白い船での話
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「名前教えてくれよ!!」
「…レイラです」
「レイラちゃんって呼んでもいいか!?」
「レイラちゃん彼氏は?」
「います」
「マジか!!」
「秒殺!!」
「さよならオレの青春…」
「え、その彼氏はどこで何やってる奴?」
「えっと、他の船で海賊やってて、」
「何年前からの付き合い!?」
「うーんと、初めて会ったのは向こうが10歳の時で、」
「えっそんな長いならもう飽きてたりしない!?」
「つけいる隙があるならオレ立候補すっから!」
「…マルコぉ…」
「ハッ…!!」
「…テメェら…客人捕まえて何やってんだよい…!!」
*
「そろそろまた旅に出ようかと思うの」
「そうか、今度はどのくらいだ」
「うーん…」
エースがここに向かっている。
体を重ねて以来、毎晩のように彼の夢を見るようになった。
まるでエースの眠りが記憶を整理する所に立ち合っているみたい。
急ぎすぎじゃないかって勢いでグランドラインを進んで、たぶん1ヶ月以内にはここに来るだろう。
「長くて…半年…かな」
「グラララ…長すぎやしねぇか」
「もしかしたらもっと短いかも」
いってきます、と親父様に挨拶して部屋を出る。
明日の朝には発とう。
“おれはある海賊を倒しておれの名を世界に轟かせてやるつもりだ”
“それが済んだらお前を迎えに行く”
エースはそれが誰だか言わなかったけど、シャンクスから聞いてしまった。
ごめん、エース。
私には親父様が誰かにやられるところ、どうしたって想像つかないの。
でも、エースが親父様と一緒にいるところは、昔から何度も夢に見た。
だから、もし私のイメージ通りになったら、私の方から迎えに行く。
「…レイラです」
「レイラちゃんって呼んでもいいか!?」
「レイラちゃん彼氏は?」
「います」
「マジか!!」
「秒殺!!」
「さよならオレの青春…」
「え、その彼氏はどこで何やってる奴?」
「えっと、他の船で海賊やってて、」
「何年前からの付き合い!?」
「うーんと、初めて会ったのは向こうが10歳の時で、」
「えっそんな長いならもう飽きてたりしない!?」
「つけいる隙があるならオレ立候補すっから!」
「…マルコぉ…」
「ハッ…!!」
「…テメェら…客人捕まえて何やってんだよい…!!」
*
「そろそろまた旅に出ようかと思うの」
「そうか、今度はどのくらいだ」
「うーん…」
エースがここに向かっている。
体を重ねて以来、毎晩のように彼の夢を見るようになった。
まるでエースの眠りが記憶を整理する所に立ち合っているみたい。
急ぎすぎじゃないかって勢いでグランドラインを進んで、たぶん1ヶ月以内にはここに来るだろう。
「長くて…半年…かな」
「グラララ…長すぎやしねぇか」
「もしかしたらもっと短いかも」
いってきます、と親父様に挨拶して部屋を出る。
明日の朝には発とう。
“おれはある海賊を倒しておれの名を世界に轟かせてやるつもりだ”
“それが済んだらお前を迎えに行く”
エースはそれが誰だか言わなかったけど、シャンクスから聞いてしまった。
ごめん、エース。
私には親父様が誰かにやられるところ、どうしたって想像つかないの。
でも、エースが親父様と一緒にいるところは、昔から何度も夢に見た。
だから、もし私のイメージ通りになったら、私の方から迎えに行く。