夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第六話 呪術師の会
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二人はある部屋にたどり着いた。
「くそ。ここは気配が多すぎて……」
「賞金首の気配が分からなくなってきた……」
二人は悔しそうな顔をした。
しばらく気配を探っていると部屋にいた人が名取と水崎に話しかけてきた。
カサカサ
「夏目?」
「美結花?」
「「静かに!」」
二人は音を聞き取ろうと必死だ。
探していると天井に血の付いた紙人形があるのが見える。
(あんなところに──)
それにしてもいったい誰の血だろう?
「みんな下がって!」
血の持ち主を考えていると夏目が叫んだ。
次の瞬間、天井から賞金首が落ちてきた。
背中に太刀が刺さっている。
「柊の……」
夏目が息を飲む。
「出たな」
名取が前に出る。
賞金首は妖の一団の方に向かっていく。
「やめて!」
「やめろ!」
二人は前にでた。
ガブリ。夏目が腕をかまれる。
「「このっ!」」
パンチとキックをそれぞれ放つ。賞金首は吹っ飛んだ。
「先生!」
「佐貝! お願い!」
「追ってやるわ」
「仕方ないわね」
二人は白の狼みたいな獣と黒の山猫に変化する。
「何だ!? あのような大きな式……」
「名取、あの子たちは一体……。あの化け物を拳と蹴りで追い払うとは……!!」
周りの者たちがざわめく。
「名取! 小僧! 小娘! 追うな!」
その声を後に三人は外へと向かった。
「さあ、準備だ」
かりかりと名取は陣を描き始め、夏目に術を教える。また美結花にも別の術を教えた。
「夏目、腕は大丈夫かい?」
「ええ、柊の字のおかげで。柊は無事でしょうか……」
「君ほど無茶はしないさ。よし。陣ができた。道具も即席だが……。やり方は今教えた通り。落ち着いて。美結花もさっきの術をその通りに」
「「はい」」
二人頷いた。
「! 来ます。先生と佐貝がこっちに奴を追ってきます」
「よし、やるぞ。まずは美結花から」
「はい! 我はその力を求む。風と嵐の力によって力無きものは弾かれよ!」
ふわりと視えない風が美結花たちを包む。これであの大妖の瘴気をはじき、こちらからは攻撃ができる。
次に夏目が封印の術を唱える。
「出でよ、我はその手を求む」
パンと夏目が柏手をうつ。
「掴め。闇を守りし者よ」
その言葉と共にいくつもの手が壺から出てくる。
賞金首は悲鳴を上げながら壺に吸い込まれていった。
「ふたっ!」
名取は慌てて壺にふたをした。
「お、終わった……。まさか成功するとは……」
ぐったりとしながら名取が言った。
そんな二人に自分たちが吸い込まれたらどうすると先生と佐貝が文句を言った。
「名取! 夏目君、美結花ちゃん!」
焦った顔で水崎がやってくる。
「水崎……。終わったよ」
「ああ、そうみたいだな。あの大妖相手によくぞ無事で……」
「夏目たちのおかげだ」
「そうか……。よかったな」
水崎は少し笑ってくれた。
「くそ。ここは気配が多すぎて……」
「賞金首の気配が分からなくなってきた……」
二人は悔しそうな顔をした。
しばらく気配を探っていると部屋にいた人が名取と水崎に話しかけてきた。
カサカサ
「夏目?」
「美結花?」
「「静かに!」」
二人は音を聞き取ろうと必死だ。
探していると天井に血の付いた紙人形があるのが見える。
(あんなところに──)
それにしてもいったい誰の血だろう?
「みんな下がって!」
血の持ち主を考えていると夏目が叫んだ。
次の瞬間、天井から賞金首が落ちてきた。
背中に太刀が刺さっている。
「柊の……」
夏目が息を飲む。
「出たな」
名取が前に出る。
賞金首は妖の一団の方に向かっていく。
「やめて!」
「やめろ!」
二人は前にでた。
ガブリ。夏目が腕をかまれる。
「「このっ!」」
パンチとキックをそれぞれ放つ。賞金首は吹っ飛んだ。
「先生!」
「佐貝! お願い!」
「追ってやるわ」
「仕方ないわね」
二人は白の狼みたいな獣と黒の山猫に変化する。
「何だ!? あのような大きな式……」
「名取、あの子たちは一体……。あの化け物を拳と蹴りで追い払うとは……!!」
周りの者たちがざわめく。
「名取! 小僧! 小娘! 追うな!」
その声を後に三人は外へと向かった。
「さあ、準備だ」
かりかりと名取は陣を描き始め、夏目に術を教える。また美結花にも別の術を教えた。
「夏目、腕は大丈夫かい?」
「ええ、柊の字のおかげで。柊は無事でしょうか……」
「君ほど無茶はしないさ。よし。陣ができた。道具も即席だが……。やり方は今教えた通り。落ち着いて。美結花もさっきの術をその通りに」
「「はい」」
二人頷いた。
「! 来ます。先生と佐貝がこっちに奴を追ってきます」
「よし、やるぞ。まずは美結花から」
「はい! 我はその力を求む。風と嵐の力によって力無きものは弾かれよ!」
ふわりと視えない風が美結花たちを包む。これであの大妖の瘴気をはじき、こちらからは攻撃ができる。
次に夏目が封印の術を唱える。
「出でよ、我はその手を求む」
パンと夏目が柏手をうつ。
「掴め。闇を守りし者よ」
その言葉と共にいくつもの手が壺から出てくる。
賞金首は悲鳴を上げながら壺に吸い込まれていった。
「ふたっ!」
名取は慌てて壺にふたをした。
「お、終わった……。まさか成功するとは……」
ぐったりとしながら名取が言った。
そんな二人に自分たちが吸い込まれたらどうすると先生と佐貝が文句を言った。
「名取! 夏目君、美結花ちゃん!」
焦った顔で水崎がやってくる。
「水崎……。終わったよ」
「ああ、そうみたいだな。あの大妖相手によくぞ無事で……」
「夏目たちのおかげだ」
「そうか……。よかったな」
水崎は少し笑ってくれた。
