第二章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
手配書でざわつく一味に海賊船完成の知らせが届き、仮の住まいを後にした。
廃船島に新しい大きな船。
みんなが口々に感想を述べる中、私はフランキーの姿を探していた。
「なァ、アイスのおっさん、フランキーはどこだ?礼も言いてえのに」
「もうお前らに会う気はねえらしい」
「え?」
…そんな気がしてた。会ってくれないんじゃないかって。
「…意地っ張りな人なのかな」
「そうかもしれないわね」
「よし!じゃあ力づくで連れてくるか!」
『おう!!』
不意に頭の中にフランキー一家の大騒動が流れ込む。
”パンツをー!廃船島へー!!”
「…うわぁ」
「どうかした?」
「いや、なんか…寒気が…」
パンツを履いていないフランキーが飛んできて、少し遅れてルフィとチョッパーが船に戻って来た。
ルフィの手にはフランキーのパンツ。
「わっ、リオ、見ちゃだめよ!!」
ナミの両手で目を塞がれる。
いや、ちょっと待って、パンツの中央部分くわえてたよね?チョッパー…!?
…深く考えないようにしよう。
ポーズを決めるフランキーに感心するルフィをナミが殴る。
視界が開けた。
「…手荒でよければ、手を貸しましょうか?」
その言葉に続いてロビンが取った行動は、予想の遥か上を言っていた。
フランキーの悶絶が空にこだまする。
「うわぁ…手に感触残りそう…」
「大したことないわ」
「…そっか…ならいいけど」
「あんたたちどんな会話してんの!?」
痛みにのた打ち回るフランキーは、きっと実際はアイスバーグさんや子分の言葉に涙を流している。
「ロビン、実はそんなに力入れてないでしょ?」
「…ふふ」
フランキーが陥落するまで、あとちょっと。
*
砲弾が空を切る音がする。
陥落したフランキーも含め、船尾で闘うみんな。
被さるようにウソップの空元気な声がする。
「いい加減にしろよ、お前らー!!」
「ルフィ、ウソップが呼んでるよ!」
「ゾロー!!」
「何も聞こえねえな!!」
「嘘つけ聞こえてるだろー!」
陸が遠ざかる。
「ごめ”ーーーーーん!!!!」
ルフィがハッとした。
みんなの微笑みが胸に刺さる。
「バガ野郎―――!!!早く掴ばれ――――!!!!」
ウソップが船に乗り込んだ。これで、全員。
「やっと全員揃ったー!!!さっさとこんな砲撃抜けて、冒険に行くぞ野郎ども―――!!!!」
廃船島に新しい大きな船。
みんなが口々に感想を述べる中、私はフランキーの姿を探していた。
「なァ、アイスのおっさん、フランキーはどこだ?礼も言いてえのに」
「もうお前らに会う気はねえらしい」
「え?」
…そんな気がしてた。会ってくれないんじゃないかって。
「…意地っ張りな人なのかな」
「そうかもしれないわね」
「よし!じゃあ力づくで連れてくるか!」
『おう!!』
不意に頭の中にフランキー一家の大騒動が流れ込む。
”パンツをー!廃船島へー!!”
「…うわぁ」
「どうかした?」
「いや、なんか…寒気が…」
パンツを履いていないフランキーが飛んできて、少し遅れてルフィとチョッパーが船に戻って来た。
ルフィの手にはフランキーのパンツ。
「わっ、リオ、見ちゃだめよ!!」
ナミの両手で目を塞がれる。
いや、ちょっと待って、パンツの中央部分くわえてたよね?チョッパー…!?
…深く考えないようにしよう。
ポーズを決めるフランキーに感心するルフィをナミが殴る。
視界が開けた。
「…手荒でよければ、手を貸しましょうか?」
その言葉に続いてロビンが取った行動は、予想の遥か上を言っていた。
フランキーの悶絶が空にこだまする。
「うわぁ…手に感触残りそう…」
「大したことないわ」
「…そっか…ならいいけど」
「あんたたちどんな会話してんの!?」
痛みにのた打ち回るフランキーは、きっと実際はアイスバーグさんや子分の言葉に涙を流している。
「ロビン、実はそんなに力入れてないでしょ?」
「…ふふ」
フランキーが陥落するまで、あとちょっと。
*
砲弾が空を切る音がする。
陥落したフランキーも含め、船尾で闘うみんな。
被さるようにウソップの空元気な声がする。
「いい加減にしろよ、お前らー!!」
「ルフィ、ウソップが呼んでるよ!」
「ゾロー!!」
「何も聞こえねえな!!」
「嘘つけ聞こえてるだろー!」
陸が遠ざかる。
「ごめ”ーーーーーん!!!!」
ルフィがハッとした。
みんなの微笑みが胸に刺さる。
「バガ野郎―――!!!早く掴ばれ――――!!!!」
ウソップが船に乗り込んだ。これで、全員。
「やっと全員揃ったー!!!さっさとこんな砲撃抜けて、冒険に行くぞ野郎ども―――!!!!」
11/11ページ