夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第八話 雪の日の迷子
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『助かったよ、お姉ちゃん。強いんだね』
そう言って美結花の手をつかむ。その手はあり得ないほど冷たかった。
「あなた、妖?」
気配は人と見まがうほどしっかりしているのに手は冷たく、体温がない。人ではありえないことだった。
『うん、そうだよ。お姉ちゃんたちは人間?』
首をかしげてくる。
その姿は幼くて見た目と精神が一致しているように思える。まだ年若い妖なのだろう。
「そうよ。どうしてあの妖に追われていたの?」
『僕、母さんとはぐれて探していたんだ。そしたらあの妖に出くわして……』
どうやらこの妖は母親を探している途中に黒い妖に出くわして襲われたらしい。
「そう……」
「君はお母さんとここに? それでお母さんとはぐれてしまったと?」
『うん……』
夏目の言葉にうなずく。
『僕はユキミツ。お兄ちゃん、お姉ちゃん! 僕と一緒に母さんを探して!』
ユキミツと名乗った妖はそんなことを言った。
「阿呆! お前の面倒を見ている暇はないわ! 帰れ!」
「そうよ、一人で探しなさいよ!」
先生と佐貝が罵倒する。
「お母さんとはどこではぐれたの?」
美結花はユキミツと目線を合わせた。
「まさか、探してあげるつもり?」
佐貝が言った。
『お兄ちゃん、お姉ちゃん、一緒に探してくれるの!?』
ユキミツの顔が輝く。
「少しの間だけだぞ」
『それでもうれしいよ! あのね、お母さんとはこの街に着いたとたんにはぐれたの!』
ぎゅうと夏目と美結花の手を握る姿は可愛い。
「知らんぞ。どうなっても……」
「勝手にすれば……」
先生たちはあきれていた。それでも付き合ってくれるところからしてもお人よしだと思う。
そう言って美結花の手をつかむ。その手はあり得ないほど冷たかった。
「あなた、妖?」
気配は人と見まがうほどしっかりしているのに手は冷たく、体温がない。人ではありえないことだった。
『うん、そうだよ。お姉ちゃんたちは人間?』
首をかしげてくる。
その姿は幼くて見た目と精神が一致しているように思える。まだ年若い妖なのだろう。
「そうよ。どうしてあの妖に追われていたの?」
『僕、母さんとはぐれて探していたんだ。そしたらあの妖に出くわして……』
どうやらこの妖は母親を探している途中に黒い妖に出くわして襲われたらしい。
「そう……」
「君はお母さんとここに? それでお母さんとはぐれてしまったと?」
『うん……』
夏目の言葉にうなずく。
『僕はユキミツ。お兄ちゃん、お姉ちゃん! 僕と一緒に母さんを探して!』
ユキミツと名乗った妖はそんなことを言った。
「阿呆! お前の面倒を見ている暇はないわ! 帰れ!」
「そうよ、一人で探しなさいよ!」
先生と佐貝が罵倒する。
「お母さんとはどこではぐれたの?」
美結花はユキミツと目線を合わせた。
「まさか、探してあげるつもり?」
佐貝が言った。
『お兄ちゃん、お姉ちゃん、一緒に探してくれるの!?』
ユキミツの顔が輝く。
「少しの間だけだぞ」
『それでもうれしいよ! あのね、お母さんとはこの街に着いたとたんにはぐれたの!』
ぎゅうと夏目と美結花の手を握る姿は可愛い。
「知らんぞ。どうなっても……」
「勝手にすれば……」
先生たちはあきれていた。それでも付き合ってくれるところからしてもお人よしだと思う。
