夏目の従妹が主人公。原作設定。黒髪に翡翠の瞳の美少女です。
第五話 蛍の妖
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「ホタル──!!」
「ホタル、どこだ!」
夜道を二人は走るが暗くて枝とかにぶつかってしまう。
『じれったい。乗れ』
『急ぐわよ』
ニャンコ先生と佐貝は本来の姿になった。
「先生!」
「佐貝!」
二人は乗った。
そのおかげで沼地に着いた。
「やばい! あの妖!」
美結花は慌てた。ちょうどホタルを食べようとしているときだったのだ。
「やめろ──!」
「やめて──!」
夏目と美結花は斑と佐貝ごと突っ込んでいった。
二人は地面にたたきつけられる。
「ホタルは!?」
美結花が訊く。
「今ので逃げたか……。この臭い。別の蛍だ」
先生が言った。
「それじゃあホタルは……」
夏目が言った。
「今頃会いに行っているだろうさ」
「よかった……」
無事会えたらいいなと美結花は思う。
その頃、章史さんの手に一匹の蛍が止まった。
「──あら、ふふ。章史さんに蛍が止まっている。きれい──…」
婚約者が笑う。
「──…本当だ。キレイだ」
章史さんも笑った
「まるで──…」
そう言いかけて一人の妖を思い出した。
「…待…。あ」
一斉に蛍が出てくる。
そんな中美結花は蛍の群れをじっと見つめていた。
「すごく綺麗ね」
「そうね」
「いつか私も見えなくなるのかな……」
「さあね?」
佐貝はそっけない。
「だけど見えなくなったとしても私はあなたのそばにいるわよ」
「ありがとう」
美結花は笑った。
そのそばを一匹の蛍が通り過ぎる。
「さようなら、ホタル……」
一途な優しい妖怪よ──……。
数日後、章史さんは結婚した。
ホタルもどこかで見守っているのだろうか。
「ねえ。佐貝。見えなくなったとしてもさ。思い出は消えないのね」
結婚式をこっそり見た後、美結花は言った。
「やっとわかったのね」
佐貝は少々呆れているようだ。
「うん。貴方たちがレイコさんを覚えているように私のことも覚えていてね……。たとえ見えなくなったとしても……」
「馬鹿ね……」
そう言った佐貝の声は優し気だった。
「ホタル、どこだ!」
夜道を二人は走るが暗くて枝とかにぶつかってしまう。
『じれったい。乗れ』
『急ぐわよ』
ニャンコ先生と佐貝は本来の姿になった。
「先生!」
「佐貝!」
二人は乗った。
そのおかげで沼地に着いた。
「やばい! あの妖!」
美結花は慌てた。ちょうどホタルを食べようとしているときだったのだ。
「やめろ──!」
「やめて──!」
夏目と美結花は斑と佐貝ごと突っ込んでいった。
二人は地面にたたきつけられる。
「ホタルは!?」
美結花が訊く。
「今ので逃げたか……。この臭い。別の蛍だ」
先生が言った。
「それじゃあホタルは……」
夏目が言った。
「今頃会いに行っているだろうさ」
「よかった……」
無事会えたらいいなと美結花は思う。
その頃、章史さんの手に一匹の蛍が止まった。
「──あら、ふふ。章史さんに蛍が止まっている。きれい──…」
婚約者が笑う。
「──…本当だ。キレイだ」
章史さんも笑った
「まるで──…」
そう言いかけて一人の妖を思い出した。
「…待…。あ」
一斉に蛍が出てくる。
そんな中美結花は蛍の群れをじっと見つめていた。
「すごく綺麗ね」
「そうね」
「いつか私も見えなくなるのかな……」
「さあね?」
佐貝はそっけない。
「だけど見えなくなったとしても私はあなたのそばにいるわよ」
「ありがとう」
美結花は笑った。
そのそばを一匹の蛍が通り過ぎる。
「さようなら、ホタル……」
一途な優しい妖怪よ──……。
数日後、章史さんは結婚した。
ホタルもどこかで見守っているのだろうか。
「ねえ。佐貝。見えなくなったとしてもさ。思い出は消えないのね」
結婚式をこっそり見た後、美結花は言った。
「やっとわかったのね」
佐貝は少々呆れているようだ。
「うん。貴方たちがレイコさんを覚えているように私のことも覚えていてね……。たとえ見えなくなったとしても……」
「馬鹿ね……」
そう言った佐貝の声は優し気だった。
