第六章
夢小説設定
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タチが悪そうな海賊の襲撃、大きなタコの襲撃、ゴーストシップの出現、海底火山の噴火と目まぐるしく深海の航路を進む。
ルフィ達が従えてきた巨大タコがいなかったら、マグマに一瞬で飲みこまれていただろう。
何とか土石流を避けて海溝の底までたどり着くと、そこは光に満たされた場所だった。
「着いたぞー!!グランドラインの名スポット!!」
みんなが口々に到着を喜んでいた。
「リオ、どうかした?」
「…なんでもない」
ロビンもチョッパーもブルックもルフィも、いつも通り。
「…顔色が悪いわよ」
「寒かったり暑かったりしたからかな」
急に船に影が差して目を上げると、何匹もの海獣が目の前にいた。
海獣の群れから逃げるためにクードバーストで魚人島に入ろうとするも、2重のシャボンに遮られて船から投げ出された私たちは、あっという間に海流に流された。
力が抜けた。
轟音すら感じない深海の海流に流されていく。
上から見たら同じ水なのに、なんで流れの速いところと遅いところがあるんだろう。
そんなことを考えながら私は意識を手放した。
目を閉じる直前に、水色の何かが視界を横切った気がした。
*
「すっごい身の危険を感じたけどね!誰かさんのせいで!!…って、ロビン!!リオ!!」
聞き慣れた声がして目を開けた。
「ん…」
「気づいたか!」
「フランキー…」
「あんた二人いっぺんに助けちゃったのね!?」
「オウよ!両手に花ってヤツだな!!」
「…ありがとう」
「イイってことよ」
私とロビンを地面に降ろしたフランキーが辺りを見渡した。
「おれァちょっくら近くを見てくるから、ロビンを頼んだぞ」
「わかったわ」
重い体を起こしてフランキーを見送る。
あ、一緒に偵察行けばよかったかも。
「あんたも休んでなさいね」
「…なんでわかったの」
「お見通しよ。なに焦ってるのか知らないけど、ああいうのは男共に任せればいいの」
「…そうね、ありがとう」
「それにここに敵が出たら、あたし一人でロビンを守るのは大変なんだから」
「そっか…そうね。ふふ」
「ん…」
「あ、いま、」
「ロビン、ロビン…!」
ルフィ達が従えてきた巨大タコがいなかったら、マグマに一瞬で飲みこまれていただろう。
何とか土石流を避けて海溝の底までたどり着くと、そこは光に満たされた場所だった。
「着いたぞー!!グランドラインの名スポット!!」
みんなが口々に到着を喜んでいた。
「リオ、どうかした?」
「…なんでもない」
ロビンもチョッパーもブルックもルフィも、いつも通り。
「…顔色が悪いわよ」
「寒かったり暑かったりしたからかな」
急に船に影が差して目を上げると、何匹もの海獣が目の前にいた。
海獣の群れから逃げるためにクードバーストで魚人島に入ろうとするも、2重のシャボンに遮られて船から投げ出された私たちは、あっという間に海流に流された。
力が抜けた。
轟音すら感じない深海の海流に流されていく。
上から見たら同じ水なのに、なんで流れの速いところと遅いところがあるんだろう。
そんなことを考えながら私は意識を手放した。
目を閉じる直前に、水色の何かが視界を横切った気がした。
*
「すっごい身の危険を感じたけどね!誰かさんのせいで!!…って、ロビン!!リオ!!」
聞き慣れた声がして目を開けた。
「ん…」
「気づいたか!」
「フランキー…」
「あんた二人いっぺんに助けちゃったのね!?」
「オウよ!両手に花ってヤツだな!!」
「…ありがとう」
「イイってことよ」
私とロビンを地面に降ろしたフランキーが辺りを見渡した。
「おれァちょっくら近くを見てくるから、ロビンを頼んだぞ」
「わかったわ」
重い体を起こしてフランキーを見送る。
あ、一緒に偵察行けばよかったかも。
「あんたも休んでなさいね」
「…なんでわかったの」
「お見通しよ。なに焦ってるのか知らないけど、ああいうのは男共に任せればいいの」
「…そうね、ありがとう」
「それにここに敵が出たら、あたし一人でロビンを守るのは大変なんだから」
「そっか…そうね。ふふ」
「ん…」
「あ、いま、」
「ロビン、ロビン…!」