近くに見えた物と遠くから見た物の差 後編
「・・・そういう風に言われると改めてお姉ちゃんが表じゃともかくとしても、心中がどれだけの気持ちだったのかなんて軽々しく言える物ではない事は確実だけど、お姉ちゃんの事だから赤井さんの事を恨むだとかみたいな事は言わないとは思う・・・けどだからって赤井さんがさっきのように私に保護という名の不自由を強いるようなことをしたなら、お姉ちゃんは確実に赤井さんの事を批難すると思うの。事実を知ったからこそ志保の事を尚更にどうにか自分がって気持ちになるのかもしれないけど、それで私が望まない事をやるというのは貴方が私の事で失敗したって事を志保を宝箱に箱詰めして入れて、志保が何かを言っても死んでいなければ守れてるんだからこれでいいし明美も分かってくれるってただ自分が思い込みたいだけでしょ・・・ってね」
「っ!!」
それで降谷の言葉から志保がいかに明美がそれでも尚志保を無理矢理に保護をしようとしたら、どう考えるのか・・・それらをまとめ上げた言葉を赤井に向けると、盛大に息を詰まらせて顔色を青くしてしまった。自分からして最善と思う行動はただ自分がそうすることがいいと思い込みたいだけの物だと、明美なら言ってくると赤井自身その言葉で感じてしまったというよう。
「・・・もうここまでにしな。アンタからすりゃそれでも自分の義務だとかそういった気持ちや言葉が浮かぶかもしれねーが、もうそれはアンタだけじゃなく宮野姉妹にとってもそれまでの関係やら血縁やらといったことを含めて、アンタらを縛る呪いの鎖でがんじがらめになりかねねぇ考え方だ。そして宮野志保はその事についてをアンタより余程理解していて、仮にアンタに保護されたとしたらこの宮野志保もだがアンタ自身もずっと宮野志保を自分の思う形で庇護下にいさせ続け、アンタが死ぬまでそうしようってなるのが俺の目にも見えてしまった・・・自分がそうしたいってだけでろくに宮野志保を自由にさせることなく、アンタが死んだとなった時にはもう老人といった年齢になっていて親しい人物やら繋がりやらは他に何もない、生きることしか望みがない感情も含めて希薄な人間を作りかねない危険性をな」
「「「「っ!」」」」
そして更に承太郎が見ていられないといったように言いながらもぶち込んできたもしもの可能性についてに、承太郎達以外が一斉に息を呑んで顔を青ざめさせた・・・過保護も度が過ぎた上でその過保護な状態を施すだろう赤井が死んだとなった時の志保の状態についてが、正しく生きた屍以外に表現しようがない状態だったことに。
「・・・あくまでこれはもしもの可能性だ。だがこれまでのアンタの感じからアンタに任せると、自分はちゃんとしていると周りから注意の言葉だったりを向けられても、自分は間違ってないと言い張り宮野志保を縛る可能性はどうしたって否定出来ねーだろう。だからそういった事態を防ぐという意味合いも兼ねて宮野志保はこちらで身柄を預かろう。俺達は良くも悪くも他人だからある程度の身の安全の保証はするが、だからこそ彼女にはある程度落ち着けば彼女の将来に関しては彼女がどうしたいかに委ねるくらいには自由を与えるように出来る」
「・・・だからもう志保を貴方達に任せろということか・・・」
「あぁ。それで、どうする?」
「・・・・・・分かった。志保の事はそちらに任せる・・・」
「「「「っ・・・!」」」」
そんな残酷な可能性を上げた上で自分達ならフラットな立場で志保を預かれると承太郎が言ってからどうするかを投げ掛けると、赤井ももうとうとうと言うように力なく頷いたことに新一やジョディ達は唖然としてその光景を見詰める事しか出来なかった。新一達からしたら赤井は共通して誰よりもブレることなく飄々とした様子を崩すことのない人間だと認識していたのに、最早別人なのではと思う程に力のない様子で降参を宣言したかのような姿に・・・
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「っ!!」
それで降谷の言葉から志保がいかに明美がそれでも尚志保を無理矢理に保護をしようとしたら、どう考えるのか・・・それらをまとめ上げた言葉を赤井に向けると、盛大に息を詰まらせて顔色を青くしてしまった。自分からして最善と思う行動はただ自分がそうすることがいいと思い込みたいだけの物だと、明美なら言ってくると赤井自身その言葉で感じてしまったというよう。
「・・・もうここまでにしな。アンタからすりゃそれでも自分の義務だとかそういった気持ちや言葉が浮かぶかもしれねーが、もうそれはアンタだけじゃなく宮野姉妹にとってもそれまでの関係やら血縁やらといったことを含めて、アンタらを縛る呪いの鎖でがんじがらめになりかねねぇ考え方だ。そして宮野志保はその事についてをアンタより余程理解していて、仮にアンタに保護されたとしたらこの宮野志保もだがアンタ自身もずっと宮野志保を自分の思う形で庇護下にいさせ続け、アンタが死ぬまでそうしようってなるのが俺の目にも見えてしまった・・・自分がそうしたいってだけでろくに宮野志保を自由にさせることなく、アンタが死んだとなった時にはもう老人といった年齢になっていて親しい人物やら繋がりやらは他に何もない、生きることしか望みがない感情も含めて希薄な人間を作りかねない危険性をな」
「「「「っ!」」」」
そして更に承太郎が見ていられないといったように言いながらもぶち込んできたもしもの可能性についてに、承太郎達以外が一斉に息を呑んで顔を青ざめさせた・・・過保護も度が過ぎた上でその過保護な状態を施すだろう赤井が死んだとなった時の志保の状態についてが、正しく生きた屍以外に表現しようがない状態だったことに。
「・・・あくまでこれはもしもの可能性だ。だがこれまでのアンタの感じからアンタに任せると、自分はちゃんとしていると周りから注意の言葉だったりを向けられても、自分は間違ってないと言い張り宮野志保を縛る可能性はどうしたって否定出来ねーだろう。だからそういった事態を防ぐという意味合いも兼ねて宮野志保はこちらで身柄を預かろう。俺達は良くも悪くも他人だからある程度の身の安全の保証はするが、だからこそ彼女にはある程度落ち着けば彼女の将来に関しては彼女がどうしたいかに委ねるくらいには自由を与えるように出来る」
「・・・だからもう志保を貴方達に任せろということか・・・」
「あぁ。それで、どうする?」
「・・・・・・分かった。志保の事はそちらに任せる・・・」
「「「「っ・・・!」」」」
そんな残酷な可能性を上げた上で自分達ならフラットな立場で志保を預かれると承太郎が言ってからどうするかを投げ掛けると、赤井ももうとうとうと言うように力なく頷いたことに新一やジョディ達は唖然としてその光景を見詰める事しか出来なかった。新一達からしたら赤井は共通して誰よりもブレることなく飄々とした様子を崩すことのない人間だと認識していたのに、最早別人なのではと思う程に力のない様子で降参を宣言したかのような姿に・・・
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