いが互いに自分は悪くないんだというように言って、結果としてどっちとも歩み寄りなんか到底出来るはずもないっていう結果が」
「っ!」
それで英理がいかに考えて蘭の側につくかを経験談から話していく上で、最終的にそんな英理の言葉を受けた蘭と新一の結末はいかな物になるか・・・それらを語っていった園子に優作はたまらず苦渋の表情を浮かべた。否定したいが前の事までもを持ち出された上での園子の言葉に嫌でも納得してしまったということを隠せない形で。
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