探偵の想う矜持に力は更なる暴に砕かれる
「・・・僕もそんなことはさせたくはない。だがハッキリ言ってしまえば奴らを殺さずに食い留めるだけに抑えて捕まえるなんてことに関して、もう無理だと僕を含めた公安の全員が判断したんだ。まだ警視庁内には奴らを自分達の手で捕まえてやるとに意気込んでいる人達もいるが、麻酔銃で狙って眠らせた所で奴らを入れておける刑務所に檻なんて日本のどこにも存在しない・・・むしろ奴らの性質上起きた瞬間にその檻を壊して周りの人間を殺し回った上で、君にリベンジを仕掛けにくる可能性しか考えられないんだ・・・そしてそうなれば僕を含めた公安全員が死力を尽くしても、殺さずというようにやれと言われたら全滅は必至であって、殺してもいいと許可が出たとしても対象を見付けた瞬間に周りの被害を気にせずに銃撃を仕掛けるくらいは最低限しなければこちらが壊滅させられるだろうとも・・・」
「なっ・・・こ、公安がそこまでしてもだなんて・・・!」
「公安に限ったことではないわ。私達CIAにFBIもこうして私達が日本人だからということで五人の死刑囚についての問題の代表として日本に来ているけど、射殺許可を日本政府からもらえないなら決してこちらから手を出すなと私達はどちらも上層部から口酸っぱく言われて日本に送り出されてきたの」
「それもこれも奴らの脅威性があまりにも高いが故だ・・・今まで君が相手にしてきたような知能が高いであったり、君が知るような腕の立つ相手なんていうのとは文字通り次元が違う・・・ただただ純粋な力を振るう化け物達の機嫌を損ねた時の被害はそんな知能犯とは違い、奴らの機嫌次第でいくらでも大きくなるということからな」
「み、水無さんに赤井さんまでそんなこと言う程だっていうのかよ・・・」
安室は自身も苦い気持ちを抱いていると言いつつも本当に手段を選べないといったように言い、更には水無に赤井までもが同じだというように告げた事に新一は信じられないというように漏らす。そこまで五人の死刑囚に対して警戒なんて言葉では足りないといった様子を見せている事に。
「・・・すみません、やはり言葉では信じられないようなので被害者の方々の実態を見せてくださいませんか?」
「えっ・・・どういうことだよ、父さん・・・?」
だがここで優作が口にした言葉に意味が分からないと新一は戸惑うのだが、安室がまた懐から出した写真の束をテーブルに置いて新一の方に広げて見せると・・・
「うっ!?・・・な、なんだよこれは・・・!?」
「・・・これらは死刑囚達が殺したか、あるいは暴行を加えた者達を写した写真だが・・・これら全てに共通して言えることは、奴らは全員武器など使わず自分の肉体や技だけでこの惨状を生み出したということだ」
「こ、こんなことを本当に何も使わずなんて嘘だろ・・・!?」
・・・その写真に写っていた光景は、あまりにも凄惨な物であった。刑務官と神父が一列に並ぶ形で首を吊らされて死んでいる物であったり、防護用の仮面をつけている人の頭がひしゃげている物であったり、人の手首辺りから先が引きちぎられて下がないといった物であったり、コンビニ店員があまりにも無残に殺されている物であったり・・・他の物も含めても普通に生きていては有り得ない程に人が無惨な形にされているという光景ばかりである。
そんな写真にたまらず新一は顔を青くして口に手を当てながら何かと言うが、これが死刑囚達のやったことなんだと安室が真剣に口にしたことに実際の写真を前にしても、顔を引き締める事が出来なかった。話に聞くだけではまだ半分以上も信じられていなかったが、実際に写真越しとは言えあまりの惨劇を目の当たりにして。
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「なっ・・・こ、公安がそこまでしてもだなんて・・・!」
「公安に限ったことではないわ。私達CIAにFBIもこうして私達が日本人だからということで五人の死刑囚についての問題の代表として日本に来ているけど、射殺許可を日本政府からもらえないなら決してこちらから手を出すなと私達はどちらも上層部から口酸っぱく言われて日本に送り出されてきたの」
「それもこれも奴らの脅威性があまりにも高いが故だ・・・今まで君が相手にしてきたような知能が高いであったり、君が知るような腕の立つ相手なんていうのとは文字通り次元が違う・・・ただただ純粋な力を振るう化け物達の機嫌を損ねた時の被害はそんな知能犯とは違い、奴らの機嫌次第でいくらでも大きくなるということからな」
「み、水無さんに赤井さんまでそんなこと言う程だっていうのかよ・・・」
安室は自身も苦い気持ちを抱いていると言いつつも本当に手段を選べないといったように言い、更には水無に赤井までもが同じだというように告げた事に新一は信じられないというように漏らす。そこまで五人の死刑囚に対して警戒なんて言葉では足りないといった様子を見せている事に。
「・・・すみません、やはり言葉では信じられないようなので被害者の方々の実態を見せてくださいませんか?」
「えっ・・・どういうことだよ、父さん・・・?」
だがここで優作が口にした言葉に意味が分からないと新一は戸惑うのだが、安室がまた懐から出した写真の束をテーブルに置いて新一の方に広げて見せると・・・
「うっ!?・・・な、なんだよこれは・・・!?」
「・・・これらは死刑囚達が殺したか、あるいは暴行を加えた者達を写した写真だが・・・これら全てに共通して言えることは、奴らは全員武器など使わず自分の肉体や技だけでこの惨状を生み出したということだ」
「こ、こんなことを本当に何も使わずなんて嘘だろ・・・!?」
・・・その写真に写っていた光景は、あまりにも凄惨な物であった。刑務官と神父が一列に並ぶ形で首を吊らされて死んでいる物であったり、防護用の仮面をつけている人の頭がひしゃげている物であったり、人の手首辺りから先が引きちぎられて下がないといった物であったり、コンビニ店員があまりにも無残に殺されている物であったり・・・他の物も含めても普通に生きていては有り得ない程に人が無惨な形にされているという光景ばかりである。
そんな写真にたまらず新一は顔を青くして口に手を当てながら何かと言うが、これが死刑囚達のやったことなんだと安室が真剣に口にしたことに実際の写真を前にしても、顔を引き締める事が出来なかった。話に聞くだけではまだ半分以上も信じられていなかったが、実際に写真越しとは言えあまりの惨劇を目の当たりにして。
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