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大好きな家族
※新たなるシルヴァンフォード後の話。苦手な方はご注意ください。
「お母さま!」
アルヴィンは母に飛びついた。
アルヴィン・アシェンバートは3歳。シルヴァンフォード公爵家の長男だ。
「アルヴィン」
母はアルヴィンをみてにっこりと笑った。
アルヴィンは母が大好きだった。
特に大好きなのが長いキャラメル色の髪だった。そこに顔をうずめるとカモミールや時折バターのいい香りがするのだ。バターの香りがするのは母がパウンドケーキやクッキーを妖精用に焼いているからだと知っている。
時々アルヴィンも食べることができて至福の時間を過ごすことができるのだ。
「アルヴィン。戻りましょう」
リディアはアルヴィンを抱いて屋敷に戻った。
屋敷の中では父が待っていた。
アルヴィンは父も大好きだった。母のことが大好きで独占欲が強いけれどアルヴィンのことも愛してくれていて、悪いことをすると優しく諭してくれる。
「楽しかったかい? アルヴィン」
父はにっこりと微笑んだ。
「はい。お父さま」
その言葉を聞いてますます父は微笑んだ。
優しい母とたくましい父。幸せだとアルヴィンは思う。そんな彼に家族が増えるのと聞かされるのはもう少し後の話。
スキのお礼ss。
アルヴィンはきっとお父さんよりお母さんの方が好きだと思う笑
そして何気に双子の妊娠を伝えられるアルヴィン。
きっといいお兄さんだと思うけど寂しいときもあるんじゃないかな。
※新たなるシルヴァンフォード後の話。苦手な方はご注意ください。
「お母さま!」
アルヴィンは母に飛びついた。
アルヴィン・アシェンバートは3歳。シルヴァンフォード公爵家の長男だ。
「アルヴィン」
母はアルヴィンをみてにっこりと笑った。
アルヴィンは母が大好きだった。
特に大好きなのが長いキャラメル色の髪だった。そこに顔をうずめるとカモミールや時折バターのいい香りがするのだ。バターの香りがするのは母がパウンドケーキやクッキーを妖精用に焼いているからだと知っている。
時々アルヴィンも食べることができて至福の時間を過ごすことができるのだ。
「アルヴィン。戻りましょう」
リディアはアルヴィンを抱いて屋敷に戻った。
屋敷の中では父が待っていた。
アルヴィンは父も大好きだった。母のことが大好きで独占欲が強いけれどアルヴィンのことも愛してくれていて、悪いことをすると優しく諭してくれる。
「楽しかったかい? アルヴィン」
父はにっこりと微笑んだ。
「はい。お父さま」
その言葉を聞いてますます父は微笑んだ。
優しい母とたくましい父。幸せだとアルヴィンは思う。そんな彼に家族が増えるのと聞かされるのはもう少し後の話。
スキのお礼ss。
アルヴィンはきっとお父さんよりお母さんの方が好きだと思う笑
そして何気に双子の妊娠を伝えられるアルヴィン。
きっといいお兄さんだと思うけど寂しいときもあるんじゃないかな。
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