ヒカルの碁
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好きだよとか、愛してるよとか。
そういう普通の女の子たちが黄色い声を上げるようなセリフを、
アキラくんは決して口にしない。
別にわたし自身もさほどそれは気にならないし、彼らしいと納得もしている。
だって、わたしへの愛情表現がないわけではないから。
「もっとこっちに来ないと、落ちてしまうよ」
二人でベッドに並べば、背後から腰に回された腕に引き寄せられて、
絶対に距離を取らせてくれない。
人前では凛とした姿しか見せない彼だけれど、意外と本来は甘えたなのだ。
パジャマの隙間から音もなく滑り込んでくる手が、腹部を通ってゆっくりと腰のラインをなぞる。
ぞくぞく背中に甘い痺れが走って、反射的に小さく吐息がこぼれた。
「千颯さん、ここ好きだよね」
わたしの反応を楽しむように耳元で囁かれれば、身体は素直に反応してひくりと跳ねる。
「あぁ、でもこっちの方が良いんだっけ?」
一度パジャマから手を引き、今度は外から布越しに胸の一番敏感なところへ触れてくる。
なぞったり、掴んだり、引っ掻いたり。
ほんの数本の指先しか使っていないのに、アキラくんはいとも容易くわたしの思考回路を麻痺させていく。
頭の中にだんだん霧が掛かっていくように、考えることを放棄する。
「このまま、いい?」
わたしがもう頷くことしかできないのをわかってるくせに、そう聞くのは狡い。
せめて一矢報いるくらいはと、身体を反転させて思い切り唇を彼のそれへと重ねた。
一瞬驚いて目を丸くしていたようだけれど、どこかでかちりとスイッチが入ってしまった。
歯列をこじ開けて舌を滑り込ませてくる。
あっという間に、形勢逆転。
「ボクを煽ったこと、後で後悔するなよ」
いつもよりずっと低い声でそう囁かれてしまったら。
あとはもう、全部委ねてしまうだけ。
そういう普通の女の子たちが黄色い声を上げるようなセリフを、
アキラくんは決して口にしない。
別にわたし自身もさほどそれは気にならないし、彼らしいと納得もしている。
だって、わたしへの愛情表現がないわけではないから。
「もっとこっちに来ないと、落ちてしまうよ」
二人でベッドに並べば、背後から腰に回された腕に引き寄せられて、
絶対に距離を取らせてくれない。
人前では凛とした姿しか見せない彼だけれど、意外と本来は甘えたなのだ。
パジャマの隙間から音もなく滑り込んでくる手が、腹部を通ってゆっくりと腰のラインをなぞる。
ぞくぞく背中に甘い痺れが走って、反射的に小さく吐息がこぼれた。
「千颯さん、ここ好きだよね」
わたしの反応を楽しむように耳元で囁かれれば、身体は素直に反応してひくりと跳ねる。
「あぁ、でもこっちの方が良いんだっけ?」
一度パジャマから手を引き、今度は外から布越しに胸の一番敏感なところへ触れてくる。
なぞったり、掴んだり、引っ掻いたり。
ほんの数本の指先しか使っていないのに、アキラくんはいとも容易くわたしの思考回路を麻痺させていく。
頭の中にだんだん霧が掛かっていくように、考えることを放棄する。
「このまま、いい?」
わたしがもう頷くことしかできないのをわかってるくせに、そう聞くのは狡い。
せめて一矢報いるくらいはと、身体を反転させて思い切り唇を彼のそれへと重ねた。
一瞬驚いて目を丸くしていたようだけれど、どこかでかちりとスイッチが入ってしまった。
歯列をこじ開けて舌を滑り込ませてくる。
あっという間に、形勢逆転。
「ボクを煽ったこと、後で後悔するなよ」
いつもよりずっと低い声でそう囁かれてしまったら。
あとはもう、全部委ねてしまうだけ。