第四章
夢小説設定
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ぼったくりバーで、昔話というにはあまりにも鮮やかで魅力的なレイさんの話を聞いた。
コーティングを待つ3日間、私達はシャボンディ諸島をそれぞれ逃げ延びることになった。
でも、パシフィスタに金太郎みたいな人、海軍大将まで現れて、みんな既にボロボロだった。
「全員逃げることだけ考えろ!!」
ルフィの声に従って、フランキーとナミの背中を追いかける。
不意に獣のような咆哮が耳をつんざいて振り向いた。
「チョッパー!!」
「ありゃあ、あん時の」
…チョッパーの…オーバードーズ…!!
どうしよう、あれって体ボロボロになるやつだよね、
辞めさせなきゃいけないけど、この近くに海はないし、
「うぎゃーーーーー!!!!」
ウソップとブルックの悲鳴が木霊した。
振り返るとウソップ達を挟んでバーソロミューくまが二人立っているのが見えた。
なにそれ。
チョッパーの咆哮。
ウソップの悲鳴。
“災難は畳みかけるもんだろ”
頭の中がぐちゃぐちゃだ。
ふと、くまの片方が本を手に持ってるのが見えた。
―――――本物だ。
「あっ、ちょっとリオ!!!」
考えるより先に走り出していた。
ゾロが顔をあげる。
ああ、もう、気づかないで気絶しててくれればよかったのに。
「旅行するなら、どこへ行きたい」
その手がもう片方の手袋を外す。
頭の中にスリラーバークの記憶が蘇る。
忽然と姿を消したピンクの髪の女の子。
「っ、ダメーーーーー!!!!」
次の瞬間、小さな竜巻を伴ってゾロは姿を消した。
「ゾローーーー!!!」
みんな固まっている。そりゃそうだ。
私とナミだけしか肉球に消された所を見ていないのだから。
パチンコを構えたウソップの後ろから、パシフィスタがビームを放とうとしていた。
ウソップを着き飛ばそうと走り込んだ瞬間、目の前にくまが現れた。
「え、」
パシフィスタが消される。
くまが振り向きざま、目が合った気がした。
大きな掌が向かってくる。
ああ、私のお話、おしまいかな。
せめて誰かひとりくらい生き残って、物語が続いてくれたら嬉しいな。
「っリオーーーーー!!!!」
思わず目をつぶった瞬間、強い衝撃で意識を失った。
コーティングを待つ3日間、私達はシャボンディ諸島をそれぞれ逃げ延びることになった。
でも、パシフィスタに金太郎みたいな人、海軍大将まで現れて、みんな既にボロボロだった。
「全員逃げることだけ考えろ!!」
ルフィの声に従って、フランキーとナミの背中を追いかける。
不意に獣のような咆哮が耳をつんざいて振り向いた。
「チョッパー!!」
「ありゃあ、あん時の」
…チョッパーの…オーバードーズ…!!
どうしよう、あれって体ボロボロになるやつだよね、
辞めさせなきゃいけないけど、この近くに海はないし、
「うぎゃーーーーー!!!!」
ウソップとブルックの悲鳴が木霊した。
振り返るとウソップ達を挟んでバーソロミューくまが二人立っているのが見えた。
なにそれ。
チョッパーの咆哮。
ウソップの悲鳴。
“災難は畳みかけるもんだろ”
頭の中がぐちゃぐちゃだ。
ふと、くまの片方が本を手に持ってるのが見えた。
―――――本物だ。
「あっ、ちょっとリオ!!!」
考えるより先に走り出していた。
ゾロが顔をあげる。
ああ、もう、気づかないで気絶しててくれればよかったのに。
「旅行するなら、どこへ行きたい」
その手がもう片方の手袋を外す。
頭の中にスリラーバークの記憶が蘇る。
忽然と姿を消したピンクの髪の女の子。
「っ、ダメーーーーー!!!!」
次の瞬間、小さな竜巻を伴ってゾロは姿を消した。
「ゾローーーー!!!」
みんな固まっている。そりゃそうだ。
私とナミだけしか肉球に消された所を見ていないのだから。
パチンコを構えたウソップの後ろから、パシフィスタがビームを放とうとしていた。
ウソップを着き飛ばそうと走り込んだ瞬間、目の前にくまが現れた。
「え、」
パシフィスタが消される。
くまが振り向きざま、目が合った気がした。
大きな掌が向かってくる。
ああ、私のお話、おしまいかな。
せめて誰かひとりくらい生き残って、物語が続いてくれたら嬉しいな。
「っリオーーーーー!!!!」
思わず目をつぶった瞬間、強い衝撃で意識を失った。
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