信頼と不信は紙一重の物である
「あぁ。だから俺は帝丹に入ってからは余計なやっかみやら何やらを買わないようにってずっと大人しく振る舞ってきたし、クラスの奴らも俺に気を使ってくれるようになったんだよ。お前は無理して工藤には近付かなくていいってな」
「・・・どういうことなん?無理して近付くなって?」
だがまだ続く花宮からの話の中で今吉もそうだが、二人もどういうことかと意味深な言葉に興味を示して耳を傾ける。
「帝丹に入学して始めくらいは別に大して周りから何か言われる事もなくいたんだが、次第に時間が経っていく中でクラスの奴らから言われたんだよ。お前は工藤と仲良くなりたいだとか憧れみたいな物はねぇのかってな」
「それで、猫を被っとる花宮はなんて答えたん?」
「その時はそいつらは普段工藤と仲が悪くねぇように接してるのを傍で見てたのもあって、何でいきなりそんなことを切り出してきたのかが分からねぇから、その意図を探ることも兼ねて当たり障りのないことを言いつつ話の流れを調整しながらその真意を探っていったよ・・・そうして返ってきた答えでクラスの奴らは工藤に対して表向きはただ合わせてるだけだって見たんだよ。表面上は仲良くやっているようには見せてもその実は表向きのように工藤との距離は近くない上で、俺が工藤側なのか自分達の側なのかを探ってるってな」
「・・・あぁ、成程。要は花宮程じゃなくてもクラスメイト達も工藤君に関して取り繕ってるんか」
「あぁ、そういうことだ」
「「っ・・・!」」
それで花宮がどんなやりとりがあったかにどんな推測をしたのかを話していき、今吉も納得といった声を漏らすが二人は嘘だろうというように愕然としていた。二人も時間は短いながらも新一や花宮と同じクラスで過ごしてきたのに、話に出たようなことなど全く感じたことないのもそうだが、花宮の言う通りなら自分達もだが新一も上辺だけのクラスメイト達に欺かれているのだということに。
「まぁそこで俺が別に工藤と仲良くなりたいとか憧れやらみたいな気持ちはないって言ったら、そいつらの空気が明らかにホッとしたみたいになった上で俺の普段の姿からそれなら安心だって言われたんだよ。お前が大人しいってのもあって工藤と問題は起きそうにねぇってのもそうだし、もし何かありゃ工藤じゃなく俺らに言ってくれってな」
「・・・その俺らにって風に言われたことに関しては、どういうことかって聞いたん?」
「勿論だ。表向きはここまで聞いて中途半端なのはキツいし、言って欲しくない事があるなら黙るからって風に言ったらヒソヒソ話で答えてくれたよ・・・確かに工藤に言えば問題は解決するかもしれないけど、それは事件に発展するようなトラブルになることがまず確定してるってのが見えてるからで、俺達は一見は工藤の事を流石みたいな感じで褒めちゃいるけど実際はそんな風になることなんか望んじゃいないから、出来るなら問題に発展させない為に相談やらがある場合は俺達に言ってくれってな」
「・・・問題に発展させない為にって、どんだけ工藤君にそうさせたくないって思っとるん・・・」
「そこんとこは俺より昔から工藤に近い位置に幼稚園や小中高と付き合ってきたからこそだってそいつらは言ってたよ。帝丹は入りゃ余程じゃなけりゃエスカレーター式で上がれる学校だってシステムなのは俺も聞いちゃいたが、だからこそ工藤と昔から同じように時間を過ごしてた分、きな臭いような事になりそうな時に工藤が近くにいて面倒になったことなんかそれこそ数を数える気にならないくらいに付き合ってきたから、それを起こされて面倒になるくらいなら俺達が相談でも何でも出来ることがあるなら付き合ってやるから頼むってな」
「・・・話の感じだけで本当に昔から知っとるから工藤君が活動するのを嫌がっとるのが伝わってくるけど、面倒かけられたからでそこまで周りに嫌がられるような性格しとるような感じには思えへんとも感じるんやが・・・」
「他にも要因はあるんだよ。工藤の事を遠巻きに周りがするだけの要因がな」
だがそんな二人に構わず花宮達の会話は続いていくのだが、今吉が何でそこまでといった様子になるが他にもあるからだと平然と花宮は返す。
