本編
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夜11時。
大学近くの飲み屋で、ウソップとサンジ君とあたしの3人でお酒を飲んでる。
「っはー!週末最高―!!」
「ナーミさーーん!!おっ疲れ様――!!」
「お前まだ飲むのかよ」
「あったり前でしょ?なんてったって明日は土曜なんだから!!」
9月から始まった実習は思ったよりハードで、毎週末誰かと飲みに行く予定を入れて、それを心の支えにしながら何とか乗り切って来た。
「ま、イチカが捕まんなかったのは残念だったけど」
「なんか急病人が出てシフト変わったんだってな」
「ああイチカちゃん!かわいそうに!!」
着信音が鳴り出して3人とも携帯を見たら、私の携帯にイチカからの着信がきてた。
「イチカだわ」
「お、来れそうか?」
「もしもし?」
「もしもしナミ?おつかれ」
「おつかれーバイト終わったの?」
「うん、けっこう長くかかっちゃった」
「今日来れそう?」
「うーん、ちょっと今からは辞めとこうかな。お腹空いてないし」
「そっか、残念ね」
「ナミ明日学校でレポートするの?」
「うん、その予定」
「私もレポートあるからランチ一緒に食べようよ」
「いいわね!空けとくわ」
「うん、じゃあ」
イチカの声が不自然に途切れて、ゴンっと固い音がした。
一呼吸おいて、耳をつんざくような高い叫び声が電話から聞こえた。
「えっ」
「なッ」
「は!?」
一瞬ウソップとサンジくんと目を合わせたあと、私の全神経は耳に集中した。
「ちょっとイチカ!どうしたの!?何かあった!?」
電話の向こうからの反応はない。
「ねえイチカ!!どうかしたの、返事して!!!」
この子いまどこにいるのかしら、バイト帰りって言ってたし車の走る音がしたから、バイト先から家までのどこかを歩いてたんだと思うけど、何があったの!?
不意に電話からガサガサと音がした。
「ねえ、イチカ!!」
「…ナミ…」
「どうしたの、あんた今どこ!?」
「…えっと…家…」
「けがはない!?」
「…ない…」
大学近くの飲み屋で、ウソップとサンジ君とあたしの3人でお酒を飲んでる。
「っはー!週末最高―!!」
「ナーミさーーん!!おっ疲れ様――!!」
「お前まだ飲むのかよ」
「あったり前でしょ?なんてったって明日は土曜なんだから!!」
9月から始まった実習は思ったよりハードで、毎週末誰かと飲みに行く予定を入れて、それを心の支えにしながら何とか乗り切って来た。
「ま、イチカが捕まんなかったのは残念だったけど」
「なんか急病人が出てシフト変わったんだってな」
「ああイチカちゃん!かわいそうに!!」
着信音が鳴り出して3人とも携帯を見たら、私の携帯にイチカからの着信がきてた。
「イチカだわ」
「お、来れそうか?」
「もしもし?」
「もしもしナミ?おつかれ」
「おつかれーバイト終わったの?」
「うん、けっこう長くかかっちゃった」
「今日来れそう?」
「うーん、ちょっと今からは辞めとこうかな。お腹空いてないし」
「そっか、残念ね」
「ナミ明日学校でレポートするの?」
「うん、その予定」
「私もレポートあるからランチ一緒に食べようよ」
「いいわね!空けとくわ」
「うん、じゃあ」
イチカの声が不自然に途切れて、ゴンっと固い音がした。
一呼吸おいて、耳をつんざくような高い叫び声が電話から聞こえた。
「えっ」
「なッ」
「は!?」
一瞬ウソップとサンジくんと目を合わせたあと、私の全神経は耳に集中した。
「ちょっとイチカ!どうしたの!?何かあった!?」
電話の向こうからの反応はない。
「ねえイチカ!!どうかしたの、返事して!!!」
この子いまどこにいるのかしら、バイト帰りって言ってたし車の走る音がしたから、バイト先から家までのどこかを歩いてたんだと思うけど、何があったの!?
不意に電話からガサガサと音がした。
「ねえ、イチカ!!」
「…ナミ…」
「どうしたの、あんた今どこ!?」
「…えっと…家…」
「けがはない!?」
「…ない…」