第三章
夢小説設定
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「骨も鯨も大好きだチキショー!!!」
『うるせェよっ!!!』
「…いい話だなあ…」
「あなたとフランキー、同じくらいの涙腺の弱さね」
ブルックがラブーンの仲間だったことが分かった。
ワクワクするルフィと、影&ナミの奪還に燃えるみんなを見ながら、私は迷っていた。
行っても足を引っ張るだけになるかも知れない。
私は闘い方を知らない。
「おいリオ!」
「っ、ルフィ?」
「お前も行くぞ!!」
「えっでも私…」
頭にボフッと手を置かれる。
見上げるとゾロだった。
「お前に出来ることをすればいい」
その言葉に、エニエスロビー「ためらいの橋」でのウソップが重なる。
「…わかった」
*
「サンジが怒りで暴走したときに止めるやつが必要だ」というウソップに頷いて、
ナミ奪還班に加わった。
ダンスホールへの階段を、ネガティブホロウを避けながら駆け上っていた、はずだったのに。
「あ」
「え?」
―ボコォン!!!
上からものすごく大きいなにかが降って来た。
「っキャアアアアアアァ!!!」
反動で吹っ飛ばされる。
どうしよう、いきなりみんなとはぐれる…!!
っていうか、これ、普通に落ちたら転落死…!!!
ああ、この島に着いてからトラに襲われ死亡とか溺死とか色んなリスクにあって来たなあ、これが麦わらの一味の通常運転か、超強い運かタフな体持ってないと一日であの世に、
―ボフゥン!!
「ぎゃあ!!」
「っキャア!!」
なにか柔らかいものに包まれて落下の衝撃を受けずに済んだ。
「…いった…」
体を起こすとその下に白い布。
この生地…ドレスみたいな…!?
「…アンタ…」
「ひっ!?」
「アタシのウエディングドレス汚してくれちゃって!!」
ピンク色のいのしし。
「ローラ!?」
「…あたしのこと知ってんの?」
「ナミ…ゾウから、アブ様の花嫁だって…聞いて!!」
「あらアンタ、ナミゾウの仲間なのね!?」
「あのねローラ、」
「それはそれとしてウエディングドレスどうしてくれるのよ!!!」
「ローラ聞いて、花嫁が幸せになるための言い伝え、サムシングフォー!」
「言い伝え!?なにかしらお嬢ちゃん!」
自分の結婚式の時に耳にタコができるくらい聞かされたおかげ。
ありがとう、ウエディングプランナーさん、ドレス屋さん、お花屋さん!!
「サムシングオールドって言ってね、新しいばかり身に着けても幸せにはなれないの!」
「そうなの!?アタシ初めて知ったわ!!」
「これでちょうどサムシングオールドは達成したわ!」
「やーん、ありがとう!知らないまま不幸になるところだった!」
「いいのよ!それよりローラ、またアブ様がナミゾウと結婚式を上げようとしているの」
「そうなのね!!許せない!!」
「あっ待って、私も連れてって!!」
『うるせェよっ!!!』
「…いい話だなあ…」
「あなたとフランキー、同じくらいの涙腺の弱さね」
ブルックがラブーンの仲間だったことが分かった。
ワクワクするルフィと、影&ナミの奪還に燃えるみんなを見ながら、私は迷っていた。
行っても足を引っ張るだけになるかも知れない。
私は闘い方を知らない。
「おいリオ!」
「っ、ルフィ?」
「お前も行くぞ!!」
「えっでも私…」
頭にボフッと手を置かれる。
見上げるとゾロだった。
「お前に出来ることをすればいい」
その言葉に、エニエスロビー「ためらいの橋」でのウソップが重なる。
「…わかった」
*
「サンジが怒りで暴走したときに止めるやつが必要だ」というウソップに頷いて、
ナミ奪還班に加わった。
ダンスホールへの階段を、ネガティブホロウを避けながら駆け上っていた、はずだったのに。
「あ」
「え?」
―ボコォン!!!
上からものすごく大きいなにかが降って来た。
「っキャアアアアアアァ!!!」
反動で吹っ飛ばされる。
どうしよう、いきなりみんなとはぐれる…!!
っていうか、これ、普通に落ちたら転落死…!!!
ああ、この島に着いてからトラに襲われ死亡とか溺死とか色んなリスクにあって来たなあ、これが麦わらの一味の通常運転か、超強い運かタフな体持ってないと一日であの世に、
―ボフゥン!!
「ぎゃあ!!」
「っキャア!!」
なにか柔らかいものに包まれて落下の衝撃を受けずに済んだ。
「…いった…」
体を起こすとその下に白い布。
この生地…ドレスみたいな…!?
「…アンタ…」
「ひっ!?」
「アタシのウエディングドレス汚してくれちゃって!!」
ピンク色のいのしし。
「ローラ!?」
「…あたしのこと知ってんの?」
「ナミ…ゾウから、アブ様の花嫁だって…聞いて!!」
「あらアンタ、ナミゾウの仲間なのね!?」
「あのねローラ、」
「それはそれとしてウエディングドレスどうしてくれるのよ!!!」
「ローラ聞いて、花嫁が幸せになるための言い伝え、サムシングフォー!」
「言い伝え!?なにかしらお嬢ちゃん!」
自分の結婚式の時に耳にタコができるくらい聞かされたおかげ。
ありがとう、ウエディングプランナーさん、ドレス屋さん、お花屋さん!!
「サムシングオールドって言ってね、新しいばかり身に着けても幸せにはなれないの!」
「そうなの!?アタシ初めて知ったわ!!」
「これでちょうどサムシングオールドは達成したわ!」
「やーん、ありがとう!知らないまま不幸になるところだった!」
「いいのよ!それよりローラ、またアブ様がナミゾウと結婚式を上げようとしているの」
「そうなのね!!許せない!!」
「あっ待って、私も連れてって!!」