夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第一話 会いに行きましょう
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佐貝とともに美結花は電車に乗った。今お世話になっている家は美結花に無関心でどこで何をしていようと構わないという感じだった。しかし彼女がついうっかりと妖と話してしまったり、からかわれたりして騒ぎを起こすと嫌な顔をする。妖が視えない彼らにとって変な行動をとっているようにしか見えないからだ。
「佐貝、降りるよ」
佐貝が入ったバッグをもって駅を降りる。
従兄が住んでいるという町は自然がたくさんで空気がきれいな場所だった。
「いいところね」
思わず言葉が漏れる。
「そうね。妖もたくさんいるしね……」
佐貝のいうとおりだった。
妖があちらこちらにいる。目に映るものはこちらをちらりと見ていくか気づかない。佐貝曰く「小物だ。害はない」存在である。
「さて、貴志はどこだろう……」
「住所は知っているの?」
「それが……」
すんでいる場所は知っているが、家は知らない。そんな大事なことに今気づいた。
「お前は本当に阿保ね~」
「う、だって……。幸せに暮らしているのが嬉しくて……」
「だからと言って訊くの忘れる? とんでもない馬鹿よ!」
「そこまで言わなくてもいいでしょう! 佐貝だってよく酔っぱらって大事なものをなくしたりするくせに!」
「そこは今関係ない!」
言い争いに夢中になって周りへの注意がおろそかになっていた。人にぶつかってしまった。
「きゃっ!」
「うわっ!」
お互いにしりもちをついてしまう。ぶつかった人は少年だった。
「ご、ごめんなさい……。大丈夫ですか? ってえ?」
「いえ、こちらこそ周りを見ていなかったので……。あ!」
ぶつかった少年と美結花は驚く。
「貴志?」
「美結花?」
ぶつかった少年は会いたかった従兄だったのだ。
「夏目~! 一人で勝手にちょろちょろしおって。ってなんだ、この異様な空気は」
そこに佐貝に似たぶさいくな白い猫がやってきた。
再会は突然にやってくるものである。
「佐貝、降りるよ」
佐貝が入ったバッグをもって駅を降りる。
従兄が住んでいるという町は自然がたくさんで空気がきれいな場所だった。
「いいところね」
思わず言葉が漏れる。
「そうね。妖もたくさんいるしね……」
佐貝のいうとおりだった。
妖があちらこちらにいる。目に映るものはこちらをちらりと見ていくか気づかない。佐貝曰く「小物だ。害はない」存在である。
「さて、貴志はどこだろう……」
「住所は知っているの?」
「それが……」
すんでいる場所は知っているが、家は知らない。そんな大事なことに今気づいた。
「お前は本当に阿保ね~」
「う、だって……。幸せに暮らしているのが嬉しくて……」
「だからと言って訊くの忘れる? とんでもない馬鹿よ!」
「そこまで言わなくてもいいでしょう! 佐貝だってよく酔っぱらって大事なものをなくしたりするくせに!」
「そこは今関係ない!」
言い争いに夢中になって周りへの注意がおろそかになっていた。人にぶつかってしまった。
「きゃっ!」
「うわっ!」
お互いにしりもちをついてしまう。ぶつかった人は少年だった。
「ご、ごめんなさい……。大丈夫ですか? ってえ?」
「いえ、こちらこそ周りを見ていなかったので……。あ!」
ぶつかった少年と美結花は驚く。
「貴志?」
「美結花?」
ぶつかった少年は会いたかった従兄だったのだ。
「夏目~! 一人で勝手にちょろちょろしおって。ってなんだ、この異様な空気は」
そこに佐貝に似たぶさいくな白い猫がやってきた。
再会は突然にやってくるものである。
