あかいふねでのおはなし
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あの、日。
大きめの街で鍛冶屋を訪ねて銃の手入れを頼んだ。
待たされてジュースを飲んでいたら、コーヒーを呑んでいたヤソップが倒れた。
びっくりして支えようとした私にも力が入らなくて一緒に倒れた
すぐそばに鍛冶屋のおじさんが立っていた。
「その人は眠ってるだけだから大丈夫だよ。
僕は君みたいなお嬢ちゃんが銃を扱うのを想像するだけで堪らなくなるんだ」
ナイフで服を切り裂かれる。叫びたいのに声が出ない。
おじさんは私に苦い水をたくさん飲ませた。
溺れる、と思った。
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから」
その人の舌が私の体を這いまわって、気持ち悪くて吐きそうだった。
助けて、シャンクス。
次の瞬間、その人は吹っ飛んで、目の前にシャンクスが現れた。
ホッとして、少しの間、気を失った。
目を覚まして初めに感じたのは、信じられなくらいの体の熱さだった。息が切れる。
どうやらここは船の廊下で、シャンクスが抱えてお部屋に連れて行く途中みたいだった。
シャンクスに触られてるところからドクンと熱が増えていく感じがした。
*
船医の言葉に耳を疑う。
「催淫薬だ。それも成人女性に対しても過剰な量をあの子に使ったようだ。
命の危機というより…自尊心の問題だな、大量服用による自殺者も出るような薬だ」
自室に運ぶ際にも小さな体の熱は増しているように思えた。
「大丈夫か、レイラ」
「シャンクス、あのね、舐められたとこ、気持ち悪い」
「シャワーで流すか」
相変わらず動けないままのレイラを浴室に運ぶ。
俺が少し触るだけでその体はビクリと跳ねる。
それは単なる心理反応ではない、いわば女のそれだった。
小さいからだをこんな目に合わせたやつの息の根を止める決意を固めるのとは裏腹に。
自分の中の男が、煽られていくのも同時に感じていた。
ここでこの本能に従ってしまったら、あの男と変わらない。そう思っていたのに。
「シャンクス、苦しい…たすけて」
目に涙をいっぱいにためて懇願される。
「だけどな、レイラ」
「っ、シャンクスが、いいの」
*
なんとか、動けるようになるまで。
シャンクスが私の体のあちこちを、さわったり舐めたりした。
それは気持ち悪くなかった。
むしろ、途中から、真逆の感覚が目を覚ました。
何より気持ち悪いと思ったのは自分の体だ。
まるで、体と心が別々になって、
シャンクスの指を、口を、それ以外の何かを、もっともっとって泣いてるみたいに。
触られるたびに足の間に熱が集まって、何度か熱が爆発して、私の体をガクガク揺らした。
それでも、何かが足りないって、体は泣いた。
本当は、何が足りないのか、なんとなくわかってはいた。
でも、それはとてもいけないことなんだと、わかってもいた。
一度気を失って、目が覚めて動けるようになった時、シャンクスは部屋にいなかった。
体が「足りないもの」を埋めたがっているのがわかった。
それをシャンクスにもらってはいけない、と思った。
もらってしまったら、もう前みたいに戻れなくなる気がした。
*
港に戻る道をルゥが全速力でかけてくるのが見えた。
「大変だ、お頭ァ!レイラがいねぇ!!」
「なんだと!?」
「すまねぇ、全員で見張ってたんだが、隙をついて船を降りたらしい!」
「いつまでいた!?」
「ほんの10分前まではいたんだが」
大きめの街で鍛冶屋を訪ねて銃の手入れを頼んだ。
待たされてジュースを飲んでいたら、コーヒーを呑んでいたヤソップが倒れた。
びっくりして支えようとした私にも力が入らなくて一緒に倒れた
すぐそばに鍛冶屋のおじさんが立っていた。
「その人は眠ってるだけだから大丈夫だよ。
僕は君みたいなお嬢ちゃんが銃を扱うのを想像するだけで堪らなくなるんだ」
ナイフで服を切り裂かれる。叫びたいのに声が出ない。
おじさんは私に苦い水をたくさん飲ませた。
溺れる、と思った。
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから」
その人の舌が私の体を這いまわって、気持ち悪くて吐きそうだった。
助けて、シャンクス。
次の瞬間、その人は吹っ飛んで、目の前にシャンクスが現れた。
ホッとして、少しの間、気を失った。
目を覚まして初めに感じたのは、信じられなくらいの体の熱さだった。息が切れる。
どうやらここは船の廊下で、シャンクスが抱えてお部屋に連れて行く途中みたいだった。
シャンクスに触られてるところからドクンと熱が増えていく感じがした。
*
船医の言葉に耳を疑う。
「催淫薬だ。それも成人女性に対しても過剰な量をあの子に使ったようだ。
命の危機というより…自尊心の問題だな、大量服用による自殺者も出るような薬だ」
自室に運ぶ際にも小さな体の熱は増しているように思えた。
「大丈夫か、レイラ」
「シャンクス、あのね、舐められたとこ、気持ち悪い」
「シャワーで流すか」
相変わらず動けないままのレイラを浴室に運ぶ。
俺が少し触るだけでその体はビクリと跳ねる。
それは単なる心理反応ではない、いわば女のそれだった。
小さいからだをこんな目に合わせたやつの息の根を止める決意を固めるのとは裏腹に。
自分の中の男が、煽られていくのも同時に感じていた。
ここでこの本能に従ってしまったら、あの男と変わらない。そう思っていたのに。
「シャンクス、苦しい…たすけて」
目に涙をいっぱいにためて懇願される。
「だけどな、レイラ」
「っ、シャンクスが、いいの」
*
なんとか、動けるようになるまで。
シャンクスが私の体のあちこちを、さわったり舐めたりした。
それは気持ち悪くなかった。
むしろ、途中から、真逆の感覚が目を覚ました。
何より気持ち悪いと思ったのは自分の体だ。
まるで、体と心が別々になって、
シャンクスの指を、口を、それ以外の何かを、もっともっとって泣いてるみたいに。
触られるたびに足の間に熱が集まって、何度か熱が爆発して、私の体をガクガク揺らした。
それでも、何かが足りないって、体は泣いた。
本当は、何が足りないのか、なんとなくわかってはいた。
でも、それはとてもいけないことなんだと、わかってもいた。
一度気を失って、目が覚めて動けるようになった時、シャンクスは部屋にいなかった。
体が「足りないもの」を埋めたがっているのがわかった。
それをシャンクスにもらってはいけない、と思った。
もらってしまったら、もう前みたいに戻れなくなる気がした。
*
港に戻る道をルゥが全速力でかけてくるのが見えた。
「大変だ、お頭ァ!レイラがいねぇ!!」
「なんだと!?」
「すまねぇ、全員で見張ってたんだが、隙をついて船を降りたらしい!」
「いつまでいた!?」
「ほんの10分前まではいたんだが」