第二章
夢小説設定
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海と、大きな大きな船を仕上げていく船大工たちを眺めながら考える。
話をしなくちゃ。
そう思っていても、なかなか切り出せなかった。
何を話せばいいか、わからなかったから。
元いた場所に戻る方法を探さなきゃ、とずっと考えていた。
だからこそルフィ達とも別行動をとった。
だけど、本当は薄々勘付いていた。
そんなもの、最初からないかもしれないってことに。
あれだけ大きなトラックに、猛スピードでぶつかられた人間は、たいてい即死する。
つまり私は、
「ねーねー、ちっちゃいねーちゃん!!」
「…わっ!」
後ろからの衝撃につんのめった。
「えっと、チムニー?」
「そうだよ!ねーちゃん海賊にーちゃんの仲間なんでしょ?まだ船見ちゃダメなんだー!」
「うーん、まだ仲間じゃないんだけど」
「じゃあこれから仲間になるの?」
「わかんない。迷ってるから」
「へんなのー。なんで?」
なんで。うーん。
「私ね、会いたい人がいるの。」
「かぞくのひとー?」
「うん、家族の人。でも、どこに行ったらその人に会えるかわからないの」
もしかしたら、どこに行っても会えないかもしれないし。
「なら、海賊にーちゃんたちに探してもらえばいいじゃん!
ひとりで探すよりみんなで探す方が見つかるよ!!」
“オレはもうリオを仲間にするって決めたんだよ!!”
“私達、何とだって戦うから!!”
「…そっか。そうかもね」
丸い頭を撫でる。
「ありがと、チムニー」
話をしなくちゃ。
そう思っていても、なかなか切り出せなかった。
何を話せばいいか、わからなかったから。
元いた場所に戻る方法を探さなきゃ、とずっと考えていた。
だからこそルフィ達とも別行動をとった。
だけど、本当は薄々勘付いていた。
そんなもの、最初からないかもしれないってことに。
あれだけ大きなトラックに、猛スピードでぶつかられた人間は、たいてい即死する。
つまり私は、
「ねーねー、ちっちゃいねーちゃん!!」
「…わっ!」
後ろからの衝撃につんのめった。
「えっと、チムニー?」
「そうだよ!ねーちゃん海賊にーちゃんの仲間なんでしょ?まだ船見ちゃダメなんだー!」
「うーん、まだ仲間じゃないんだけど」
「じゃあこれから仲間になるの?」
「わかんない。迷ってるから」
「へんなのー。なんで?」
なんで。うーん。
「私ね、会いたい人がいるの。」
「かぞくのひとー?」
「うん、家族の人。でも、どこに行ったらその人に会えるかわからないの」
もしかしたら、どこに行っても会えないかもしれないし。
「なら、海賊にーちゃんたちに探してもらえばいいじゃん!
ひとりで探すよりみんなで探す方が見つかるよ!!」
“オレはもうリオを仲間にするって決めたんだよ!!”
“私達、何とだって戦うから!!”
「…そっか。そうかもね」
丸い頭を撫でる。
「ありがと、チムニー」