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1冊目 追憶

そしてボクはまた
消失とじゃれあう日常へと舞い戻る
あまりにも急に
そしてあまりにも早く
ボクの物語は終焉を告げた
千秋楽はとっくの昔だったようだ

一人舞台 一人役者
ボクは皮肉を飲み込んで
賛美の拍手を贈ることとしよう
「ありがとう」
同時に別れの幕は閉じる

孤独の海へ帰ろうか
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