夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第四十四話 裏山の噂
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「おいこら中年ニャンコ。なんで田沼を巻き込んだんだ!」
夏目が怒る。
「先生が余計なことを言って巻き込むから……」
美結花は恨めし気に先生を見た。
「巻き込んでおらんぞ! 奴が勝手に突っ込んできたんだろうが!」
「そうね。無視しなかったのは田沼だし」
佐貝が同意する。
「突っ込まれるようなことを言うからだろう!」
「なんだと! 大体お前が!」
わーわーと言い合いになる。
「佐貝も止めてよ……」
今度は美結花が佐貝をなじった。
「止められるか! というか似ていたでしょ!」
「似てないよ! 先生の貴志は貴志じゃない!」
「もう贅沢ね!」
今度はこちらでも言い合いになった。
「こほん。失礼しました……」
落ち着いたところで美結花は田沼に謝った。
「──先生、夏目さん、佐貝。本当にこの中に夏目が?」
「ああ、そうだ」
「そうよ」
「貴志が入っている」
それに田沼はじーっと瓶の中を凝視した。
「……駄目だ。視えない」
田沼ががっくりと肩を落とす。
「でしょうね」
「だろうな。ちなみに夏目は鬼の形相だ」
「ニャンコ先生!」
夏目が怒る。
言葉通り本当に鬼の形相だった。
「え、怒っているのか?」
田沼が美結花の方を向いた。
美結花は肩をすくめた。
「夏目は…なんて言っているんだ?」
「お前にか? 聞かなくても分かっているだろう?」
「おい先生!」
「……貴志は巻き込みたくないのよ」
美結花は教えてあげた。
「美結花!」
今度は夏目が美結花に対して怒る。
「──ああ、まあそうだな。でも今の俺には夏目が何を言っているか聞きようがないし。手伝うのは俺の勝手だよな」itake
「田沼君……」
美結花も巻き込みたくなかったが、田沼の意志は固いようだった。
「夏目だって俺がこんな目にあったらきっと同じことをするだろうし。文句は聞かないからな。言いたければその瓶から無事に出てからいえ」
「でも……」
美結花は渋った。
「夏目さんも文句は終わってから聞くから」
「田沼君……」
どうやら田沼が美結花達を手伝うことになりそうだった。
夏目が怒る。
「先生が余計なことを言って巻き込むから……」
美結花は恨めし気に先生を見た。
「巻き込んでおらんぞ! 奴が勝手に突っ込んできたんだろうが!」
「そうね。無視しなかったのは田沼だし」
佐貝が同意する。
「突っ込まれるようなことを言うからだろう!」
「なんだと! 大体お前が!」
わーわーと言い合いになる。
「佐貝も止めてよ……」
今度は美結花が佐貝をなじった。
「止められるか! というか似ていたでしょ!」
「似てないよ! 先生の貴志は貴志じゃない!」
「もう贅沢ね!」
今度はこちらでも言い合いになった。
「こほん。失礼しました……」
落ち着いたところで美結花は田沼に謝った。
「──先生、夏目さん、佐貝。本当にこの中に夏目が?」
「ああ、そうだ」
「そうよ」
「貴志が入っている」
それに田沼はじーっと瓶の中を凝視した。
「……駄目だ。視えない」
田沼ががっくりと肩を落とす。
「でしょうね」
「だろうな。ちなみに夏目は鬼の形相だ」
「ニャンコ先生!」
夏目が怒る。
言葉通り本当に鬼の形相だった。
「え、怒っているのか?」
田沼が美結花の方を向いた。
美結花は肩をすくめた。
「夏目は…なんて言っているんだ?」
「お前にか? 聞かなくても分かっているだろう?」
「おい先生!」
「……貴志は巻き込みたくないのよ」
美結花は教えてあげた。
「美結花!」
今度は夏目が美結花に対して怒る。
「──ああ、まあそうだな。でも今の俺には夏目が何を言っているか聞きようがないし。手伝うのは俺の勝手だよな」itake
「田沼君……」
美結花も巻き込みたくなかったが、田沼の意志は固いようだった。
「夏目だって俺がこんな目にあったらきっと同じことをするだろうし。文句は聞かないからな。言いたければその瓶から無事に出てからいえ」
「でも……」
美結花は渋った。
「夏目さんも文句は終わってから聞くから」
「田沼君……」
どうやら田沼が美結花達を手伝うことになりそうだった。
