第六章
夢小説設定
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上空を回遊しながら、広場に目を凝らす。
きらりと光ったのが銃口だと気づいた瞬間にはもう、反射的にその場所に向けて急降下を始めていた。
「うわっ、なんだあれ!?」
気づいても避けられないでしょう。
「敵意のない女の子に銃口向けるなんて」
「うわあああああぁ!!」
翼の下に固定しているガトリングガンで眼下の敵に一斉砲撃した。
しらほしちゃんに狙いをつけていた輩が地面に倒れ込む。
「リオ様!!ありがとうございます!!」
「いいえー」
また上空へ旋回して地上の不穏な動きに目を光らせる。
「…ん?」
地面に大きな穴…?
目を凝らすとその中に、さっきお披露目されたサニーの戦車とフランキーのバイクが落ちているのが見えた。
同時にナミとチョッパーとパッパグ、ウソップが穴から投げ出されてくるのも。
「ああ、えっと…クロサイと…ブラキオなんちゃらね」
ドッキングがどうとか言ってた気がするけど、興味がなくて聞き流した。
遠距離攻撃を目論む輩を見つけては砲撃を繰り返していたら、不意に視界が翳った。
上を見上げる。
「これ…、船…?」
船の接近にざわめく広場。
何かが目の前を横切る。
「え、しらほしちゃん!?」
巨船の前に立ちはだかった彼女が攻撃を受ける。
反射的に追いかけようとした私に後ろから声がかかった。
「待てリオちゃん!おれが行く!!」
「サンジ!?飛べるの!?」
「あァ!任せてくれ!」
「わかった!」
背中を踏み台に差し出して、サンジはより高くジャンプする。
急に騒がしくなった一角に目を向けると、タコの剣士が暴れだしているのが見えた。
その進行方向にロビンがいるのが見えて急降下する。
けれど、急降下を途中で止めた。
ゾロが間合いに飛び込むのが見えたから。
「…大丈夫みたい」
ウソップの後ろからハンマーを振りかぶる敵が見えた次の瞬間、地中から飛び出してきたチョッパーが敵をなぎ倒す。
「…ふふ」
知らないうちに唇の端に笑みが浮かんでいた。
いつか聞いた咆哮が耳を貫く。
「…ありゃあ…あん時の…!?」
「あぁ、使ったのね」
「リオ、ナニ落ち着いてやがんだよ!!止めねぇと!!」
「大丈夫よ、今のチョッパーはああなっても意識あるから」
「何だと!?ならあれが味方ってことか!?」
「そうよ。制御できるまでは大変だったけどね」
「へェ、そうか。オメェもあれ目指してんのかよ」
「…目指しては…ないかな」
きらりと光ったのが銃口だと気づいた瞬間にはもう、反射的にその場所に向けて急降下を始めていた。
「うわっ、なんだあれ!?」
気づいても避けられないでしょう。
「敵意のない女の子に銃口向けるなんて」
「うわあああああぁ!!」
翼の下に固定しているガトリングガンで眼下の敵に一斉砲撃した。
しらほしちゃんに狙いをつけていた輩が地面に倒れ込む。
「リオ様!!ありがとうございます!!」
「いいえー」
また上空へ旋回して地上の不穏な動きに目を光らせる。
「…ん?」
地面に大きな穴…?
目を凝らすとその中に、さっきお披露目されたサニーの戦車とフランキーのバイクが落ちているのが見えた。
同時にナミとチョッパーとパッパグ、ウソップが穴から投げ出されてくるのも。
「ああ、えっと…クロサイと…ブラキオなんちゃらね」
ドッキングがどうとか言ってた気がするけど、興味がなくて聞き流した。
遠距離攻撃を目論む輩を見つけては砲撃を繰り返していたら、不意に視界が翳った。
上を見上げる。
「これ…、船…?」
船の接近にざわめく広場。
何かが目の前を横切る。
「え、しらほしちゃん!?」
巨船の前に立ちはだかった彼女が攻撃を受ける。
反射的に追いかけようとした私に後ろから声がかかった。
「待てリオちゃん!おれが行く!!」
「サンジ!?飛べるの!?」
「あァ!任せてくれ!」
「わかった!」
背中を踏み台に差し出して、サンジはより高くジャンプする。
急に騒がしくなった一角に目を向けると、タコの剣士が暴れだしているのが見えた。
その進行方向にロビンがいるのが見えて急降下する。
けれど、急降下を途中で止めた。
ゾロが間合いに飛び込むのが見えたから。
「…大丈夫みたい」
ウソップの後ろからハンマーを振りかぶる敵が見えた次の瞬間、地中から飛び出してきたチョッパーが敵をなぎ倒す。
「…ふふ」
知らないうちに唇の端に笑みが浮かんでいた。
いつか聞いた咆哮が耳を貫く。
「…ありゃあ…あん時の…!?」
「あぁ、使ったのね」
「リオ、ナニ落ち着いてやがんだよ!!止めねぇと!!」
「大丈夫よ、今のチョッパーはああなっても意識あるから」
「何だと!?ならあれが味方ってことか!?」
「そうよ。制御できるまでは大変だったけどね」
「へェ、そうか。オメェもあれ目指してんのかよ」
「…目指しては…ないかな」