第五章
夢小説設定
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コーラを補充しに村へ降りると、ジジイがおれに歩み寄ってきた。
「あんたに客が来てるぞ」
「客ゥ?」
はて、心当たりがねェな。
「こっちだ」
雪で遊ぶ小僧と犬型ロボット、小僧より頭一つ分背の高い子供。
「あ、おじさーん!」
小僧が先に気づいて子供が振り返った。
子供も振り返る。
「んなッ、テメェは…」
忘れるわけがねェ。同じ船長のもとに集った仲間だ。
「リオじゃねぇか!」
「お久しぶり、フランキー」
「なんでここにいんだよ」
「フランキーに会いに来たの」
「うれしいこと言ってくれるじゃねぇの!」
「お姉ちゃんおじさんのカノジョ?」
「ちがうよ」
「なんだ違うのか。フラれたね、おじさん」
「アーゥ!フラれてねェ!おれはガキに興味ねえからな!」
コーラを補充して武器工房にリオを案内する。
あったかい飲み物がいいというのでジジイに渡されたココアを入れた。
「んで?わざわざ修業期間中に海を渡ったんだ。ただ会いに来ただけじゃねぇんだろ?」
「うん。お願いがあってきたの」
「言ってみろ」
「武器を作ってほしくて。ガトリングガンみたいなやつ」
「あ?ガトリングガンだと?」
ガトリングガンってのは屈強な男が姿勢を固定してやっと打てるようなもんだ。
いくら背が伸びたとはいえこいつが撃ったら反動でぶっ飛ぶだろ。
「オメェにゃ早ェ」
「言われると思った」
にっこり笑ったリオの体がするりと形を変える。
体を覆う黒い羽毛。
「…マジかよ」
「トリトリの実、モデル・ツバメだと思う」
「カナヅチになっちまったのか」
「うん」
シュル、と元の形に戻ったリオが話し出す。悪魔の実を食べてたどり着いた島で、同じトリトリの実の能力者に弟子入りしていたこと。その師匠がガトリング砲を装備していたこと。
「ほかの技とか強化方法も試してはいるけど基本的に接近戦だから、遠距離攻撃できるものがあったらもっといろんな戦い方ができると思って」
「オメェはほんと、最初の平和ボケが嘘みてぇにクレバーだな」
「光栄です」
景気づけに膝を叩く。忙しくなるぜ。
「おっしゃ、その話ノった!このフランキー様に任せとけ!」
「ありがとう!頼りにしてる!」
「あんたに客が来てるぞ」
「客ゥ?」
はて、心当たりがねェな。
「こっちだ」
雪で遊ぶ小僧と犬型ロボット、小僧より頭一つ分背の高い子供。
「あ、おじさーん!」
小僧が先に気づいて子供が振り返った。
子供も振り返る。
「んなッ、テメェは…」
忘れるわけがねェ。同じ船長のもとに集った仲間だ。
「リオじゃねぇか!」
「お久しぶり、フランキー」
「なんでここにいんだよ」
「フランキーに会いに来たの」
「うれしいこと言ってくれるじゃねぇの!」
「お姉ちゃんおじさんのカノジョ?」
「ちがうよ」
「なんだ違うのか。フラれたね、おじさん」
「アーゥ!フラれてねェ!おれはガキに興味ねえからな!」
コーラを補充して武器工房にリオを案内する。
あったかい飲み物がいいというのでジジイに渡されたココアを入れた。
「んで?わざわざ修業期間中に海を渡ったんだ。ただ会いに来ただけじゃねぇんだろ?」
「うん。お願いがあってきたの」
「言ってみろ」
「武器を作ってほしくて。ガトリングガンみたいなやつ」
「あ?ガトリングガンだと?」
ガトリングガンってのは屈強な男が姿勢を固定してやっと打てるようなもんだ。
いくら背が伸びたとはいえこいつが撃ったら反動でぶっ飛ぶだろ。
「オメェにゃ早ェ」
「言われると思った」
にっこり笑ったリオの体がするりと形を変える。
体を覆う黒い羽毛。
「…マジかよ」
「トリトリの実、モデル・ツバメだと思う」
「カナヅチになっちまったのか」
「うん」
シュル、と元の形に戻ったリオが話し出す。悪魔の実を食べてたどり着いた島で、同じトリトリの実の能力者に弟子入りしていたこと。その師匠がガトリング砲を装備していたこと。
「ほかの技とか強化方法も試してはいるけど基本的に接近戦だから、遠距離攻撃できるものがあったらもっといろんな戦い方ができると思って」
「オメェはほんと、最初の平和ボケが嘘みてぇにクレバーだな」
「光栄です」
景気づけに膝を叩く。忙しくなるぜ。
「おっしゃ、その話ノった!このフランキー様に任せとけ!」
「ありがとう!頼りにしてる!」