夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第八話 雪の日の迷子
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「町にはどこから来たの?」
『分かんない。お母さんについてきただけだから……』
「手掛かりなしか……」
美結花は夏目と顔を見合わせた。
「いや、手掛かりならある」
「先生?」
「そいつは雪の子という妖だ。吹雪に乗って大きな原っぱへとやってくる。そして森の奥にやってきて雪を降らせる。そういう妖だ」
「つまり原っぱや森を探せばいいの」
佐貝の言葉に夏目がはっとした。
「八ツ原か!」
八ツ原は原っぱもあり、森もある。夏目たちにとっても土地勘のある場所だ。そこから探してみるのはいいかもしれない。
「八ツ原に行きましょう」
ユキミツの腕を美結花は引いた。
『母さ~ん! 母さん~! どこ~!』
原っぱにつくなりユキミツは叫んだ。
「この子のお母さんをみなかったか?」
『いいえ。みませんでした』
「みなかった?」
『私は知りません。ちょうど吹雪で洞窟にこもっていましたので』
夏目と美結花はあちこちの妖に聞いていたが、効果はなかった。
『おや、夏目様と美結花様じゃないですか』
『夏目様~! 美結花様~!』
一つ目と牛の二人組の妖がやってきた。
「中級!」
夏目が驚く。
「ちょうどよかったわ。中級。この子のお母さん、見なかった?」
美結花は隣の幼子を中級たちに見せる。
『おや、雪の子じゃないですか。あいにく見ていませんなあ……』
『みてない、見てない』
「そう……」
中級たちなら知っていると思ったが、知らないらしい。
『この子の親をお探しで?』
「ああ。そうだ。中級たち、手伝ってくれないか?」
『夏目様の言葉なら手伝いましょう。ちょうど暇でしたし』
快く彼らは頷いてくれた。
「決まりね。次に行きましょう」
美結花はそう幼子を促した。
『分かんない。お母さんについてきただけだから……』
「手掛かりなしか……」
美結花は夏目と顔を見合わせた。
「いや、手掛かりならある」
「先生?」
「そいつは雪の子という妖だ。吹雪に乗って大きな原っぱへとやってくる。そして森の奥にやってきて雪を降らせる。そういう妖だ」
「つまり原っぱや森を探せばいいの」
佐貝の言葉に夏目がはっとした。
「八ツ原か!」
八ツ原は原っぱもあり、森もある。夏目たちにとっても土地勘のある場所だ。そこから探してみるのはいいかもしれない。
「八ツ原に行きましょう」
ユキミツの腕を美結花は引いた。
『母さ~ん! 母さん~! どこ~!』
原っぱにつくなりユキミツは叫んだ。
「この子のお母さんをみなかったか?」
『いいえ。みませんでした』
「みなかった?」
『私は知りません。ちょうど吹雪で洞窟にこもっていましたので』
夏目と美結花はあちこちの妖に聞いていたが、効果はなかった。
『おや、夏目様と美結花様じゃないですか』
『夏目様~! 美結花様~!』
一つ目と牛の二人組の妖がやってきた。
「中級!」
夏目が驚く。
「ちょうどよかったわ。中級。この子のお母さん、見なかった?」
美結花は隣の幼子を中級たちに見せる。
『おや、雪の子じゃないですか。あいにく見ていませんなあ……』
『みてない、見てない』
「そう……」
中級たちなら知っていると思ったが、知らないらしい。
『この子の親をお探しで?』
「ああ。そうだ。中級たち、手伝ってくれないか?」
『夏目様の言葉なら手伝いましょう。ちょうど暇でしたし』
快く彼らは頷いてくれた。
「決まりね。次に行きましょう」
美結花はそう幼子を促した。
