信頼と不信は紙一重の物である
・・・『工藤新一』がある組織の者達により体を小さくされ、『江戸川コナン』と周りの人々を騙す為の名前を名乗り子どものように振る舞う形で組織を追うことにしてから数ヶ月という時間が経ち、結果として言うならば新一は元の体に戻ることが出来て元の生活に戻ることが出来た。いや、むしろその過程の中で出会った人物達との縁も出来たことで一層に充実するような形になったくらいだ。
だが新一もそうだが新一と親しくしている者達は知らなかった。そういった充実しているという気持ちになっていたのは実は新一とその周りの自分達だけで、新一の周囲のクラスメイト達はそのように思っていなかったことを・・・
「・・・あれ?あれって花宮君だよね?」
「・・・確かに花宮君だけど、隣の眼鏡をかけている人は帝丹の人じゃないようね。私服なのもそうだけど、見たことある人じゃないし」
・・・三学期の終業式も終わり、生徒が皆帰路につこうとする中で世良が志保をハンバーガー食べに行こうと誘って二人でハンバーガーショップに来た。
そんな中でレジ前からトレーに乗った商品を受け取り奥に向かう同じクラスの生徒である花宮と、私服を着た眼鏡の男性の姿を見付けた世良の声に志保も気付くが、すぐに興味を無くしたようにレジの方を向く。
「・・・多分知り合いか何かとここでハンバーガーでも食べようってなっただけでしょ。それより私達も頼みましょう」
「そうだね。特に険悪な空気も感じないし、そうしよう」
たまたまあまり話したこともないクラスメイトが知り合いらしき人物と会っているだけ・・・そういったように考え注文の方に集中しようといった志保に、世良もすぐに同意した。何かトラブルといった空気は感じないからと。
・・・そうして二人は注文を終えてトレーを持ちながら対面で座れる席を見つけ、そこのテーブルにトレーを置いて向かい合う形で座った。
「・・・いやぁそれにしても本当に久しぶりやな、花宮。バスケットをお前が辞めてから初めて会ったけど、ワシに会えなくて淋しくなかったか?」
「あぁ、淋しかった・・・なんて言うかよバァカ!」
「「っ!?」」
だがそこで世良の後ろの衝立て越しに聞こえてきた声に、二人はたまらず目を見開いて絶句してしまった・・・前半は知らない声だが後半はあまり喋らないながらも声は聞いたことのある花宮の物だったのだが、いきなり豹変したその言葉遣いや態度など全く知らないとなる形でだ。
「相変わらず猫を被ってるようやな〜、花宮。疲れへん、それ?」
「今更だし疲れねぇよ。それに無害だって態度を徹底してねぇと帝丹じゃ悪目立ちすることになることもだが、工藤に目をつけられかねねぇんだ。そんなことになんななりたくねぇんだよ」
「ん?工藤って工藤新一君?何で工藤君に目をつけられたくないんや?」
だがそんなことなど知らないとばかりに花宮ともう一人の男は平然と話を続けていくが、花宮の心底嫌そうな声に男が気になると先を促すと共に、志保と世良の二人も驚きを引っ込めて自然と耳を傾ける形になっていた。
「俺も今吉さん以外にオカルトがあるなんて想像だにしてなかったんだよ。工藤の周りであまりにも事件が起きすぎることに関してなんかな」
「花宮ー、ナチュラルにワシを妖怪扱いすんのは止めてって前にも言ったやろ?」
「んなことはどうでもいい。この話で重要なのは工藤の周りで揉め事が起こると、事件になる可能性が滅茶苦茶たけぇことなんだよ。それこそ普通ならちょっとした揉め事だとか仲が悪くなった程度で済むんじゃねぇかってことが、工藤が関わると事件・・・それも推理が必要な事件になる可能性が異様にな」
更に花宮が話を続け今吉と呼ばれた男が抗議の声を向けるが、知ったことではないと心底からウンザリしてるとばかりに漏らす。
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だが新一もそうだが新一と親しくしている者達は知らなかった。そういった充実しているという気持ちになっていたのは実は新一とその周りの自分達だけで、新一の周囲のクラスメイト達はそのように思っていなかったことを・・・
「・・・あれ?あれって花宮君だよね?」
「・・・確かに花宮君だけど、隣の眼鏡をかけている人は帝丹の人じゃないようね。私服なのもそうだけど、見たことある人じゃないし」
・・・三学期の終業式も終わり、生徒が皆帰路につこうとする中で世良が志保をハンバーガー食べに行こうと誘って二人でハンバーガーショップに来た。
そんな中でレジ前からトレーに乗った商品を受け取り奥に向かう同じクラスの生徒である花宮と、私服を着た眼鏡の男性の姿を見付けた世良の声に志保も気付くが、すぐに興味を無くしたようにレジの方を向く。
「・・・多分知り合いか何かとここでハンバーガーでも食べようってなっただけでしょ。それより私達も頼みましょう」
「そうだね。特に険悪な空気も感じないし、そうしよう」
たまたまあまり話したこともないクラスメイトが知り合いらしき人物と会っているだけ・・・そういったように考え注文の方に集中しようといった志保に、世良もすぐに同意した。何かトラブルといった空気は感じないからと。
・・・そうして二人は注文を終えてトレーを持ちながら対面で座れる席を見つけ、そこのテーブルにトレーを置いて向かい合う形で座った。
「・・・いやぁそれにしても本当に久しぶりやな、花宮。バスケットをお前が辞めてから初めて会ったけど、ワシに会えなくて淋しくなかったか?」
「あぁ、淋しかった・・・なんて言うかよバァカ!」
「「っ!?」」
だがそこで世良の後ろの衝立て越しに聞こえてきた声に、二人はたまらず目を見開いて絶句してしまった・・・前半は知らない声だが後半はあまり喋らないながらも声は聞いたことのある花宮の物だったのだが、いきなり豹変したその言葉遣いや態度など全く知らないとなる形でだ。
「相変わらず猫を被ってるようやな〜、花宮。疲れへん、それ?」
「今更だし疲れねぇよ。それに無害だって態度を徹底してねぇと帝丹じゃ悪目立ちすることになることもだが、工藤に目をつけられかねねぇんだ。そんなことになんななりたくねぇんだよ」
「ん?工藤って工藤新一君?何で工藤君に目をつけられたくないんや?」
だがそんなことなど知らないとばかりに花宮ともう一人の男は平然と話を続けていくが、花宮の心底嫌そうな声に男が気になると先を促すと共に、志保と世良の二人も驚きを引っ込めて自然と耳を傾ける形になっていた。
「俺も今吉さん以外にオカルトがあるなんて想像だにしてなかったんだよ。工藤の周りであまりにも事件が起きすぎることに関してなんかな」
「花宮ー、ナチュラルにワシを妖怪扱いすんのは止めてって前にも言ったやろ?」
「んなことはどうでもいい。この話で重要なのは工藤の周りで揉め事が起こると、事件になる可能性が滅茶苦茶たけぇことなんだよ。それこそ普通ならちょっとした揉め事だとか仲が悪くなった程度で済むんじゃねぇかってことが、工藤が関わると事件・・・それも推理が必要な事件になる可能性が異様にな」
更に花宮が話を続け今吉と呼ばれた男が抗議の声を向けるが、知ったことではないと心底からウンザリしてるとばかりに漏らす。
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