ヒカルの碁
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シャワー浴びて、カルピス片手にリビングへ行くと、
ソファーに座って難しそうな本を眺めている慎一郎さんがいた。
普段ならわたしが隣に座っても気づかないくらい集中しているのに
今日は足音ひとつで気づいてくれた。
「そんなとこに突っ立ってないで、ほら」
ぱたんと本を閉じて隣に置き、おいでと柔らかな笑顔で両手を広げてくれる。
ほんの少しの恥ずかしさと、ほとんどを占める嬉しさで緩みきった表情を隠すこともせず
グラスはローテーブルに置いて、思いっきりその腕の中に飛び込んだ。
「こら、また髪ちゃんと乾かしてないだろ」
「えーだめ?」
「そう言って、この前熱出したの誰だっけ?」
わたしの首に掛けていたタオルを掴んでやや手荒く頭に掛け直し、
わしゃわしゃと髪を拭く。
まるでシャワーしたての犬みたいに。
ようやく手が止まったかと思えば、首筋に不意打ちのキス。
びっくりして振り返ると、今度は触れるだけのそれを唇に、何度も。
・・・くすぐったい。
「慎一郎さん、今日どうしたの?」
いつもならこんなこと、ベッドの中でしかしないのに。
不思議そうに首を傾げたら、ぎゅっと強く抱きしめられて耳元で囁かれる。
「別に深い意味はないよ。ただ・・・したかっただけ」
聴き慣れない低めのトーンに、突然胸の奥がきゅっとなる。
どうしよう、もっともっと好きって気持ちが膨らんでる。
優しく頭を撫でてもらって、またキスを重ねる。
じわりじわりと思考が止まっていくような、それでいてふわふわするような心地よさ。
ねぇ、今日だけにするから。
もっと、って言ったら・・・貴方はどんな顔をする?
ソファーに座って難しそうな本を眺めている慎一郎さんがいた。
普段ならわたしが隣に座っても気づかないくらい集中しているのに
今日は足音ひとつで気づいてくれた。
「そんなとこに突っ立ってないで、ほら」
ぱたんと本を閉じて隣に置き、おいでと柔らかな笑顔で両手を広げてくれる。
ほんの少しの恥ずかしさと、ほとんどを占める嬉しさで緩みきった表情を隠すこともせず
グラスはローテーブルに置いて、思いっきりその腕の中に飛び込んだ。
「こら、また髪ちゃんと乾かしてないだろ」
「えーだめ?」
「そう言って、この前熱出したの誰だっけ?」
わたしの首に掛けていたタオルを掴んでやや手荒く頭に掛け直し、
わしゃわしゃと髪を拭く。
まるでシャワーしたての犬みたいに。
ようやく手が止まったかと思えば、首筋に不意打ちのキス。
びっくりして振り返ると、今度は触れるだけのそれを唇に、何度も。
・・・くすぐったい。
「慎一郎さん、今日どうしたの?」
いつもならこんなこと、ベッドの中でしかしないのに。
不思議そうに首を傾げたら、ぎゅっと強く抱きしめられて耳元で囁かれる。
「別に深い意味はないよ。ただ・・・したかっただけ」
聴き慣れない低めのトーンに、突然胸の奥がきゅっとなる。
どうしよう、もっともっと好きって気持ちが膨らんでる。
優しく頭を撫でてもらって、またキスを重ねる。
じわりじわりと思考が止まっていくような、それでいてふわふわするような心地よさ。
ねぇ、今日だけにするから。
もっと、って言ったら・・・貴方はどんな顔をする?