近くに見えた物と遠くから見た物の差 前編
「さぁ、まずは俺とここを出るぞ。二人にはちょいと後始末の為にやってもらうことがあるからここに残ることになるがな」
「分かりました、付いていきます」
それでもう行くことを示唆する承太郎に明美は頷き、二人を残して霊安室を後にしていった。
・・・そうして承太郎と明美は人に見られないような形で場を後にし、車に乗ってしばらく街を走った後にとある建物の駐車場に車を停め、中へと入っていった。
「・・・さて、移動中にあらかた話したが大体事情は把握したな?」
「はい・・・貴方達が組織も厄介だと見ているスピードワゴン財団の人間でいて、今回私を助けに来たのは私を始末しようと動いていたジン達の動きを察知したからだということは」
「あぁ。ただ本来ならアンタの事は誰にも知られずに保護したかった所だが、アンタが倒れる前に話したあのボウズが来たからやむを得ずあんな形を取ったが・・・却って今の状況はアンタが生きている事を誤魔化すにはちょうどいい状況になった」
「言いたいことは分かりますけれど・・・どうして、私は助かったんですか?あの時の私は銃弾を受けて致命傷だった筈なのに、何で今こうして生きているのですか・・・?」
・・・それで建物の中の一室にて二人は向かい合って立つ形で話していたのだが、まだどうして自分が生きているのか分からないと明美は血に染まった衣服の撃たれた部分を押さえながら何故と承太郎に問い掛ける。
「・・・その件に関しちゃ今から証拠を見せれるようにしてやる」
「えっ・・・っ!?な、何これは・・・!?」
そこで承太郎が証拠を見せれるようにと言った次の瞬間、目の前に現れた青い人型の何かにたまらず明美は驚き距離を取った。
「落ち着け。これは俺やジョルノ達が使える超能力による存在であって、このビジョンのことを俺達はスタンドと呼んでいるんだが・・・このスタンドはスタンドを使えるスタンド使い以外には普通の人間には見えないが、アンタに今『スタンドが見えるようになる』ようにした。そして俺はこのスタンド・・・スタープラチナを用いてアンタに死ぬ前に仮死状態になってもらうと共に、俺達が霊安室辺りに来たら傷が治って起き上がるというようにさせてもらったからアンタは生き残る事が出来たんだ」
「そ、そんなことが・・・し、信じられないって言いたいけど、そうでもないとあの時に私は死んでいたと考えると、信じるしかないのね・・・」
「理解してもらえたなら何よりだ」
すぐに承太郎はそれが何かについてもだがどうやって助けたのかの詳細を話すと、明美はまだ動揺を隠せないながらもスタープラチナの姿を見ながら信じざるを得ないと口にしたことに、承太郎は小さく頷く。
「その上であの二人があの場に残ったのは詳しく言うと話が長くなるから端的に言うが、アンタの死体の代わりを作って置いてくるためだ。スタンドは個人個人でビジョンもそうだが能力も個性も異なるんでな・・・だからそれが済んだ上で『宮野明美』は死亡したというように確認したならここに戻ってくる手筈になっているが、それは同時にアンタに『宮野明美』の名に立場を捨てて生きてもらう事になる」
「っ・・・それで私の生存がバレたら、組織が動くだろうことが見えるからですか・・・」
「あぁ。俺達の調べでも奴らが裏切り者に対して容赦がない事は確認しているからな。だから今回のアンタの件に関しては俺達が動ける状態にあったから、アンタを助けることにしたって訳だ」
「そう、なんですね・・・」
「・・・何か言いたいことでもあるのか?」
それで残った二人がやることについての言及をしつつ今後の事もだが明美の事を知れたから助けられたと承太郎が言うと、何か歯に挟まったように顔を歪める様子に何かあるのかと問い掛ける。
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「分かりました、付いていきます」
それでもう行くことを示唆する承太郎に明美は頷き、二人を残して霊安室を後にしていった。
・・・そうして承太郎と明美は人に見られないような形で場を後にし、車に乗ってしばらく街を走った後にとある建物の駐車場に車を停め、中へと入っていった。
「・・・さて、移動中にあらかた話したが大体事情は把握したな?」
「はい・・・貴方達が組織も厄介だと見ているスピードワゴン財団の人間でいて、今回私を助けに来たのは私を始末しようと動いていたジン達の動きを察知したからだということは」
「あぁ。ただ本来ならアンタの事は誰にも知られずに保護したかった所だが、アンタが倒れる前に話したあのボウズが来たからやむを得ずあんな形を取ったが・・・却って今の状況はアンタが生きている事を誤魔化すにはちょうどいい状況になった」
「言いたいことは分かりますけれど・・・どうして、私は助かったんですか?あの時の私は銃弾を受けて致命傷だった筈なのに、何で今こうして生きているのですか・・・?」
・・・それで建物の中の一室にて二人は向かい合って立つ形で話していたのだが、まだどうして自分が生きているのか分からないと明美は血に染まった衣服の撃たれた部分を押さえながら何故と承太郎に問い掛ける。
「・・・その件に関しちゃ今から証拠を見せれるようにしてやる」
「えっ・・・っ!?な、何これは・・・!?」
そこで承太郎が証拠を見せれるようにと言った次の瞬間、目の前に現れた青い人型の何かにたまらず明美は驚き距離を取った。
「落ち着け。これは俺やジョルノ達が使える超能力による存在であって、このビジョンのことを俺達はスタンドと呼んでいるんだが・・・このスタンドはスタンドを使えるスタンド使い以外には普通の人間には見えないが、アンタに今『スタンドが見えるようになる』ようにした。そして俺はこのスタンド・・・スタープラチナを用いてアンタに死ぬ前に仮死状態になってもらうと共に、俺達が霊安室辺りに来たら傷が治って起き上がるというようにさせてもらったからアンタは生き残る事が出来たんだ」
「そ、そんなことが・・・し、信じられないって言いたいけど、そうでもないとあの時に私は死んでいたと考えると、信じるしかないのね・・・」
「理解してもらえたなら何よりだ」
すぐに承太郎はそれが何かについてもだがどうやって助けたのかの詳細を話すと、明美はまだ動揺を隠せないながらもスタープラチナの姿を見ながら信じざるを得ないと口にしたことに、承太郎は小さく頷く。
「その上であの二人があの場に残ったのは詳しく言うと話が長くなるから端的に言うが、アンタの死体の代わりを作って置いてくるためだ。スタンドは個人個人でビジョンもそうだが能力も個性も異なるんでな・・・だからそれが済んだ上で『宮野明美』は死亡したというように確認したならここに戻ってくる手筈になっているが、それは同時にアンタに『宮野明美』の名に立場を捨てて生きてもらう事になる」
「っ・・・それで私の生存がバレたら、組織が動くだろうことが見えるからですか・・・」
「あぁ。俺達の調べでも奴らが裏切り者に対して容赦がない事は確認しているからな。だから今回のアンタの件に関しては俺達が動ける状態にあったから、アンタを助けることにしたって訳だ」
「そう、なんですね・・・」
「・・・何か言いたいことでもあるのか?」
それで残った二人がやることについての言及をしつつ今後の事もだが明美の事を知れたから助けられたと承太郎が言うと、何か歯に挟まったように顔を歪める様子に何かあるのかと問い掛ける。
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