第二章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「おれ一人でも行く」
「そんな!あなた一人で行かせるわけには!」
「私も載せてってください!」
「危ないぞ!お嬢ちゃん!」
「ダメって言われても、こっそり乗り込みますからね!!」
「イヤそんな大胆な犯行予告…」
「いいんだ。乗せてやれ」
「…アイスバーグさん」
たくさんの船大工が乗り込む船で、ただの役立たずとして船に乗り込んだ。
みんながメリーとの別れを決める間も、
燃え上がるメリーを見送る間も、それを邪魔しないように。
私のことを話さなくちゃ。
それを伝えてからじゃないと、仲間になる話はできないから。
メリーの灯が消えるのを見送って、みんなが小舟からガレーラの船に引き上げられる。
別れの余韻が漂っていた。
「みんな!」
「リオ!!」
「無事で、よかった…」
ロビンの顔を見る。
穏やかだった。
涙がこみ上げる。
良かった、無事で、みんなの所に戻ってきてくれて。
ルフィの手が胴体に巻き付く。
「リオ」
「ルフィ、」
「なあ、お前の返事まだ聞いてねえよ!」
ルフィの声に、体がこわばった。
「その返事の前に…みんなに、聞いてほしいことがある」
話さなくちゃ。私が違う世界から来たこと。
それがみんなをトラブルに巻き込むことがあるかもしれない。
みんなを戸惑いや悲しみに陥れるかもしれない。
話さないで仲間を名乗ること、私にはできない。
「込み入った話かしら?」
「そうね、わりと」
「…ここだと人が多すぎるよな」
「確かに」
そんな話をしている間にルフィがぱたりと倒れる。体力の限界のようだ。
「みんな、いったん休んで、回復したら聞いてくれる?」
「…わかった」
ルフィの腕が伸びてくる。
「…一緒に、来いよ」
それだけ言ってルフィは眠りに落ちた。
「そんな!あなた一人で行かせるわけには!」
「私も載せてってください!」
「危ないぞ!お嬢ちゃん!」
「ダメって言われても、こっそり乗り込みますからね!!」
「イヤそんな大胆な犯行予告…」
「いいんだ。乗せてやれ」
「…アイスバーグさん」
たくさんの船大工が乗り込む船で、ただの役立たずとして船に乗り込んだ。
みんながメリーとの別れを決める間も、
燃え上がるメリーを見送る間も、それを邪魔しないように。
私のことを話さなくちゃ。
それを伝えてからじゃないと、仲間になる話はできないから。
メリーの灯が消えるのを見送って、みんなが小舟からガレーラの船に引き上げられる。
別れの余韻が漂っていた。
「みんな!」
「リオ!!」
「無事で、よかった…」
ロビンの顔を見る。
穏やかだった。
涙がこみ上げる。
良かった、無事で、みんなの所に戻ってきてくれて。
ルフィの手が胴体に巻き付く。
「リオ」
「ルフィ、」
「なあ、お前の返事まだ聞いてねえよ!」
ルフィの声に、体がこわばった。
「その返事の前に…みんなに、聞いてほしいことがある」
話さなくちゃ。私が違う世界から来たこと。
それがみんなをトラブルに巻き込むことがあるかもしれない。
みんなを戸惑いや悲しみに陥れるかもしれない。
話さないで仲間を名乗ること、私にはできない。
「込み入った話かしら?」
「そうね、わりと」
「…ここだと人が多すぎるよな」
「確かに」
そんな話をしている間にルフィがぱたりと倒れる。体力の限界のようだ。
「みんな、いったん休んで、回復したら聞いてくれる?」
「…わかった」
ルフィの腕が伸びてくる。
「…一緒に、来いよ」
それだけ言ってルフィは眠りに落ちた。