夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第十話 温泉旅行妖退治!
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夏目を追いかけてやってきたのは公園だった。
「ここ近所の公園?」
美結花が呟く。
「あれ? 夏目君?」
「名取さん!」
「え? あ、あの紙人形!」
「久しぶり。美結花ちゃんにはわかっちゃったか。夏目君が帰ったら知らせに飛んでくるよう術をかけた紙人形を扉に挟んでおいたんだけど……。君はどんくさいね。絡まっちゃったの!?」
「これあんたの仕業ですか」
夏目はちょっと怒り気味だ。
紙人形に絡まってこんなところまで引きずられたのだ。仕方ないだろう。
「こんなところまでなんだし、お茶にでも行こうか」
そう言って帽子を外す。
(なんで帽子を外すんだろう……)
名取に気づいた女性の悲鳴をBGMに美結花は首をかしげる。正体を知られて何が楽しいのだろうか。
「(ボソッ)あのきらきらがなければいいんだけどな……。ちょっとうっとおしい……」
「(ボソッ)わかる。ちょっと苦手だな……」
美結花の言葉に夏目は頷く。
「私のこと何か話している?」
「「いえ、何でもないです……!」」
急に振り向かれてぴょんと飛び上がった従兄妹2人だった。
名取のことを話しているのを聞かれたかもしれないという一幕はあったものの、カフェの中に3人は入った。
佐貝とニャンコ先生はペットはだめと言う事でカフェの外だ。
「今度の連休ヒマかい?」
名取が2人に訊く。
「…いいえ」
夏目はさらっと嘘をついた。
「ええと私はちょっと予定が……」
「へえ何の予定だい?」
「友達と旅行に行かないかと誘われていて……」
「へえ! いいね。友達と旅行行くのはとてもいいことだ。楽しんでくるといい」
そう言って美結花の頭をなでる。
「それで夏目は温泉卵好きかい?」
「…さあ…?」
食べたことのなかった彼はそう答えるしかなかった。
「一緒に行かないかい?。温泉旅館」
「は?」
誘われた夏目は戸惑う。
「芳香剤の懸賞で当たったんだ。温泉ペア旅券」
「芳香剤……」
「懸賞……」
気になる単語が聞こえて戸惑ってしまう。
「なぜ俺なんです? ……女性でも誘ったらどうです?」
「うちの事務所そういうの禁止なんだ」
自分はいいのだろうかと美結花は思った。
彩たちに誘われなかったらきっとおそらく誘われていた。従兄もいるのでスキャンダルにならないと思われたのだろうか。
「毎度何となくうさんくさい男だな。夏目、そのガキ喰ってやろうか」
「なんか気に食わないわね。お腹壊しそうだけど喰ってもいい?」
入店を禁止されたニャンコ先生と佐貝が窓から声をかける。
「…男友達だっているでしょうに」
二人を無視して夏目が言った。
「いや。同じ風景が見える友人は君たちだけだよ」
妖が見える友人は自分たちだけ。名取はそう言っているのだ。
だから夏目を誘ったのだろうか。気兼ねなく旅行するために。
「…俺、旅行したことないんです」
行く気になったのか夏目が旅行ははじめてだと申告した。
「親御さんには私から話そう。そうだ、その旅館、ペットも可だよ」
「何──!? 行くぞ、夏目。卵卵、温泉卵!」
盛り上がるニャンコ先生。
その様子を見て思わず美結花はため息をつきたくなった。
「ここ近所の公園?」
美結花が呟く。
「あれ? 夏目君?」
「名取さん!」
「え? あ、あの紙人形!」
「久しぶり。美結花ちゃんにはわかっちゃったか。夏目君が帰ったら知らせに飛んでくるよう術をかけた紙人形を扉に挟んでおいたんだけど……。君はどんくさいね。絡まっちゃったの!?」
「これあんたの仕業ですか」
夏目はちょっと怒り気味だ。
紙人形に絡まってこんなところまで引きずられたのだ。仕方ないだろう。
「こんなところまでなんだし、お茶にでも行こうか」
そう言って帽子を外す。
(なんで帽子を外すんだろう……)
名取に気づいた女性の悲鳴をBGMに美結花は首をかしげる。正体を知られて何が楽しいのだろうか。
「(ボソッ)あのきらきらがなければいいんだけどな……。ちょっとうっとおしい……」
「(ボソッ)わかる。ちょっと苦手だな……」
美結花の言葉に夏目は頷く。
「私のこと何か話している?」
「「いえ、何でもないです……!」」
急に振り向かれてぴょんと飛び上がった従兄妹2人だった。
名取のことを話しているのを聞かれたかもしれないという一幕はあったものの、カフェの中に3人は入った。
佐貝とニャンコ先生はペットはだめと言う事でカフェの外だ。
「今度の連休ヒマかい?」
名取が2人に訊く。
「…いいえ」
夏目はさらっと嘘をついた。
「ええと私はちょっと予定が……」
「へえ何の予定だい?」
「友達と旅行に行かないかと誘われていて……」
「へえ! いいね。友達と旅行行くのはとてもいいことだ。楽しんでくるといい」
そう言って美結花の頭をなでる。
「それで夏目は温泉卵好きかい?」
「…さあ…?」
食べたことのなかった彼はそう答えるしかなかった。
「一緒に行かないかい?。温泉旅館」
「は?」
誘われた夏目は戸惑う。
「芳香剤の懸賞で当たったんだ。温泉ペア旅券」
「芳香剤……」
「懸賞……」
気になる単語が聞こえて戸惑ってしまう。
「なぜ俺なんです? ……女性でも誘ったらどうです?」
「うちの事務所そういうの禁止なんだ」
自分はいいのだろうかと美結花は思った。
彩たちに誘われなかったらきっとおそらく誘われていた。従兄もいるのでスキャンダルにならないと思われたのだろうか。
「毎度何となくうさんくさい男だな。夏目、そのガキ喰ってやろうか」
「なんか気に食わないわね。お腹壊しそうだけど喰ってもいい?」
入店を禁止されたニャンコ先生と佐貝が窓から声をかける。
「…男友達だっているでしょうに」
二人を無視して夏目が言った。
「いや。同じ風景が見える友人は君たちだけだよ」
妖が見える友人は自分たちだけ。名取はそう言っているのだ。
だから夏目を誘ったのだろうか。気兼ねなく旅行するために。
「…俺、旅行したことないんです」
行く気になったのか夏目が旅行ははじめてだと申告した。
「親御さんには私から話そう。そうだ、その旅館、ペットも可だよ」
「何──!? 行くぞ、夏目。卵卵、温泉卵!」
盛り上がるニャンコ先生。
その様子を見て思わず美結花はため息をつきたくなった。
