物書きリハビリ中
10/7
2023/10/07 14:20「ニナの子供にも会いに行きてェしな!!」
「わっ、ルフィ!」
「え?子供?」
慌てて口を塞いだけれど手遅れだった。
宴が静まり返ったと同時に後方から殺気が飛んできた。
早々に寝てしまったチョッパーとウソップの寝息だけが甲板に響く。
「…お前さん、子持ちだったんじゃな」
「人は見かけによらないわね」
「スーパーめでてえじゃねェか!」
「ヨホホホ!ではお祝いの歌を一曲!」
のほほんと受け入れてくれる年長組の面々に少しホッとしつつも、私の意識は飛んできた殺気の主に向いていた。
宴に背を向けて離れていく彼を視界の端に捉えつつ、ものすごい勢いで迫ってくるナミの質問攻めに答えるだけでその場は精一杯だった。
*
ロビンとナミが女部屋に引き上げて、それ以外のほとんどが甲板で夢の中になった頃、私は意を決して重い腰を上げた。
ちゃんと話をしないと。
そして私は”いつもの場所”へ足を向けた。
→10/11へ
「わっ、ルフィ!」
「え?子供?」
慌てて口を塞いだけれど手遅れだった。
宴が静まり返ったと同時に後方から殺気が飛んできた。
早々に寝てしまったチョッパーとウソップの寝息だけが甲板に響く。
「…お前さん、子持ちだったんじゃな」
「人は見かけによらないわね」
「スーパーめでてえじゃねェか!」
「ヨホホホ!ではお祝いの歌を一曲!」
のほほんと受け入れてくれる年長組の面々に少しホッとしつつも、私の意識は飛んできた殺気の主に向いていた。
宴に背を向けて離れていく彼を視界の端に捉えつつ、ものすごい勢いで迫ってくるナミの質問攻めに答えるだけでその場は精一杯だった。
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ロビンとナミが女部屋に引き上げて、それ以外のほとんどが甲板で夢の中になった頃、私は意を決して重い腰を上げた。
ちゃんと話をしないと。
そして私は”いつもの場所”へ足を向けた。
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