過去を過去とすべきか否か 後編
「・・・正直、そういうことならあの人にはララァという人を見付けてほしいですね。そして出来る事ならもうあの人共々、もう二度と僕達に近付かないでほしいんですが・・・仮にあの人がやったことやその内心についてを聞いたとして、それを受け入れると言うならどういう人なのかと思ってしまいますね・・・」
「さぁな。会ったこともない者についてをこれ以上考える事など出来んが、それでもあのシャアを受け入れられるというように考えれば、ララァ=スンという存在にそれだけの母性があるということなのか、はたまたニュータイプとしてからなのか単に人間力からシャアがララァ=スンからして御しやすいだけの人間だったのか・・・もうどちらでも構わん。重要なのはもうシャアに会いたくないという我々の気持ちであって、その後にシャアが会いに来なければどうなろうがな」
そして二人は切実にもうシャアに関わり合いになりたくないというようララァに関してを交えつつ口にしていった。より一層シャアへの気持ちが失われたことを共に感じながら・・・
・・・そうして以降、シャアがカミーユやハマーンの前に現れることも何らかの連絡を取ってくる事もなかった。これが単に仕事で日本に来たからというだけで以降に日本に来なかったのか、ララァを見付けて何らかの形で落ち着くことになったのか、それとも何にもすがれないと知って絶望したからこそ二人に頼れないと思ったのかのどれかは、定かにならない形で・・・
END
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「さぁな。会ったこともない者についてをこれ以上考える事など出来んが、それでもあのシャアを受け入れられるというように考えれば、ララァ=スンという存在にそれだけの母性があるということなのか、はたまたニュータイプとしてからなのか単に人間力からシャアがララァ=スンからして御しやすいだけの人間だったのか・・・もうどちらでも構わん。重要なのはもうシャアに会いたくないという我々の気持ちであって、その後にシャアが会いに来なければどうなろうがな」
そして二人は切実にもうシャアに関わり合いになりたくないというようララァに関してを交えつつ口にしていった。より一層シャアへの気持ちが失われたことを共に感じながら・・・
・・・そうして以降、シャアがカミーユやハマーンの前に現れることも何らかの連絡を取ってくる事もなかった。これが単に仕事で日本に来たからというだけで以降に日本に来なかったのか、ララァを見付けて何らかの形で落ち着くことになったのか、それとも何にもすがれないと知って絶望したからこそ二人に頼れないと思ったのかのどれかは、定かにならない形で・・・
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