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※カードキャプターさくらの長編連載「光をめざして」の設定を使用しています。主人公の名前はデフォルト名を使用しています。

「う~ん……。どうしよう?」
すみれはあるものを見ながら頭を悩ませていた。
「すみれ? どうしたの?」
大親友の向川美空が声をかけてくる。
「あ、もしかして李小龍君への編み物を何にするかに頭を悩ませているのでしょうか?」
もう一人の大親友、大道寺智世が目ざとく気づく。
「うん。さすが智世ちゃんだね……。マフラーを作るのは決まっているんだけど……」
すみれは智世の観察眼に感心する。すみれは恋人へのプレゼントに頭を悩ませていたのだ。
「色が決まらない?」
「そう。小龍のイメージカラーって青じゃない? 青を使うのは決まっているんだけどそれだけじゃ芸がなくて……」
マフラーだけじゃなくて帽子や手袋なども青で贈ってきた。そろそろそれだけじゃ寂しいと感じていたので別の色を取り入れたかったのだ。
「もう一つ別の色を入れたいかぁ……。それじゃあすみれのイメージカラーを取り入れるのはどう? いつも一緒ってアピールできるかもよ」
「まあ、素晴らしいですわ! すみれちゃんと言えば水色! 青と水色は合いますし、お二人の仲の良さを李小龍君にわかってもらえますわ!」
「仲の良さ……」
すみれの顔が赤くなる。
確かにすみれの色は水色という認識が強い。自分のカードの色もそうだし、コスチュームも水色が多かった。
「で、どうするの?」
「う、うん……。ちょっと考えさせて……」
そう言いながらも視線は水色の毛糸に向かっていた。
考えていることは明らかだったが、まだ少し恥ずかしかったのだ。
「きっと青と水色のマフラーをすみれは編むよ」
「そうですわね」
美空と智世は微笑まし気に頷きあう。
それから5分後、悩みに悩んだすみれは水色の毛糸を手に取ったのだった。

お礼ss第5弾。カードキャプターさくらより。ほほえましい話を書きたくて書いた話。きっと主人公は恋人にストライプのマフラーを渡せたことでしょう。
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