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「・・・どういうことなん?無理して近付くなって?」
だがまだ続く花宮からの話の中で今吉もそうだが、二人もどういうことかと意味深な言葉に興味を示して耳を傾ける。
「帝丹に入学して始めくらいは別に大して周りから何か言われる事もなくいたんだが、次第に時間が経っていく中でクラスの奴らから言われたんだよ。お前は工藤と仲良くなりたいだとか憧れみたいな物はねぇのかってな」
「それで、猫を被っとる花宮はなんて答えたん?」
「その時はそいつらは普段工藤と仲が悪くねぇように接してるのを傍で見てたのもあって、何でいきなりそんなことを切り出してきたのかが分からねぇから、その意図を探ることも兼ねて当たり障りのないことを言いつつ話の流れを調整しながらその真意を探っていったよ・・・そうして返ってきた答えでクラスの奴らは工藤に対して表向きはただ合わせてるだけだって見たんだよ。表面上は仲良くやっているようには見せてもその実は表向きのように工藤との距離は近くない上で、俺が工藤側なのか自分達の側なのかを探ってるってな」
「・・・あぁ、成程。要は花宮程じゃなくてもクラスメイト達も工藤君に関して取り繕ってるんか」
「あぁ、そういうことだ」
「「っ・・・!」」
それで花宮がどんなやりとりがあったかにどんな推測をしたのかを話していき、今吉も納得といった声を漏らすが二人は嘘だろうというように愕然としていた。二人も時間は短いながらも新一や花宮と同じクラスで過ごしてきたのに、話に出たようなことなど全く感じたことないのもそうだが、花宮の言う通りなら自分達もだが新一も上辺だけのクラスメイト達に欺かれているのだということに。
「まぁそこで俺が別に工藤と仲良くなりたいとか憧れやらみたいな気持ちはないって言ったら、そいつらの空気が明らかにホッとしたみたいになった上で俺の普段の姿からそれなら安心だって言われたんだよ。お前が大人しいってのもあって工藤と問題は起きそうにねぇってのもそうだし、もし何かありゃ工藤じゃなく俺らに言ってくれってな」
「・・・その俺らにって風に言われたことに関しては、どういうことかって聞いたん?」
「勿論だ。表向きはここまで聞いて中途半端なのはキツいし、言って欲しくない事があるなら黙るからって風に言ったらヒソヒソ話で答えてくれたよ・・・確かに工藤に言えば問題は解決するかもしれないけど、それは事件に発展するようなトラブルになることがまず確定してるってのが見えてるからで、俺達は一見は工藤の事を流石みたいな感じで褒めちゃいるけど実際はそんな風になることなんか望んじゃいないから、出来るなら問題に発展させない為に相談やらがある場合は俺達に言ってくれってな」
「・・・問題に発展させない為にって、どんだけ工藤君にそうさせたくないって思っとるん・・・」
「そこんとこは俺より昔から工藤に近い位置に幼稚園や小中高と付き合ってきたからこそだってそいつらは言ってたよ。帝丹は入りゃ余程じゃなけりゃエスカレーター式で上がれる学校だってシステムなのは俺も聞いちゃいたが、だからこそ工藤と昔から同じように時間を過ごしてた分、きな臭いような事になりそうな時に工藤が近くにいて面倒になったことなんかそれこそ数を数える気にならないくらいに付き合ってきたから、それを起こされて面倒になるくらいなら俺達が相談でも何でも出来ることがあるなら付き合ってやるから頼むってな」
「・・・話の感じだけで本当に昔から知っとるから工藤君が活動するのを嫌がっとるのが伝わってくるけど、面倒かけられたからでそこまで周りに嫌がられるような性格しとるような感じには思えへんとも感じるんやが・・・」
「他にも要因はあるんだよ。工藤の事を遠巻きに周りがするだけの要因がな」
だがそんな二人に構わず花宮達の会話は続いていくのだが、今吉が何でそこまでといった様子になるが他にもあるからだと平然と花宮は返す。
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