夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第一話 会いに行きましょう
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「ほう。夏目に会いにな……」
ニャンコ先生と名乗った白い猫が呟く。彼は佐貝と同じように普通の猫の気配をしていない。きっと妖だろう。
「俺に……」
夏目が呟く。
「うん、幸せにやっているか見てみたかったの」
「美結花は……」
「私? 私はここから電車で五つ目の駅の町に住んでいるわ。いつでも会える距離よ」
彼女はそう言うが、そこに寂しさがあることは否めない。
「美結花……」
「ねえ、貴志。この街を案内してよ。私、あなたの住んでいる街を見てみたいの」
「あ、ああ……」
夏目は思わずうなずいた。
「それじゃあ行こうか」
二人は歩き出す。
『夏目様──! ここに居ましたか!』
『ここにいる! ここにいる!』
「うわっ! 中級!」
ひとつめと牛の妖怪に夏目は驚くが、すぐに落ち着いた。
(なんだか顔見知りの反応に近いかも……)
美結花は思った。
『おや、そちらの方は? 我らが視えているようですが……』
「ああ、中級。紹介するよ。彼女は美結花。俺の母方の従妹で俺と同じくレイコさんの孫なんだ」
「夏目美結花です。よろしく」
『あの夏目レイコの孫でございますか!』
じーっと中級たちは美結花を見る。
「それで? 中級、いったい何の用だ? 俺は彼女を案内しなければいけないんだが」
『おおっと忘れるところでした。昼間から退屈をしておりましてな。酒を一杯というところで皆で集まっていたのです。是非退屈しのぎに……いえ、夏目様も楽しめると思いまして……』
「言っておくけど、俺は酒が飲めないからな。美結花もだ」
『そんなこと言わずに~!』
「うわああああ!」
「きゃああああ!」
二人は強引に中級たちにどこかへと連れていかれる。
「きゃ!」
「うわっ!」
気が付くと原っぱに投げ出されていた。
『おや、夏目殿』
「三篠……」
夏目が馬の顔に手が馬と人の手が混ざったような大きな妖の名前を呟く。
『おや、そこの人の子は我がが視えるようですね』
「ああ、紹介するよ。従妹の美結花だ。俺と同じでレイコさんの孫なんだ」
『なるほど……』
三篠と呼ばれた妖が頷く。
『レイコの孫? 道理で……。目元のあたりなんかそっくりだよ! 可愛いねえ~!』
派手な着物を着た女妖に抱き着かれて美結花の顔が引き攣る。
「相変わらずね、ヒノエ」
『その声……。あんた佐貝かい?』
ヒノエと呼ばれた女妖は佐貝を知っているらしい。
『ぶひゃひゃひゃ! なんだい、斑ともどもそんなちんけな格好になっちまって!』
「ちんけじゃないし! 可愛いし!」
「そうだそうだ! 私に似合っているだろうが!」
佐貝とニャンコ先生が抗議をする。
『はあ? どこがあ? ちんけな姿にしか見えないけどね?』
そこで三人は喧嘩を始めてしまった。
『さあ、踊って歌いましょう~!』
『楽しい! 楽しい!』
中級たちが美結花を誘う。
美結花は中級たちに巻き込まれ、お酒を飲まされそうになったり、踊ったり歌ったりをしていた。
(なんか楽しいかも……)
妖に追いかけられてばかりだった彼女にとって楽しい一日になった。
ニャンコ先生と名乗った白い猫が呟く。彼は佐貝と同じように普通の猫の気配をしていない。きっと妖だろう。
「俺に……」
夏目が呟く。
「うん、幸せにやっているか見てみたかったの」
「美結花は……」
「私? 私はここから電車で五つ目の駅の町に住んでいるわ。いつでも会える距離よ」
彼女はそう言うが、そこに寂しさがあることは否めない。
「美結花……」
「ねえ、貴志。この街を案内してよ。私、あなたの住んでいる街を見てみたいの」
「あ、ああ……」
夏目は思わずうなずいた。
「それじゃあ行こうか」
二人は歩き出す。
『夏目様──! ここに居ましたか!』
『ここにいる! ここにいる!』
「うわっ! 中級!」
ひとつめと牛の妖怪に夏目は驚くが、すぐに落ち着いた。
(なんだか顔見知りの反応に近いかも……)
美結花は思った。
『おや、そちらの方は? 我らが視えているようですが……』
「ああ、中級。紹介するよ。彼女は美結花。俺の母方の従妹で俺と同じくレイコさんの孫なんだ」
「夏目美結花です。よろしく」
『あの夏目レイコの孫でございますか!』
じーっと中級たちは美結花を見る。
「それで? 中級、いったい何の用だ? 俺は彼女を案内しなければいけないんだが」
『おおっと忘れるところでした。昼間から退屈をしておりましてな。酒を一杯というところで皆で集まっていたのです。是非退屈しのぎに……いえ、夏目様も楽しめると思いまして……』
「言っておくけど、俺は酒が飲めないからな。美結花もだ」
『そんなこと言わずに~!』
「うわああああ!」
「きゃああああ!」
二人は強引に中級たちにどこかへと連れていかれる。
「きゃ!」
「うわっ!」
気が付くと原っぱに投げ出されていた。
『おや、夏目殿』
「三篠……」
夏目が馬の顔に手が馬と人の手が混ざったような大きな妖の名前を呟く。
『おや、そこの人の子は我がが視えるようですね』
「ああ、紹介するよ。従妹の美結花だ。俺と同じでレイコさんの孫なんだ」
『なるほど……』
三篠と呼ばれた妖が頷く。
『レイコの孫? 道理で……。目元のあたりなんかそっくりだよ! 可愛いねえ~!』
派手な着物を着た女妖に抱き着かれて美結花の顔が引き攣る。
「相変わらずね、ヒノエ」
『その声……。あんた佐貝かい?』
ヒノエと呼ばれた女妖は佐貝を知っているらしい。
『ぶひゃひゃひゃ! なんだい、斑ともどもそんなちんけな格好になっちまって!』
「ちんけじゃないし! 可愛いし!」
「そうだそうだ! 私に似合っているだろうが!」
佐貝とニャンコ先生が抗議をする。
『はあ? どこがあ? ちんけな姿にしか見えないけどね?』
そこで三人は喧嘩を始めてしまった。
『さあ、踊って歌いましょう~!』
『楽しい! 楽しい!』
中級たちが美結花を誘う。
美結花は中級たちに巻き込まれ、お酒を飲まされそうになったり、踊ったり歌ったりをしていた。
(なんか楽しいかも……)
妖に追いかけられてばかりだった彼女にとって楽しい一日になった。
